なんか、年々、お仕事が忙しくなっているような気がする私です。夏休みはいただけたんですが…なんか短かったような気がします。ま、これは納得ずくなので、仕方がないのですが、その短い夏休みに、遊びをギューーーッと詰め込んで、ハードスケジュールにしたものだから、なんか休みが休みじゃないような、あるいは夏休みが超特急で進んでしまったような、そんな気がします。ま、充実していた夏休みでしたが、なんかゆっくりしている暇がなかったような気がします。
カラダが元気なうちに、現役引退して、楽隠居したいなあ…。
共感覚?
この世には、共感覚というものがあるそうです。例えば“脳のある特殊な働きで音を聴くと色彩を感じる”などの感覚のことですね。限られた特殊な人たちのみに起こる現象だそうです。そう言えば「ヒーローズ・ファイナルシーズン」にそんな特殊能力の女性が登場しますね。
私は…そういうはっきりした感覚はないです。
が…、音を聞いて、色彩が思い浮かぶ事って、たまにあります(たぶん、誰にでも、その程度はあるんじゃないんですか?)。でも、いつもあるわけじゃないです。
私はそれよりも、音を聞くと温度を感じます。温度と言っても、暑い寒いじゃなく、エネルギーの有無ね。あえて言うと“色温度”ならぬ“音温度”って奴です。これまた、分かりづらいく説明しづらい感覚なんだけれど。私は音を、音色とか温度とかで感じる人なので、音程で感じる力がちょっと弱いんですよ(汗)。…いいわけだね。
指揮者と演奏者
アマチュアバンドや合唱団の演奏で、たまに見られる光景の一つに“下手じゃないけれど、何となく緻密さに欠けた演奏”というのがあります。原因は色々あるので、ほんとのところは分からないけれど、でも、これって、多くの場合、単純に「指揮者を無視/軽視して合奏をしているから」なんじゃないでしょうか? 指揮者を見なかったり/見れなかったり、あるいは指揮者をあてにせず、ただ何となく演奏しているからじゃないでしょうか?
知っている曲なので、ろくに練習もせずに、ただ何となく合っているような気がしているので、ひとまずステージでやってみました…ってのは、本番に追われる団体でありがちなことなんだけれど、これって、実は“知っている曲”だから、それぞれの演奏者の中にあるイメージで演奏しているだけなんですね。それぞれの演奏者の中のあるイメージに合わせているので、それぞれの演奏者ごとに違うことをやっていて、結果として、合っていない…これは“知っている曲”だからこその“罠(わな)”のような気がします。
むしろ、良く知らない曲の方が、指揮者を頼りにしてしっかり演奏をするので、そんなにズレた演奏にはならないかもしれません。
あるいは、指揮者の力量不足(わ〜、ごめんなさい)で、細かい指揮ができないとか…。
どちらにせよ、合奏が甘いのは、指揮者と演奏者の関係が希薄だからだと思います。
落ちるのは筋力
よく「練習をサボルと腕が落ちる」と言います。
私が思うに、落ちたのは“腕”じゃなくて“筋力”じゃないかな? 筋力…つまり筋肉はサボルとすぐに劣化しますからね。腕…つまり神経回路の方は、練習したからと言って、すぐにつながらないか代わりに、多少サボったくらいでは、簡単に切れませんから、大丈夫です。腕だけを考えるなら、むしろ、集中的な練習した後、神経をつなぐために、2〜3日休んだ方が結果が良いくらいです(笑)。
私は、都合で練習ができない日が続いたら、練習再開日は筋肉を目覚めさせる練習から始めるようにします。つまり、練習再開日は、まずは筋トレっぽい練習から開始ってことです。
歌の上手い人は、楽器演奏も上手?
時々、そう勘違いする人がいますね。また逆の「楽器演奏が上手な人は、歌も上手」と思っているケースもあるみたいです。これ、全くの誤解ですね。歌は歌であって、楽器は楽器です。
私は、歌が上手でも楽器が散々な人を知ってますし、歌はジャイアンだけれど楽器の上手な方も知ってます。
歌と楽器で比べるから分からないのであって、楽器同士で比べてみれば、よく分かります。ピアノが上手なら、ギターも上手いのか? フルート吹ければ、ヴァイオリンなんてお茶の子サイサイなのか? …ね、そういう人もいるけれど、そうでないケースもたくさんあるでしょう。なのに「歌」となると、皆さん、そう考えないわけです。
楽器は難しいけれど、歌は簡単。 まさか、皆さん、そうお考えじゃないでしょうか?
楽器って、どんな楽器であれ、練習しないと上手に弾けないでしょ。それと同じで、本当は、歌も練習しないと上手に歌えません。いや、むしろ、楽器は楽器屋で買ってくれば良い楽器が買えますが、歌の楽器は自分のカラダです。まずはカラダを楽器にして、きちんとした声を出すところから始めないといけません。そういう意味では、歌って…実はかなり難しいんですよ、楽器演奏よりも難しいかもしれない。
なので、楽器のオンリーの人が歌えなくても、全く仕方のない事なんだと思います。
時折、ピアノとかを幼い頃からやっていたけれど、歌はロクにやっていなかった人で、歌わせると、結構いけるという人がいますが、あれは単純に“器用なだけ”だと思ってます。器用なので、ちょっと聞いた感じ、上手に歌えている(つまり“音程”は正しい)ように聞こえるだけで、そういう人の歌は、それはそれで悪くないですか、カラダが楽器になっていないので、長く歌わせたり、広い場所で歌わせると、ボロが出ます。
ジャズをやっている人は、クラシックができない
そう言う人、結構大勢いるみたいです。もちろん「できる/できない」のレベルをどのレベルにするかで、話の結論は変わってくるでしょうが、プロのトップレベルの話ではなく、普通に趣味の音楽愛好家レベルの話に留めておきましょう
そんな音楽愛好家レベルの話であっても「ジャズをやっている人は、クラシックができない」とはよく聞く話ですね。あ、ジャズが「ポップス」や「洋楽」でもいいです。つまりクラシック音楽以外の音楽って意味で考えるとよいでしょうね。「クラシック以外の音楽をやっている人は、ちゃんとしたクラシック曲を演奏できない」って意味です。
でも、これは主に日本のクラシック系の人が言う事で、外人さんたちは言わないし、日本のジャズ系の人も絶対に言わない。なぜなら、その手の人たちって、実は平気でクラシックもやればジャズもやってます。と言うのも、クラシック音楽って基本だから、ジャズの人もポピュラーの人も、実はみな、程度の差こそあれ、クラシックを勉強しているんですよ。バッハとかモーツァルトの数曲は、普通にジャズのレパートリーでしょ。
一方、クラシック系の人は…全員がそうとは言わないけれど…クラシック以外の音楽の勉強って、ほとんどしていないん人もいるでしょ? ヒドイ人になると、クラシックの、それも自分の楽器の勉強だけしかしてないとか…ね。そういう人で、例えば、クラシックのフルートを勉強している人の何人が、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲や、ヴェルディのオペラとか、シューベルトのリートとかを知っているんだろ? クラシックの他ジャンルの曲もよく知らないような人ならば、ましてや、ジャズなんか、知っているはずもないわな。
だから「ジャズをやっている人は、クラシックができない」ではなく「クラシックをやっている人は、ジャズができない」の方が、世間の実情に近いような気がします。
ピアニストが目立ちますが、クラシックでもジャズでも、両方の畑で活躍しているミュージシャンって、結構多いです。そういう人って、最初の入り口はクラシックで、後にジャズに転向したけれど、クラシックに回帰してきて、今は両方やっているって感じの人が、大勢いるんと思います。
結局、知らなきゃ興味を持てないし、やらなきゃ出来るようにならないって事だね。
今月のお気に入り
台湾のGUO(ゴウ)社の「New Voice C Flute」が、お気に入りと言うか、とても気になっています。
私はこの楽器を、銀座のヤマノ楽器で実際に試奏してみましたが、これはなかなか良いですよ。思わず衝動買いをしてしまうところでしたが、妻に止められて(口は一つしかないのに、フルート二本持っててどうするの?)、我に返って、購入をやめましたが、実は、諦めきれないです(笑)。サブフルートとして、これ欲しいです。
音色は深くて優しいです。最低音と最高音の発声はちょっと難しいですが、それ以外の音域の音は、実に楽に発声できます。プロ奏者の方がオケの中で使われているので、音量的にも問題はないのでしょう。
あえて問題点を上げるなら、その価格が安い事。店頭販売価格では約12万円です。値段的には頭部管銀とフル洋銀の間くらいの値段です。「高価な楽器ほど音が良いと思ってもらっていいでしょう」と言っちゃうお馬鹿ちゃん相手には、この楽器の良さが、価格が安すぎるために、うまく伝わらないという事が、あえて言えば問題点ですね。
それとカラーバリエーションも問題かな? 白とかグレーとかピンクとかオレンジとか、まあとにかく色々な色のモデルがありますが、ピカピカ系はありません。フルートって「ピカピカだから好き」と言う、ヒカリモノ系の女子にはウケないかな?
タンポの材質はシリコンだそうです。ならば、このフルート、水洗いOKというわけですね(笑)。ウォッシャブルフルートならば、野外ライブに向いてます。メンテナンスフリーとまではいかないだろうけれど、調整のためのネジは分かりやすいところについているので、自分で調整できるんじゃないかな? オーバーホールの必要性もなさそうだし…。
安いし、メンテナンスが簡単で、取り扱いも楽みたいですから、ブラバンなどに良いのではないでしょうか?
やっぱり、欲しいなあ。買えばよかったよ。なんか、タイミングを外してしまいました。このフルート、実際に、お店では、右から左へと売れているそうです。購入する人もアマチュアばかりでなく、プロの方も購入されているそうです。樹脂製のフルートって、やっぱり需要があるんだね。
このフルートの売れ行きを見て、日本のフルートメーカーもプラ管フルートを作り出さないかしら? 日本のフルート製造技術と金型技術をもってすれば、もっと良いプラ管フルートが作れると思うんだけどなあ…。ヤマハあたりに期待したいです。できれば、メンテナンスフリーなプラ管フルートを希望します。
今月の金魚
8月15日(日) カエデが急死。とても悲しい。
8月17日(火) タニシ70匹投入。
8月18日(水) スズネがやってくる。かわいい。
8月26日(木) スズネ入院。赤班病。
8月30日(月) スズネ退院、おめでとう。
今月のひとこと
アバターが消滅した〜と騒いだその日の午後には、新しいアバターサービスか始まっていたココログでした。さっそく、新しい自分のアバターを作ってみたところ…ううむ、ジジイになってしまった(落)。ニコットタウンのアバターは何をどうしてもチャラい若者になってしまって、不満タラタラだった私ですが、今度のココログオリジナルアバターでは、リアルにジジイです。ううむ、もう少し作り込んでみるか…。若者じゃイヤだけど、ジジイもイヤ。揺れるオッサン心を汲んでほしいものです(って、誰に向かって書いているんだか…)。(2010年7月29〜31日)
海水浴に行ってきました。波に呑まれて、プチ溺れてしまいましたが、それでも私は元気です。(2010年7月31日〜8月5日)
人間ドックに行った。内視鏡検査が急遽、内視鏡生検(手術?)に切り替わったらしい。…らしいと言うのは、途中で意識が無くなったので、分かんないから(笑)。どーしてもドクターが私に会いたいらしいので、無理やりデートの約束をさせられた。ううむ、告白はその場でお願い。焦らしちゃイヤだよ、バカぁ〜ん。(2010年8月5〜6日)
お腹(おそらく胃袋)が重くて痛くて、歌とフルートの練習ができない(涙)。幸い、ヴァイオリンは関係なく弾けるけれど…カラダの調子が悪くて、歌えない、笛吹けないなんて、悲しすぎる…(2010年8月6〜7日)
ヴァイオリンが完成しました〜! 詳しい話は、記事に書いてアップしますが、いやあ、驚いた驚いた。(2010年8月7〜10日)
元衆議院議員の浜田幸一氏の逮捕といい、Mixiへのサイバーアタックといい、「在日特権を許さない市民の会」のメンバーの逮捕といい、「マニフェストの抜本的修正の可能性について」といい、いつでもいいのに、なぜ今日行ったんでしょうか? よっぽど隠したい事を閣議決定でもしたのかしら? そのための“目くらまし”?なのかな…。なるほど、独裁共産主義政権である民主党菅政権がやりそうな事だけど、本当に政府がやったのかな? 韓国には伝えたいけれど、日本人の耳に入れたくない事でも…やったのかな? さあ、どうなんでしょうね。もしそうならば、日本国と日本国民に対して、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを求めたいですね。(2010年8月10〜11日)
私は、政府関係者が靖国参拝をしなくてもいいと思う。なぜなら、そこは究極的には個人の信仰の問題だから。でも、靖国参拝には政治的な意味合いも残念ながらあると思う。だから、それをする/しないを明言化したり、しつこく報道する事には疑問がある。しかし、菅内閣のみなさんは全員、判で押したように、靖国参拝をしないそうですね。全体主義なんですね。靖国参拝をしないことで悲しむ日本の戦争遺族の方よりも、中国韓国のクレーマーの方に目が向いているのが、現在の政府関係者ってことで、ここでも「日本国&日本人軽視」という、この政権の基本的傾向が分かりやすい形で現れています。日本の舵取りをする人たちが反日というのは、やっぱりおかしいね。こんな人たちを選んだ人たちを恨みます。(2010年8月11〜14日)
先日、数年ぶりの同窓会に出席。みんな、出世して立派になって、オジサンはうれしいよ。しかし、我々も、あの頃の我々の、親の年齢になっちゃっているんだよねえ…。なんか、複雑。(2010年8月14〜17日)
人間ドックの結果が出たよ。とりあえず、胃ガンではなかったそうで、ちみっと安心しました。だったら、わざわざ呼びつけるな〜!と言いたいけれど、医者は常に最悪を想定しているんだろうね。ま、たまたま休みの日に病院に行けたので、文句は言わない事にします。(2010年8月17〜20日)
寄席に行って、春風亭昇太師匠の落語を聞いてきたよ。古典をやっていたけれど、やっぱり、話にキレがあっていいね。15分の持ち時間が、一瞬だったよ。(2010年8月20〜22日)
先日、ヴァイオリンの駒を削っていて、思わず、彫刻刀を左の人指し指の先に刺しちゃいました(笑)。ま、怪我の程度としては大した事はないのですが、一応、指先の保護のために、バンドエイドのようなものを貼っているのですが、これがあると、ヴァイオリンもフルートも練習しづらくて困ってます。ま、その分、歌ってますが(笑)。指先の保護になって、演奏のジャマにならないような都合の良いものって、なんか無いかなあ…。(2010年8月22〜23日)
右欄にある「人気記事ランキング」とは、過去一カ月のそれぞれの記事のアクセス数をランキングしたもので、通常はここ1〜2カ月の記事が並ぶものなのですが、なぜ今どき、1年半近くも前の「初心者は安い洋銀フルートで十分?」という記事がランキングされているの? わっかんねーなー。ま、考え方は当時も今も変わらないから、別にいいんだけれど。(2010年8月23〜27日)
民主党の代表選挙の「管総理と小沢元幹事長の争い」を「赤と黒の対決」と言っている方々がいらっしゃるそうですが、とてもお上手な表現ですね。尊敬します。私は「ソ連対韓国」と思ってましたが、あんまり洗練された表現とは言えませんね。私もマダマダです。…しかし、民主党政権では、誰も日本のことを考えていないってのが、よく分かります。ああ、不幸だ…。(2010年8月27〜28日)
アルタスさんからユーザー向けのカタログ(?)が届きました。20周年記念限定モデルとして、LTD1007とLTD1307が出るそうです。LTD1307について書けば、通常の1307(57万7500円)と比べ、キーカップとヘッドクラウンに彫刻を施し、リップ&ライザーが14Kで、三種類のヘッドクラウンが付属し、特製本革ケースカバーのおまけ付きで、66万1500円(メーカー希望価格)だそうです。かなりのサービス品ですね。特に、三種類のヘッドクラウン付属ってのは、その日の気分と吹奏感でヘッドクラウンを選べるわけで、評価すべき新しい試みですね。私、これ欲しいけれど、今のアゲハ(通常の1307)で、結構満足しちゃっているので、買うかどうかは微妙だな。でも、総銀フルートを購入予定の人は、これを候補に入れるといいかも。アルタスフルートにありがちな、音量不足は、かなり解消されていると見ました。ああ、試奏してみたい。(2010年8月28〜30日)