2009年03月02日

ブレスは大切

 フルートのレッスンに行って参りました。今週はアルテの第8課(の前半)を見てもらいました。8課の1番、3番、4番は合格。9番以降は宿題。そういう結果です。

 振り返ります。

 2番はだいたい良いのだけれど、まだ少しぎこちない。合格にするには…ということで、もう少し練習してきてくださいとのこと。ま、これは自分でもよく分かってますので、最初からそのつもりでした。誤魔化をやめて、わずか一週間。まだ指がバタバタしています。ドレドレも難しいけれど、ミレミレはもっと難しいです。

 5番は本当はOKでもいいくらいだけれど、もう少し練習して欲しいので、あえて不合格なのだそうです。

 では、どのあたりが“もう少し練習”なのかというと、曲の出だしとブレスのところ。
 以前にも言われたことがあるのだけれど、私は曲の出だしがダメなんだそうです。溜めも何もなく、いきなりヌルッと曲に入ってしまうので、それではダメですとのことです。曲の出だしは、とても大切なので、しっかり気持ちを整えて、音を出す準備もしっかりしてから、曲を始めてくださいとのこと。最初のうちは、曲の前に数音程度、音を出して確認するくらいでちょうどよいかもしれないとのこと。つまり、そういう注意を受けるほど、何の準備も無しに、いきなり曲を吹き始めてしまうのが私なんだそうです。

 今までは「では始めてください」「ピー」だったのね。それこそ、始めの合図で間髪入れずに曲を吹き始めてた(と言うと、少しおおげさかな? でも、割とすぐに曲に入っていた)ので、フルートも体も何の準備もないままでの演奏に突入だったので、演奏が乱暴だし、音も汚い。そこを改めてください、というわけです。

 そこで私は自分がカラヤンにでもなった気分で、しっかり気が満ちるまで演奏をしない方向にしました。ま、問題は気だけでなく、体の準備も必要なのですが、まずは気から。気合を充実させれば、自然と体の準備も整うわけだし、まずは曲の出だしに神経を使うことにしました。

 それともう一つ。ブレスですね。実は今まで、ブレスはいいかげんにやってました。と言うより、ブレス記号のあるところで、なるべくブレスを取るようにし、それでも足りなければ、随時ブレスを取る…という方針でした。これは今までは仕方のなかったことで、まずは指示通りのブレスの間隔では、ブレスが持たなかったという、やむを得ない事情があります。あと、ブレスがヘタで、ブレス記号のところでブレスができなかったという、これまたやむを得ない事情がありました。なので、笛先生も今までは見逃していたのですが、そろそろブレスもきちんとしましょう…という話なのです。

 たぶん、始めてでしょう、ブレスを意識して記号通りにブレスを取ったのは。やれば、どうにかなるものです。と言うか、いつの間にかできるようになってました。ブレスをきちんと記号通りに取る事で、音楽が落ち着いて聞こえるようになったそうです。

 なので、5番は本当はOKなのだけれど、曲の出だしとブレスに気を使う事を習慣づけるために、もう少し練習してきてください、になりました。

 6番も同様です。本当はOKでもいいのだけれど、曲の出だしとブレスの注意のために、もう少しです。さらに6番と次の7番に関しては、高音ミに関する注意もありました。

 高音ミはちゃんと出ているのだけれど、もうすこし柔らかく出す癖を身につけましょうと言われました。

 アゲハにEメカが付いていないせいかは知りませんが、私は高音ミをかなり強く吹く癖があります。だって優しく吹くと、音が低い方にひっくり返るし、まなじミが出てもかすれた音になってしまうので、ここは一発景気よくピーと吹いていたのですが、これはダメなんです。先生がおっしゃるには、今はかすれてもいいので、弱く優しく高音ミを出すようにしましょうとの事です。今はかすれてもいい……いいんだそうです。と言うのも、いずれはフルートの音に響きが付いてくるようになるので、響きが付けば、かすれた音もかすれて聞こえなくなるので、今の段階での音のかすれは気にしない。それよりも、強い音の方が耳について不快なので、綺麗に優しく柔らかく高音のミを出す癖をつけましょうです。

 要は癖の問題で、悪い癖を身につけないように、良い癖だけを身につけるように練習しましょう、なのです。

 7番もだいたいOKなんだけれど、6番同様の注意に加え、さらにもう一つダメ出しがありました。それは「音を近くに落とさないで、遠くに飛ばすように気をつける」です。これに関しては、アッと思うこともあり、「こんな感じで吹けばいいですか?」と即座に反応して吹いてみたのですが、先生がおっしゃるには「半分くらい…かな、OKなのは」という返事。ううむ、演奏力不足だ。思っている事が音にできない。

 「音を近くに落とさずに、遠くに飛ばす」というのは、その対処方法は分かっているつもりですし、たぶんできるはず……なのに、頭の中で分かっている事が、実際の演奏としては反映されていない。ここだ、悔しいのは! ジリジリします。練習だあ、練習だあ。
 8番は、純粋にダメでした。準備が十分ではなく、規定の速度では指が回りませんでした。「ご自分のお好きな速さで」と言われて、少しだけゆっくりにして吹いてみましたが、それでもやはりたどたどしくて…。特に最初のドレミレドは難しいですね。先生から、ドレミレドを含むドレミの音形の数カ所を指示され、そこだけを重点的に練習するように言われました。逆に言うと、それ以外は指も簡単だし、すでにできているので練習する必要もないとの事です。ドレミレド〜、ピアノで弾けば簡単なんだけれど、フルートではやっかいな音形ですよねえ…。

 最後に。レッスンの途中で「クチビルの形がいいですねえ。息の方向もバッチリです」と誉められました。いやあ、誉められるのって、うれいしね。誉められた次の瞬間から、クチビルの形が変わってしまって、途端に息漏れの多いクチになっちゃったみたいで、さっそく注意されました。それじゃあ、ダメじゃん。