私的に今月の一番大きな話題は「おたびダイエット」です。さあ、メキメキとダイエットに励むぞー。ダイエット関係は、落ち穂拾いに入れていませんので、興味関心のある方はこちらの記事へ今すぐジャンプ! とりあえず、今のところは順調に身を削ってます(笑)。
韓流ブームは定着した?
「韓流ブームはもはやブームではなく、日本社会にしっかり定着した」
本当ですか? でも確かに、そういう文言をテレビで耳にする事がありますが、にわかには信じられません。
世の中には、韓国大好きなオバチャンがいることは知ってます。でも“定着”というほど、たくさんいるのかな? それと、韓国大好きなオジサンは…キーセン観光が盛んだった頃はたくさんいたけれど、今もいるの? なんか微妙。
私の身近なレベルに話を落とすと、私の回りで韓流ドラマを見ていた人はいません。ペ様やピ様のファンもいません。テレビドラマだって、ゴールデンタイムで韓流ドラマをやっているのを見たことはないし、ゴールデンタイムのドラマで韓流スターを使ったからと言って、視聴率が特別アップするという話を聞いたことはありません。日本のレコード会社がマネジメントして日本国内向けのシングルを発売している韓流歌手以外のK-POPが、チャート上位に来た事ってあったっけ? むしろ、韓流ドラマを積極的に放送している某局は、視聴率的にはかなりヤバイそうです。
韓流モノに一定の需要があるのは理解しますが、某代理店が持ち上げているだけで、実際にその恩恵を受けている人は、数が少ないのだろうと思われます。つまり、韓流モノを支えているのはマイノリティーな方々なんだろうと推察します。だから、商売にならないんです。
だいたい、歌手や俳優の国籍で商売になるほど、日本のエンタメは甘くないと思いますし、現在も昔も(個人的にはどうかと思うけれど)、韓国系の芸能人は、国籍を隠している人の方が、国籍を明らかにしている人と比べても、成功しているケースが多そうだし。
たぶん、某広告代理店は、アメリカにおける黒人スターのようなステイタスを、日本に於ける韓流スターたちに与えようとしたのでしょうね。でも、ちっともうまくいっていないと思います。
なので「韓流ブームは日本社会に定着した」と言えるのかもしれないけれど、「ひとつのマイノリティー文化として、韓流ブームは日本に定着した」くらいの言い方の方が正しいような気がします。
マイノリティーな文化って、サブカルですらないよ。だから、これを必要以上に持ち上げると、マーケッティング的に失敗するんだけど…大丈夫なの、某テレビ局さん?
合唱コンクールについて
さて、中学で合唱コンクールをやる意義はなんでしょうか?
それは、クラスをまとめるための方便なんですね。クラス経営の一手段として行います。
だから、本当は音楽的な出来不出来なんて、どうでもよくて、単純にクラス全員で声を一つにして歌えば、それで目的達成です。ですから、時期的にも、一学期のうちにやるのがベストです。普通は5〜6月くらいかな?
ただ、地域によっては、合唱コンクールを秋に、つまり文化祭の催物の一つとして行う地域がある事も知ってます。クラス経営的には、秋の合唱コンクールには何の意味もないでしょう。あるとすると、純粋に“勝負”としてのコンクールって奴かな?
秋の合唱コンクールは、歌で徒競走をやっていると思えば正解でしょう。
秋の合唱コンクールはコンクール、つまり勝負である以上、勝たなければ意味はないです。だから、秋の合唱コンクールは、みなさん、勝負に懸命になるわけです。私は個人的に、音楽の世界に勝負を持ち込むのは好きではありませんが、音楽の世界であれなんであれ、常に勝負勝負という人がいることは存じあげております。
“勝負としての音楽”が入り口であっても、その後、音楽の美しさに目覚めてくれれば、それでもいいか…と最近は思うようになりました。ただ、いつまでも、入り口の留まったままってのは…どうなんでしょうね。
ピアノを習っている子はどんな曲でも弾ける?
私はピアノが弾けません。だから、ピアノを演奏する困難さってのが、肌感覚にはありません。従って、ピアノを習っている子/娘/オバチャンを見ると「この子/娘/オバチャンはどんな難曲も初見でスラスラと弾ける」と思ってます。
偏見ですか? でも、私のそれなりに長い人生の中で「アタシ、ピアノ、弾けるわよ」と言ってた子/娘/オバチャンは、みなさん(私から見ると、むっちゃ難しい曲でも)スラスラと初見で弾くんだな。だから、ピアノを習っている子/娘/オバチャンは、どんな曲でも弾けると思ってます。
学校の先生をやっていた頃は、当然ですが、合唱コンクールもやっておりました。クラスの中から、伴奏者というのを募るわけですが、時折、伴奏者の立候補というのを募っても出てこないというケースがあります。そういう時は、色々と情報を収集して、立候補はしなかったけれど、現在ピアノを習っている子というのをピックアップして、裏工作をして、伴奏ピアニストに仕立て上げるわけですが、そういう子って決まって、ピアノが苦手だったりします。
「センセ〜、この曲、難しくって弾けな〜い」
「だって、君は、幼稚園の頃から毎日ピアノやっているんだろ?」
「毎日、やってるけれど、こんな難しい楽譜なんて、見たことないもん」
「ピアノ習っているのに、弾けないなんて、どういうことだい?」
…なんて、生徒がヘルプを出しているのに、助けるどころか、つい責めたりして…。悪かったなあ…と今は思います。でも実際、ピアノを習っているにもかかわらず「この曲、難しくて弾けない〜」って言われると、ピアノを弾けない身としては、ギョっとして、ひきます。
ピアノって、長期間習っていても、身にならない子っているんですね。そして、それを自覚しているから、伴奏者に立候補しないんだろう。それなのに、伴奏者に指名しちゃって、本当に悪かったなあと思います。反省してます。
ウチの息子君も、かなり長いことピアノを習ってますが、未だにほとんど弾けません。
声楽家と体重
声楽家と体重って、なかなかに微妙な問題をはらんでいると思います。声だけで言えば、ガリガリにやせているのは明らかにマイナスです。オーディオ機器全般に言えますが、ある程度の重量がなければ、音質も音量も満たせません。
でも、太りすぎると、今度はカラダの中にある共鳴孔が狭くなってくるので、それはダメです。第一、健康に悪いです。歌はカラダが楽器ですから、不健康なカラダで歌えるはずがありません。
だから、その人なりの歌うのに適した“ベスト体重”というのがあるみたいですが、そのベストの場所というのは、やはり常人から見れば、ちょっとオデブなところにあるみたいです。
さて、プロの声楽家となると、声だけでなく、容姿も商売道具になります。当然、太っていては仕事が来ません。たとえ、本当はデブであっても、パッと見、スマートで美しく見せられないといけません。せめて、衣裳でおデブが隠せる程度のデブじゃないと、プロは厳しいですね。なので、声の事を考えれば、もっと太っていたいと思っていても、仕事のオファーを得るために、やむなく太らないという人もいるようですよ。
声楽家がデブでも許された時代は、パバロッティと共に終わったのだと思います。ああ、残念です。
今月の歌曲
オ・ソレ・ミオ(ディ・カプア作曲:O sole mio)
私を泣かせてください(ヘンデル作曲:Lascia ch'io pianga)
オン・ブラ・マイ・フ(ヘンデル作曲:Om bra mai fu)
恋ゆえにわが心君を(ボノンチーニ作曲:Per la gloria d'adorarvi)
恋心苦しく(ガスパリーニ作曲:Lasciar d'amarti)
今月の前半は、ノドを腫らしていたので、ほとんど歌ってません。その代わり、後半はガンガン歌いましたよ。でも、歌っている曲はあまり代わりばえがしません(笑)。ま、歌い込むという事は大切です(と言い訳です)。
それにしても「オン・ブラ・マイ・フ」は難しいです。歌っているうちに疲れちゃって、最後まで持ちません。聞いた感じと違って、この曲は、かなりタフじゃないと歌えませんね。ああ、シンド。
今月のフルートソロ
ゴッドファーザー/愛のテーマ(Speak Softly Love)
アルフィー(Alfie)
おもちゃの交響楽
メリー・ジェーン(Mary Jane)
500マイル(Five Hundred Miles)
ドナ・ドナ(Dona Dona)
そうなったら素敵(Wouldn't It Be Loverly)
君の住む街で(On The Street Where You Live)
以上は、そのうち、レッスンに持っていこうと思って選曲したやつです。「おもちゃの交響楽」は、まだ無理とは分かってますが、チャレンジしております。
今月のヴァイオリン
2010年、5月12日(水)、ヴァイオリン(SUZUKI300)が私の手元にやってくる。ひとまず、構えて、弓を持って、ひたすら開放弦をギコギコやるばかり。はやく右手が慣れて、左手をつけて曲を弾きたいものである。
5月15日(土)、近所の楽器店に行って、教則本(スズキ)を買ってくる。とりあえず、開放弦の練習からキラキラ星変奏曲までを、丹念に練習しよう。
今月のお気に入り
今月は二つ書きます。
卓上譜面台
いやあ、これを最初に見たのは、ラ・フォル・ジュルネの時でしたが、その時は入手に失敗。後でアマゾンで購入したのですが、これは実に便利グッズです。
普通の譜面台で間に合っている人には不要かもしれませんが、私はね…、座って使うなら、普通の譜面台でも十分ですが、立って演奏するとなると、譜面台の背丈がかなり足りません。購入するときに、高さを最優先事項として、かなり背の高い譜面台を購入したにも関わらず、やはり立って使うには物足りなかったです。でも、それは無い物ねだりをしても仕方がないので、あきらめていたのですが、いやあ、そこへこの譜面台でしょ。まさに福音ですよ。
“卓上”譜面台ですが、別に場所さえあれば、卓上に置かなくてもいいんです。私はパソコンラックのプリンタ置場に置いてます。ここに置くと、立った時に、ちょうど目の高さに楽譜がきますので、良い姿勢のまま音楽ができます。さらに言えば、各種カラオケはパソコンの中に入っていますので、その立った姿勢のままカラオケも操作できるので、かなり便利ですし、ちょっとした音くらいなら、フラッシュピアノで確認できますから、パソコン・オン・ザ・譜面台ってのは、実に便利です。
私のように規格外の身長の人には卓上譜面台は便利ですよ。もちろん、普通に卓上に置いて使用してもいいんです。ノートを広げて書き物をしながら練習するタイプの人には便利でしょうね。
とにかく、便利です。これ。
無伴奏フルート・ソナタイ短調(カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ作曲)
この曲、たしか、シラスマさんが好きって言ってたけれど、私も大好きです。
無伴奏曲って、その楽器の素の魅力を充分に満喫させてくれるので好きですが、フルート曲には(フルートに限った話ではありませんね)あまり無伴奏曲ってありません。私の少ないフルート曲知識では、無伴奏フルート曲と言うと、何と言っても、ドビュッシーの「シランクス」。でも、私、この曲、あんまり好きじゃありません。だって、味しかないんだもん、全然楽しくもなければ美しくもない、ただ味があるだけ。ま、現代曲の入り口にある曲だもん、仕方ないよね。
その他の無伴奏フルート曲と言うと、ヨハン・セバスチャン・バッハの「無伴奏フルートのためのパルティータ」とテレマンの「無伴奏フルートのための12のファンタジー」かな? これくらいしか知らない。これらの曲は、悪くないけれど、なんか今一つ、楽しめない。私のツボに来ないんですよ。やっぱり古楽って苦手かな? それ以外の無伴奏フルート曲? 知りません。という状況でした。
そんな私が「ザ・フルート」104号の「フルート楽曲分析」という記事を読んでいて見つけたのが、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ作曲の「無伴奏フルート・ソナタイ短調」でした。譜面を読むのが苦手ですが、それでもたどたどしく読んでみると、なかなか楽しそう。で、CDを購入してみました。それがこれ、ジェームズ・ゴールウェイの「ロココ&古典派の時代」ってCD。「モダン楽器の演奏者であるゴールウェイの演奏した前古典派時代の曲ってどうよ?」と思ったものの、古楽よりもモダンな演奏が好きな事を思い出して、躊躇なく購入してみました。
うーん、至福。いいですね。カール君はバッハさんの息子さんで、時代的には、バッハ&ヘンデルの時代と、ハイドン&モーツァルトの時代の間の人で、一応ジャンル的には古典派(ただし、初期)ですから、まだまだオヤジ世代の堅苦しい部分は残っているけれど、バリバリ古典派のモーツァルトやベートーヴェンへつながる時代の片鱗のようなものも、うががわせているような人。その作風は、硬さと洒脱さのバランスが絶妙ですね。それに彼は、フリードリヒ大王(国王兼フルート奏者)の専属伴奏者でもあったわけで、フルート音楽をよく知っている人だし、そりゃあ私のツボに入るわけだ。
なので、カール君こと、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ氏は、私的には、注目の作曲家さんとして、赤丸急上昇中です。
そんな彼の無伴奏フルート曲がこれですよ。いいよね。それをゴールウェイというモダンな演奏家が演奏しているんだから、適度にエンタメっぽい香りもしていいです。うん、この演奏、好きです。最近のヘビーチューンです。
さて、ここでご紹介するにあたり、YouTUBEを漁ってみたら、出てきたのがこれ。デニス・ブリヤコフ氏の演奏です。現在は、アメリカはメトロポリタン歌劇場の首席フルーティストだそうですが、この当時はまだ学生じゃなかったかな? それにしても、すごいねえ、いいでしょ。ゴールウェイも良かったけれど、ブリヤコフもなかなかいいです。ちなみに、ブリヤコフのこの画像は、どうもご本人がアップロードしているみたい(笑)。
あ、ちなみに使用楽器は、おそらくアルタスPSモデルだと思います。いかにもアルタスっぽい厚めのいい音色のフルートですね。でも、このPSモデルって、実は奏者を選ぶ、難しいフルートなんですよ。そんな難しいフルートを(プロなんだから当たり前と言えば当たり前なんだけれど)これだけ充実した音で鳴らせるなんて、すごいです。プロ奏者なんだから、逆に楽に吹ける楽器を選ぶべきだろうに、彼はわざわざ難しいフルートを使用しいているわけで、よほどアルタスPSと相性がいいんでしょうね。あのフルートをあそこまで鳴らすなんて、すごいなあ…。
今月の金魚
5月7日(金) スジエビが1匹、星になりました。
5月8日(土) 朝、スジエビがもう一匹星になっていました。夕方は別のスジエビが星になりました。
5月9日(日) この日、改めてエビの数を確認したところ、ヤマトヌマエビ2匹、スジエビ2匹の合計4匹になっていました。
5月20日(木) このあたりから、チヅルが転覆しちゃいました。
5月29日(日) チヅルにスジエビがたかっているのを発見。
今月のひとこと
肉巻きおにぎりと言うのを始めて食べてみた。旨しょうゆ味で食べた。なかなか美味だったよ。でも、チーズ味とか梅シバ味とかキムチ味とかもあった。肉巻きおにぎりって、日本の料理なの? なんかエスニックっぽい味だし? 売り子の人は「宮崎特産です」って言ってたけど…本当なのかな?(2010年4月24〜28日)
東京ディズニーランドで、今年の7月1日から来年の6月30日まで「キャプテンEO」をやるそうな。14年ぶりだってさ。そりゃ、懐かしいね。「キャプテンEO」ってのは、ルーカス製作総指揮、コッポラ監督、マイケル主演の3D映画で、そりゃあもう、飛び出るマイケルが踊る踊る踊る(笑)。ぜひ、見に行かないと。(2010年4月28日〜5月2日)
ビックリしたよ、ラ・フォル・ジュルネに出かける直前にブログのチェックをしたら、老犬ブログが壊れてやんの。え? 一体、何が…? って感じ。あわてて、余所のココログを見に行っても、余所は平気だから、老犬ブログだけの問題みたい。とにかく、急いでテンプレートの再適用をして難を脱したけれど、一体、何があったんだろ? 気持ち悪〜い!…[色々な意味で]人気者はつらいね(勘弁してよ〜:笑)。(2010年5月2〜5日)
ゴールデンウィークに入る前から体調を崩していましたが、無理やり、ラ・フォル・ジュルネに行ったものですから、体調劇悪です。これで連休が終わったら、無事に社会復帰できるかしら…。(2010年5月5〜11日)
風邪が抜けきらないです。抜けきらない状態でもフルートは吹けますので、何とか練習してます(それでも寝込む事が多いので練習不足気味です)が、問題は歌の方。声帯が腫れているみたいで、ちょっと勘弁してよ〜状態です。もう三週間以上まともに歌ってません。どうしましょ?(2010年5月11〜16日)
なんかグズグスと風邪をひっぱっている私ですが、とりあえず、歌い始めることにしました。さすがに一カ月も歌っていないと、体のあっちこっちの筋肉が衰えて(涙)、声以前に、歌に必要な筋肉を呼び覚ますところから始めないとダメみたいです。(2010年5月16〜19日)
口蹄疫の問題にせよ、普天間の問題にせよ、高速道路料金問題にせよ、子ども手当ての問題にせよ、政治家主導と言いつつ、官僚の動きを押さえ、でも自分たちは権力の甘い汁を吸うのに一生懸命で、全く仕事らしく事はしない。サボりまくりの遊びまくり。一生懸命やるのは、選挙対策だけで、行動原理は「次の選挙に影響があるかいなか」だけ。政治と金の問題なんてスキャンダルにすらならない。こんな話は漢文の中の話と思っていましたが、ついにリアルな日本社会にも出現しました。ならば、そのうち、詐欺や脅迫や殺人をする政治家が現れたりして…ね。(2010年5月19〜20日)
ついにやっちまったようです。この度、オリコンのデイリーランキングで、初音ミクが第一位を取っちゃったようで…。ついこの前「けいおん!」がウィークリーランキングの一位と二位をとっちゃって「ついにアニソンが…!」と言っていたのが、嘘のようです。なにせ、今度の歌手は、アニメのキャラ(その実態は声優さん)どころか、無生物ですよ、人ならざるものですよ、単なるプログラムですよ。明らかにポピュラー音楽が新しい時代に突入したわけですよ。これは、楽器が電気化した以上の事件だと、個人的には思ってます。[追記:結局、ウィークリーランキングもミクが一位でしたね](2010年5月20〜26日)
暑い〜、ムシムシする〜。ついに我が研究室のお茶も、冷ウーロン茶になりました。まだ、五月だよ。今年の夏は燃える夏になるのか?(2010年5月26〜30日)
以上です。また、来月もよろしくね。