2009年03月07日

死ぬまで元気だったカスミさん

 5日ほど前かな? カスミさんは、相も変わらずに、転覆ぷくぷくしてました。「ああ、今日も元気に転覆しているかなあ…」と眺めていたら、ちょっと異変に気づく。何となく、体がピンポンパールみたいになっている????

 よくよく見ると、ウロコが毛羽立っています。体も丸く膨張しています。触ってみると、すでに身体はブニョブニョ。ウロコはグニャグニャ。

 さてさて、余病が発生したみたいです。ウロコは松かさ病だね。それと体が丸く膨張しているのは、体内で不正な発酵がある証拠(つまり“ガスが貯まっている”状態)だね。体力免疫力抵抗力がいよいよ、じり貧状態って奴ですね。じっくり顔を見ていると、だいぶ体色も抜けてきて、あっちこっち透明になりつつあります。体液も十分に循環していないみたいです。どうやら転覆のせいで体力的にだいぶ弱ってきて、水槽内にいる常在菌にやられているみたいです。

 だいぶ、やばいな。

 特に問題はガスだね。転覆病とか松かさ病では、金魚は死なないけれど、ガスは命取りだね。金魚に限らず、多くの家畜がガスで死ぬんだ。ガスの原因としては、運動不足、血行不良、腸捻転などが考えられる。腸捻転なら一週間持たないね。

 いよいよかなあ…。人間だったら、腹部マッサージ&点滴で抗生物質を入れたいところだけど、相手が金魚じゃそうもいかない。自然治癒力に期待するしかないけれど、もう自然治癒力でどうこうできるレベルではない。

 本人的には望んでいないだろうけれど、病院水槽に隔離。多少、濃いめの塩水に漬ける事しました。まあ、気休めですけれどね。とにかくカスミさん、見た目は、転覆で松かさでプクプクしている以外は元気です。

 水槽に隔離してからも、ずっと元気でした。ついさっきまで元気でした。元気なところを確認したのですが、ふと気がつくと、静かに星になっていました。

 生き物って、死んじゃうその直前まで、頑張って元気に生きていくんだ。弱ったところは、飼い主にも見せない。本当の本当に死ぬまで元気でいるんだ。そう、死ぬまで元気だったんだ。本当はしんどかったのだろうけれども…。

posted by stone at 05:46| Comment(6) | TrackBack(0) | 金魚