2009年09月08日

第九の練習程度じゃあ、新型インフルエンザにはかからない?

 第九の練習に行ってきました。いやあ、たぶん3年ぶり。久しぶりに行ってきました。

 3年ぶりだけれど、周りにいる人たちは3年前とほぼ同じ。実にここだけ時が止まっているかのようでした。変わった事は、練習会場の入り口にアルコール消毒のポンプがあった事(部屋に入る前に、これで手をキレイにしてねって事だ)と、首から名前とパート名が書かれた名札をぶら下げるようになった事。それくらいかな。

 名札はともかく、新型インフルエンザには気をつけないとね。あんな狭い部屋に200名近い人間がいるんだから、インフルエンザの一つや二つ、交換しあっても不思議じゃないけれど、まあ、皆さん、その割には平気な顔をしてました。一説には「年配者は抗体を持っているので新型にはうつらない」のだそうです。ま、そんな話を聞いた事はあるけれど、それって真に受けていいの?

 まあ、私は新型には、きっとうつらない(根拠のない自信:笑)からいいけれど、合唱の練習が原因でインフルエンザが広がったら、シャレにならないよね。

 ところで、今年の参加人数は例年と比べて、ちょっと多めでした。女声はソプラノ・アルトともに定員(各70名ずつ)いっぱいなのは、毎年の事だから全然気にならないけれど、今年はなんと、バスまで定員(30名)を満たしました! いやあ、驚き! さらに言うと、テノールにはなんと、20名も参加者がいました! 一体、何が起こったのだろうというくらいの盛況ぶりでした。いやいやいや…。

 200名予定の合唱団なのに、190名もいるんだよ。すごいなあ…。それにしてもテノール多すぎ。ちょっと全体的なバランスが悪いかもしれない(笑)。なにしろ、テノールの人って、一人で他のパートの人の10人分くらいの声出す奴ばかりだから(口の悪い奴ふうに言うと「テノールは叫ぶから、人数いらない」って事ね)、アマチュア合唱団の場合は、もっと少なくてもいいくらいだよ。いや、本当の話、そうなのね。

 約190名のうち、全くの新人さんは30名ほどです。いらっしゃいませ〜って感じですね。難しいだろうし、落ちこぼれるだろうけれど、イヤにならずに最後までおつきあいくださいね。

 年齢構成的には…たぶん、私は男声の最年少者かもしれない(笑)。少なくとも若い方から数えたら、すぐだね。皆々様、お年を召しても、お元気な方ばかりで…。

 その点は、女声の方がバランスはいいと思います。20代30代も結構いるし、40代50代は主力だね。もちろん60代以上の方もかなりたくさんいらっしゃいます。ちなみにガールズの最年少は小学校5年生(たぶんちゃんとは歌えないだろうけれど、最後まで出席して欲しいなあ)だそうです。

 今回は、初回練習と言うこともあり、事務連絡もたくさんあったし、市長の挨拶もあったし、色々あって、発声練習はほぼカットになりました。発声練習は疲れちゃうので、パスしたい私にはうれしい限りです。

 合唱の練習そのものは、初心者もいるので、譜読みからスタートです。まず最初に「ラララ…」で合わせてみて、次にパートごとに音程を確認したら、言葉を載せて合わせてみる。これのくり返し。今回は257〜264小節、285〜292小節、543〜590小節の三カ所の譜読みをしました。

 譜読みと言っても、音程の確認はそこそこに、時間の大半はドイツ語の発音の確認に費やされました。ドイツ語の母音の響き、ドイツ語の子音の立て方などを綿密にやりました。特にカナカナっぽい発音や英語っぽい発音は徹底的に注意されました。とにかくドイツ語、ドイツ語。それも標準ドイツ語の発音で歌うように、単語の一つ一つを丁寧にやりました。私はドイツ語が苦手なので、気を抜くと英語っぽい発音になってしまうので、ちょっと苦戦しました(し、注意も受けました:汗)。

 今年の第九の個人目標は「小さな声で目立たないように歌おう」なんですが、どうもダメですね。休憩中に妻に「一人でテノール(パート)を歌わないように…」と注意されました。ダメですね(汗)。でもでも、50%くらいの声で歌っていたつもりなんだけれど…、まだ声が大きいみたいです。休憩後は30%程度の声にまで絞りました。

 小さな声で歌うと、お腹で声を支えるのが難しくなります。お腹の支えが弱くなると、当然、音程もフラフラします。かと言って、しっかりお腹で声をしっかり支えちゃうと、思わぬ大きな声が出てしまい、自分も周りもビックリします(何? この人って感じで見られます…)。小さな声で歌うのって、なかなか難しいです。いい練習になります。

 とにかく歌っていて、ついつい音程がフラフラして「しまった!」と思うと、合唱指揮のS先生がすぐに音楽を止めて、私の目を見ながら注意します。注意とその解決方法を教えてくださるので、音楽再開後、その点に留意して、何とかその個所を切り抜けると、ニコニコしながら、先に進みます。これって、やっぱり、私のせいで音楽止めたんだよなあ…。

 ま、いつもいつも私のせいで音楽が止まるわけじゃないけれど、今回も3〜4回は、音楽を止めた後に私の目を見ながら注意されていたから、私はかなりの戦犯だよなあ。ほんと「声の大きな音痴」って迷惑だよね。でも、これって、気の弱い人なら、きっと泣きながら逃げ出しちゃう場面だな。

 これは私が下手というよりも(いや、確かに私は下手なんだけれど、それ以上に)、私の声がよく聞こえて、私のミスが全体のミスのように聞こえるから、音楽を止めて注意せざるを得ないというのが事実でしょうね。30%の声量(つまり、鼻唄程度って事ね)のつもりで歌っていますが、それでもまだ、全体のバランスの中では、声が大きめなんでしょうね。いつもの事ですが、困ったものです。よく通る声(当社比)というのは、独唱では有利ですが、合唱には不利ですね。

 ちなみに、本当に下手な人は、発声も下手なので、観客席はもちろん、指揮者にだって、声が届かないので、何をどのようにミスしようが、大勢には何の影響もない。だから、何の指導もされなかったりするので、実は合唱をやっていても、単にそれだけなら、全然歌はうまくならないのね。で、時折、取り出して一人で歌わせてみると「アチャー」って事があったりなかったりするわけよ。でも、本当に歌がうまくなりたかったら、その度ごとに、きちんとダメ出しをしてもらわないと上手になりません。合唱を長年やっていても、一人では歌えない人が大勢いるのは、そういう理由なんだと思います。

 さてさて、私の声は、近くで聞くよりも、離れて聞いた方がよく聞こえるので、私自身が思っている以上に、きっと指揮者にはバッチリ聞こえちゃっているんだろうなあと思います。独唱だったら、壁からの反響音でそういうのも調整できますが、合唱だとそういうわけにはいかず、声の調整がうまくできません。そういう意味では、私は合唱が下手下手なんですが、まともに合唱もできないようでは、この先、色々と困るので、ここらでしっかり頑張って、合唱にも適応できるようにならないとね。課題は山積みです。

 次回の練習までに、なんとか「お腹でしっかり支えた、弱い声」が出せるように、ちょっと練習しておきましょうか。でも、どうやって?

 今回、S先生がおっしゃっていた、たくさんの言葉の中から、三つの言葉を心に刻んでおきます。

 「身体は末端から温め始めること。声帯は一番最後に温めること」…これは、声を守るためには、とても大切なことですね。声を出す前に、血流をよくする事が肝心ですね。とにかく声ってコワレモノですからね。声は大切に扱わないと。

 「口の中が開いていないと、声は平べったくなります」…私はよく声が平べったくなるのですが、それは口の中が閉じてしまうからなんですね。そう言えば、声が平べったくなるたびに、キング先生からも「ノドの奥!」って注意されますが、同じことですね。しかし、同じことですが、違う先生から違う言葉で言われてハッとするなんて、ダメだね、私。

 「その歌は、間違っていないけれど、狂ってる」…私の目を見て、そう言うのね(汗)。指導者にじっと目を見つめられながら「(あなたは)狂っている」って言われると、ドキドキしちゃうね。「狂っている」の内容は「音程が上がる時の幅と比べて、下がる時は広めに下がっているので、間違っているというほどの違いはないけれど、正しくないです」という意味です。ま、俗に言う「ぶら下がっている」って奴です。キング先生にも口を酸っぱくして言われているけれど「音程は必ず上から取ってくださいね」とジェスチャー入りで指導が入りました。どの先生も言うことは一緒、ってことは、みなさん私に対して、的確な指導をしているってことだね。いやいやいや…、なかなか上達しないオジサンで、皆さん、ごめんなさい。

 さあて、第九の練習も始まりました。三年ぶりに楽譜を開いて、色々と忘れている事に気付きました。さあ、本番までにしっかりと思いだして、ちゃんと舞台を勤めあげられるようにしましょう。

 ガンバ、ガンバ。

 そう言えば、歌う前の準備体操の時に気づいたけれど、私一人だけ、皆さんと体型が違うのよね。私って、誰よりもタッパもハバもある。有意に身体容積が大きいのだよ。いわば、楽器が違うって状態だね。これだけ楽器が違うと、そりゃあ、合わせるのに、苦労するはずだよね、ハハハハ…。

posted by stone at 05:07| Comment(8) | TrackBack(0) | 合唱