2009年03月23日

トランプではありません、スランプです

 フルートのレッスンでした。

 実は最近、フルートは絶不調と言いますか、軽くスランプと言いますか、なんかダメなんですよ。ここ、一週間ほど、吹いてて楽しくない。なぜ楽しくないかと言うと、アゲハちゃんが、ふてくされているのですよ。

 もう、全然鳴らない(涙)。息を真剣に、ムキになって吹き込まないと音が出ない。ムキになって吹き込んで音は出ても、それは単に周波数的に正しい音であって、全く美的な音ではない。おまけに、ムキになって吹き込んでいるから、すぐに疲れる。吹き心地がとても重い。鈍重な音で、おまけにオクターブ下の音が何となく混ざっているし、息っぽい音だし、高音ミは常に中音ラだし…(嘆)。

 そんな音でフルート吹いてて楽しいわけないでしょ。だから、アルテの練習をしてても、全然進まないし、ましてやポピュラーソングなんて「ヤメヤメヤメ〜」状態でした。

 そんな状態でレッスンに行きました。楽しいはずのセッションレッスンに…。

 レッスンに行って、ジャンバラヤを吹くや否や、先生も異常に気がつく。「先週、あれだけキレイに鳴っていた、あの音はどこに行ったの?」と、尋ねられても答えられません(涙)。

 とにかくダメなんですよ。もう、ジャンバラヤはそっちのけにして、不調の原因を究明です。

 ともかく、ダメ出しをすれば、山のようです。まず姿勢でしょ。立ち姿やフルートの構え方のチェックでしょ、口の形でしょ。息の支えでしょ。リッププレートに残る息の形までチェックしましたよ。とにかく、あれこれチェックをするわけです。一つダメ出しを受けるたびに修正して吹いてみても、ダメなままで、なかなか原因が分かりませんでした。

 いやあ、レッスン時間の大半を使っても、全然分からない。

 そんな、そろそろレッスンも終りに近づいた時、先生が何気に「背中…? 背中、使ってる?」って、おっしゃいました。

 はい、正解。ビンゴ! 背中でした。背中を使い始めたら、何気にだいぶ良い音が出てきました。どうも、私はここ数日、背中を使って吹くのをサボっていたようです。

 フルートにだんだん慣れてきて、無意識に色々と手を抜き、あっちこっちサボっていたようです。それでも息を腰で吸うとか、きちんと支えるとかは、すぐに「マズイ!」と気がつき、修正するのですが、背中ですか…背中までは気が及びませんでした。

 とにかく、主な原因は分かりました。完全解決というわけではなかったのですが、レッスン時間も終わってしまいそうだったので、他はまた今度ということにして、とりあえずセッションをしてきました。

 まずは「ジャンバラヤ(Jambalaya)」。音の調子が今ひとつで、気が散ってしまって、ミスブロウ続出。心が弱い私です。

 先生がおっしゃるには「“こういう表現をしたい”という気持ちはあるけれど、その表現に技術が追いついていない」と言われました。当たっていると思います。まだフルート始めて、9カ月だもの。技術なんてあるわきゃあないよ。

 もう少しゆっくり吹いてもよいのではないかとアドバイスをいただきました。でもね、この速さで吹きたいのよ、私。できもしないのに、やろうとするから、技術不足って言われるんだよね。でもサ、アマチュアなんて、心意気一つだと思うんだよね…。違うか?

 とりあえず、この曲はこれでお終いです。

 高音ミの個所があるのですが、死にたくなるほど、汚い音しか出せず、とても悲しかったです。

 まだ、ちょっとだけ時間が残っていたので「もうすぐ17歳(Sixteen going on seventeen)」もやってみました。この曲は、サウンド・オブ・ミュージックの中の曲です。

 とりあえず吹いてみましたが、ジャンバラヤほどの思い入れもなければ、吹き込んでいないので、かなりつまらなくなってしまいました。先生に「すとんさんは、この曲をどういう風に吹いてみたいですか」と尋ねられました。私は「この曲はミュージカルの曲だけれど、とてもきれいなメロディーなので、オペラアリアのように、レガートでべったりと歌い上げたい」と言いました。

 それでは…と言うので、吹いてみました(先生はフルートでアドリブの伴奏です)。

 一言で言うとダメ。つまらない演奏になってしまいました。先生が試し「私ならこう吹く」という見本を聞かせてくれましたが、月とスッポンでした。「クラシック風に吹きたいと思っても、やはりこの曲はミュージカルの曲だから、リズムを感じながら吹かないとね」と言われました。そうします。次回のセッションのレッスンまで、吹き込んで、どう表現したいか考えてきます。

 フレーズの最後は大抵ロングトーンになっているのですが、このロングトーンの時、ただ音を伸ばしているだけではダメだと言われました。“何か”をしなさいとね。もちろん、この“何か”なんて楽譜には書いてないのですけれどね。確かに先生の模範演奏では、常に“何か”が行なわれていて、絶対に楽譜通りには演奏してはいないし、楽譜のままよりも数段かっこいい演奏が行なわれているのだけれど…、ううむ、今の私にその“何か”ができるのかと言われると…思いもつかないよ。

 アルペジオ? なんかそれも唐突な印象があるでしょ。フェイク? ムリムリ。だいたい、ミスタッチも多くて楽譜通りの演奏も難しいのだから、楽譜以上の演奏は…どうしたら良いのだろうか?

 それにしても、この曲は高音レがあるのだけれど、ひきこもりたくなるくらい、悲惨な音しか出せませんでした。とても自分に腹が立ちました。

 ひとまず、これでレッスンは終わりでした。次は「もうすぐ17歳(Sixteen going on seventeen)」のリベンジから始めて、サウンド・オブ・ミュージックの曲を片っ端からやっつけたいと思ってます。

 それにしても、久し振りに、モチベーションだだ下がりな日でした。「フルート、辞めようかな…」なんてチラっと思ったりして…、ちょっとキレイな音が出ないだけで、テンション下がりまくりな私でした。でもね、美しくないものは、大嫌いなんだよ。

 とにかくレッスンの報告は以上。今回のスランプの件については、長くなりそうなので、明日の記事に反省方々、色々と書いてみるつもりです。