2011年12月31日

今年もお世話になりました[2011年のまとめ]

 年末です、大晦日です。今年も紅白見ます(笑)。昨年までは、大晦日に出かけていた私です。特に大晦日のディズニーランドには何度もお世話になりました。しかし息子君も中学生になり、今さらディズニーランドでもなかろうというわけで…今年はおとなしく自宅に引きこもって、取りためたビデオを見る事にしました。「坂の上の雲」を三年分、一気に見てやる〜(笑)。

 それでは、昨年に引き続き、今年の私を総括してみました。あ、ちなみに昨年の総括記事を読みたい人(いるかな〜?)はこちらです。
 
 
1)発表会で撃沈した

 今年の6月に行われたキング門下の声楽発表会が、やはり私にとって、今年のメインイベントだったと思います。で、詳しい事はこちらに書きました(その1その2その3)が、自分なりに頑張ったつもりですが、結果はあまり芳しくなかったです。前日練習を張り切りすぎて、本番当日に声が残っていなかったんです…と言い訳をしておきます、反省。

 もっとも、それ以前に、本番までに自分の歌う曲を人前で聴かせられる態度に仕上げることすら出来ていなかったわけで、前日練習をサボって、体調万全で発表会に臨んだとしても、結果は同じで、惨憺たる結末を迎えていたと思うので、今更言い訳をしても見苦しいだけです。

 なんにせよ、今年の発表会は悔いばかりが残る、ちょっと後味の悪い発表会でした。

 後日いただいた公式音源で改めて自分の歌を聞いてみましたが、いやあ、ヒドイ(涙)。これは、ヒドイなあ。ほんとうにヒドイなあ…。こんな歌をお客さまに聴かせていたのか思うと、死にたくなりますね。

 私自身の歌はダメダメでしたが、歌劇団とか、他の人のコーラスとかでは、多少なりとも貢献で出来たかな? と自分をなぐさめます。

 しかし、こんなのが総括のトップに来るとは、今年の私は、よっぽどついていなかったんだな。
 
 
2)合唱団で頑張りたかった

 まあ、薄々は分かっていたんです。私が合唱には不向きだなって言う事は…。だって、音程悪いし、音色はギラギラでよく通る声だもん。でもね一度『メサイア』をちゃんと歌ってみたかったんですよ。だから、目立たないように、ジャマにならないように、控えめにしていたのですが、やっぱりダメでした。

 ああ、残念。もう二度と合唱出来ないのかな? こういう言い方は不遜に聞こえてしまうだろうけれど、正直な話、私よりも数段下手くそだったり調子外れな人だって、合唱団には掃いて捨てるほどいますが、皆さん、和気あいあいと楽しく合唱を楽しんでいます。そういう人って、声が無いから、何をやっても、どんなに外しても、合唱の邪魔にならないんだよね。私はなまじ声があるから、ちょっとのミスが致命的になってしまうわけで…だったら、こんな声なんか、いらない。本音でそう思いますよ。

 声なんて、欲しくて持っているわけじゃないし、努力して手に入れたものでもありません。生まれつきだからね。ある意味、神様のプレゼントなんだけれど、こんなものを持っているから、合唱が出来ないんだと思うと、なんかイライラします。

 メサイアの本番の舞台には乗れませんでしたが、一応、音取りは全曲完了しましたので、それだけでも良しとする事にします。後は、シングインなど、ジャマ者扱いされないようなイベントで、コツコツとメサイアを歌っていく事にします。
 
 
3)フルートの先生を変え、ヴァイオリンは独学に変更した

 東日本大震災をきっかけにして、フルートの笛先生とヴァイオリンのヒイロ先生は沖縄に引越してしまいました。フルートはH先生に入門しなおしました。ヴァイオリンは…ペースダウンをして、独学に変更することにしました。やっぱり、声楽とフルートとヴァイオリンの三つを先生について学ぶというのは、色々と負担が多かったです。ちょっと無理だったかもしれません。無理は長続きしません。ま、ペースダウンも仕方ない事です。

 しかし、声楽はクラシック系だし、フルートのH先生もクラシックの先生なので、これでしばらく私がジャズやポピュラー音楽を学ぶ事はなくなってしまいました。実はそれが一番残念な事だったりします。

 笛先生の後を追いかけて、沖縄に移住しちゃおうかな…って簡単にはいかないのが、浮世のギリって奴だね、はあ〜。
 
 
4)社交ダンスを始めた

 社交ダンスは前々から再開したかったのです。その辺の事情は、この記事に書きましたが、色々とブランクを経て、やっと再び社交ダンスを始めました。

 とりあえずの目標は、来年中にどこかのダンスパーティーに参加する事です。そのためには、ダンスパーティーに参加できるほどの腕前になっていないといけないのですが…(笑)。前途多難ですが、音楽ほどには入れ込まず、自然体で細々と続けられたらいいかなって思ってます。
 
 
5)歌手として覚悟を決めました

 年末にキング先生とちょっと本音で話しました。ってか、音程がダメすぎる事の注意と、いっそバリトンに転向しちゃえばって言われました。

 音程がダメなのは、自分でもよく分かってます(で、できる限りの努力をしていて、この程度です)。バリトンに転向するくらいなら歌を辞めます。しかし、どんなに頑張ってもテノールとしては、あとせいぜい10年とも言われました。

 せいぜい10年と言うのは、最大限の話でしょう。以前、もっと厳しい事を言われた事もありましたっけ。10年…もたない事だってあるわけで…、どちらにせよ、私の歌手生命はさほど長くないって事です。まあ、自覚していないわけでも無いです。おそらく10年と言うのは、社交辞令で、私が歌えるのは、頑張ってみたところで、あと数年ってところでしょう…ね。実際、プロ歌手なら、私の年齢では、ボチボチ現役引退しはじめるわけだし。

 歌は自分のカラダが楽器だから、老いれば出来なくなるわけです。これは仕方のない事です。往年の名歌手も引き際を間違えると、老醜をさらしてしまうわけで、私はそういう歌手の方を何人も見てきました。テクニックがふんだんにある方ですから、そうなんですから、その手のものが皆無な私ならば、老いはもっと大きな問題となります。

 そんな、引退するような年齢から始めているわけだから、先が無くて当然。ならば、残されたわずかの時間、精一杯歌おうと思いました。これからの数年/数カ月で[アマチュア]歌手として、しっかり思い出を作り、悔いの無いようにやっていこうと思いました。そして、きちんとやるべき事をやり、思い残すことなく歌を辞められる様に、今から覚悟を決めて、これからの日々を過ごしていこうと決心しました。
 
 
6)アルテはこれだけ進んだ

 フルートは、今年は、アルテの14課の7番から始まり、15課の3章のB-dur[&ミニヨン・エチュードの9番]まで進みました。このペースだと、アルテ一巻を終えるのに…あと丸々二年かかる? うわー、なんて、道は遠く険しいのだ!

 趣味なんて、絶対に若いうちから始めないとダメですよ>若者の皆さん。年をとってから始めると、上達が遅い上に、楽しめる様になる前に、年を取っちゃいます。ああ、私もせめて10年早くフルートを始めたかったなあ(涙)。
 
 
7)ヴァイオリンの進捗状況はこんなもの

 一方、ヴァイオリンの方ですが、篠崎教本1巻の12番から始め、現在118番の「王様ジョー」と戦っています。実に、亀のような歩みですね。途中から独学に切り換えたのですから、仕方ないです。それでも、ちゃんと前に進んでいますから。来年のうちには、1巻を終えたいなあと、秘かに願っています(笑)
 
 
8)金魚たちの入れ代わり

 今年のお正月には、金魚は、ブニョとキッカ、チグサ、サクラ、スズネの五匹体制でした。エビは、トートとヌマエビ[名前がない]の二匹体制、ドジョウは、縞ドジョウと緋ドジョウ三匹(チビ、カゲムシャ、シッポナ)の三匹体制でした。

 エビは二匹とも無事に年が越せた様です。

 金魚は四匹体制に変更しました。お正月にいた金魚たちは、サクラだけが生き残りで、後はこの一年で入れ代わってしまいました。特に素赤金魚は、お正月当時はブニョがいましたが、そのブニョが星になり、代わりにやってきたカグヤはあっと言う間に星になり、その後釜のジュナは半年ほどで星になり、現在はヒーチャンがいます。黒い金魚のスズネの後釜がフナ色のカンロです。東錦のキッカの後釜がニシキで、チグサ(紅白のサラサ琉金)の後釜は現在いません。

 ドジョウは、縞ドジョウとチビとシッポナは元気です。カゲムシャは星になりました。途中で緋ドジョウの新入りを二匹入れましたが、一匹は行方不明となり、現在、緋ドジョウは三匹[うち一匹は名前がない]となっています。

 そんなこんなで、我が家の水槽にも色々な事が起こりました。主な出来事を列記し、リンクを貼ってみました。

停電で金魚が死にかけました

結局、ポンプを買い換えました

キッカが星になりました

ブニョが星になりました

カグヤがやってきました

カグヤが星になりました

ジュナがやって来ました

白鳳様(スズネ)が星になりました&カゲムシャの自殺未遂

カンロさんがお供を連れてやってきました

チグサが星になりました

ニシキさんがやって来ました

ジュナが星になりました

ヒーチャンが来ました

 何もないようで、案外、色々な事があった、我が家の水槽でした。毎年、夏の猛暑はつらいのですが、今年はそれに付け加え、計画停電も痛手でした。金魚って、はかない生き物ですね。
 
 
9)ダイエットのまとめ

 現在のところ、ブログにアップした最新データは以下のとおりです。

体重:99.4kg[-0.6kg]
体脂肪率:30.3%[+0.2%]
BMI:31.4[+-0.0]
体脂肪質量:30.1kg[-0.2kg]
腹囲:97.0cm[-10.2cm]
     [2011年当初との差]

 今年の私は、ダイエットをあまり頑張れませんでした。でも、これを「ダメだ〜」と思わない事にします。人間、何事も、ポジティブ・シンキングが大切ですからね。少なくとも、年頭よりも600gも体重が減っているんですから(笑)。まあ、この600gなんて、誤差みたいなものですから、お世辞にも『ダイエット成功〜』とは言えませんが、まあまあ、現状維持はできたんじゃないかと思うことにします。つまり『太らなかった(はぁと)』って事で、どですか?

 来年は…問題は夏なんですよね。私は夏に思いっきりダイエットをしている人なので、夏に時間的な余裕があれば、ダイエットに励んじゃうのですが、夏が忙しいと…ああ、大変だあ。

 でも、目標は、高らかにぶち上げちゃいましょう。目指せ、90Kg台前半! 行くぞ〜! ガンバルゾー!
 
 
10)やっぱり今年も幸せでした

 2011年の私は、何だかんだ言っても、幸せをかみしめる事が多い一年だったと思います。私自身、健康だったし、家族もみな健康でした。仕事も充実していましたし、経済的に困る事もありませんでした。家庭もまあまあ円満(笑)だったし、妻とも仲良く暮らしています。リアルでもネットでも友人が増え、だいたい、毎日、笑って暮らしてました。

 ね、幸せでしょ。

 その上、歌劇団も着実に前進しています。来年はいよいよデビュー公演が迫ってます。声楽は散々でした。フルートは途中で先生が変わってしまいましたが、それでも気がつけば、それなりに上達しています。ヴァイオリンは…ちょっと残念な事になってしまいましたが、社交ダンスを始めたので、それはそれで良しです。実に今年も趣味三昧な、私のプライベートライフでした。

 今年は色々と不幸な方々をたくさん見てきました。その度に、自分が恵まれている事、幸せな事に気付かされました。他人の不幸を見て、自分の幸せをかみしめるなんて、実に不謹慎な事ですが、人は自分の幸せには、なかなか気がつかないものなので、許してください。
 
 
 今年も一年間、老犬ブログをごひいきくださり、誠にありがとうございました。また、来年もよろしくお願いします。

posted by stone at 03:30| Comment(4) | その他

2011年12月30日

今年[2011年]聞いたCD

 今年こそ、CDを買うのはセーブしようと努力したんですよ。実際、去年は120枚以上のCDを購入した私ですが、今年は70枚超で抑えました。エライでしょ。でも、まだ多いよね。しかし、悪いのはアマゾンだね。新品だけでなく、輸入盤も中古盤もクリック一つで買えるんだよ。ああ、ありゃあ、ほんと、罪作りなお店だね。お金がいくらあっても、足りやしないよ。

 それでは、昨年に準じて記録させていただきます。あ、昨年の記事はこちらですので、よろしく。
 
 
【ポピュラーフルート系】

01)ジェスロ・タル「クリスマス・アルバム」

 なんと、今年購入したフルート系のアルバムは、これだけ。クラシックフルートに関しては、一枚も購入していないというテイタラク。おお、これは大きな変化だぜ。
 
 
【クラシックヴァイオリン系】

02)アイザック・スターン「ヴァイオリン名曲集」
03)チョン・キョン・ファ「R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ」
04)藤川真弓「モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集」
05)五嶋龍「ヴィヴァルディ:四季」

 うむ、もっとたくさん買っているかと思いましたが、こんなモンでした。考えてみれば、クラシック系のヴァイオリン音楽って、すでにたくさん持っているもんな。
 
 
【ポピュラーヴァイオリン系】

06)葉加瀬太郎「クラシカル・チューニング」
07)葉加瀬太郎「ヴァイオリニズム」
08)葉加瀬太郎「マイ・フェイヴァリット・ソングズ」
09)葉加瀬太郎「What a Day…」
10)KATEI「JOURNEY」
11)ハンガリー・ジプシー・アンサンブル「ジプシー・ヴァイオリンによるハンガリー舞曲集」

 これらのほとんどが今年の冒頭の頃に入手したものです。あの頃は、ポピュラーヴァイオリンって何?って感じだったので、一生懸命勉強しようとしていたんですね。ま、結局、ヴァイオリンは独学に変更してしまったので、自然とこの手の勉強をしなくなってしまったのですが…。
 
 
【声楽系】

12)「カラオケ・オペラ教室[男声篇]」
13)ジューン・アンダーソン他「ロッシーニ:音楽の夜会」
14)ヘイリー&グリゴーロ「ウェスト・サイド・ストーリー」
15)ブロードウェイ・オリジナル・キャスト「ウェスト・サイド・ストーリー」
16)「ウェスト・サイド・ストーリー」サウンドトラック
17)「オペラ座の怪人(1987年ロンドン・オリジナル・キャスト・抜粋盤)
18)松本美和子「イタリア歌曲集」
19)中鉢聡「プリモ・バーチョ」
20)イアン・ボストリッジ「バロック時代の三大テノール」
21)藍川由美「日本のうた近代史〜明治・大正・昭和の名曲を集めて〜」
22)フリッツ・ウンダーリヒ「伝説の歌声(10CD-SET)」
23)ホセ・クーラ「ヴェルディ・オペラアリア集」
24)ユーゲン・ヨアヒム指揮「ブルックナー:ミサ曲第3番」

 ええと12)は発表会で歌った「人知れぬ涙」のカラオケとして買いました。カデンツァ以外の伴奏としては、だいぶ役に立ちました。13はレッスンで勉強した「約束」が入っている歌曲集ですね。15&16は、一時期ガラコンサートで歌おうと思って勉強するために購入したものです。実際の曲目はファントムになったので、17を購入しました。18は…色々と勉強のために購入ですね。…と考えると、声楽系は自分の直接の勉強のために買ったものが多いです。ちなみに、19は中鉢氏のコンサート会場で買いました(笑)。中鉢氏って、しゃべらないとカッコいいですよ(爆)
 
 
【ジャズヴォーカル系】

25)ケイコ・リー「デライト」
26)ケイコ・リー「アナザー・サイド・オブ・ケイコ・リー」
27)ケイコ・リー「フーズ・スクリーミン」
28)akiko「Little Miss Jazz And Jive Goes Around The World!」
29)akiko「ガール・トーク」
30)エタ・ジェイムス「グレイテスト・アメリンカン・ソングブック」
31)リザ・ヴァーラント「ハートに火をつけて」
32)Shanti「ボーン・トゥ・シング」
33)エリン・ボーエム「ホワット・ラブ・イズ」
34)ボビー・ダーリン「スウィンギン・ザ・スタンダーズ」
35)サラ・ヴォーン「ファイネスト・アワー」
36)ジュリー・ロンドン「彼女の名前はジュリー」
37)ペギー・リー「ポートレイト・オブ・ペギー・リー」
38)カーメン・マクレイ「ファイネスト・アワー」
39)アニタ・オデイ「ファイスト・アワー」
40)小林桂「Misty K」
41)阿川泰子「ウィ・ガット・メール〜恋をするなら」
42)中本マリ「ナデシコ」
43)江利チエミ「Chiemi Sings」
44)鈴木重子「サイレント・ストーリーズ」
45)リアル・グループ「ジャズ」
46)マンハッタン・トランスファー「シンフォニォク・セッションズ」
47)スイングル・シンガーズ「ジャズ・セバスティアン・バッハ」

 今年の特徴の一つは、このようにジャズヴォーカルをたくさん入手したって事ですね。これは、私がジャズの勉強のために、まずは歌から入ろうと思った事と、ジャズの名曲を一通り知っておこうという二つの目的で、ジャズヴォーカルに一時期ハマっていたからです。 でも、これも今年が最後。来年からは、ジャズとは少し距離を置くことになるでしょうね。残念です。
 
 
【その他クラシック系】

48)フィリップ・ヘレベッヘ指揮「シェーンベルグ:月に憑かれたピエロ」
49)スーク・トリオ「ブラームス:ピアノ三重奏曲集」
50)ロリン・マゼール指揮「ブラームス:ドイツ・レクイエム」
51)スーク・トリオ「ブラームス:ピアノ三重奏曲」
52)「ラフマニノフ・プレイズ・ラフマニノフ〜伝説の再創造」

 これすべて、ラ・フォル・ジュルネの予習のために購入したCDです。
 
 
【その他ジャズ系】

53)昭和ジャズ兄弟「ジャズ代官〜演歌がジャズ!よいではないか、よいではないか〜」
54)ヨーロピアン・ジャズ・トリオ「ジャパネスク〜日本の詩情」
55)ケニー・ジェームス・トリオ「ジャズで聴く桑田佳祐作品集ベスト」
56)小川隆夫「ジャズのたしなみ方」

 今年は、本当にジャズの勉強をしようと頑張っていたんですよ。だから、ジャズのCDもたくさん入手したんです…が。
 
 
【その他ボップス系】

57)ゴダイゴ「Walking On」
58)タケカワユキヒデ「Home Recording Demo Archive Series Vol.4」
59)タケカワユキヒデ「Home Recording Demo Archive Series Vol.5」
60)グリー/glee「サウンドトラック シーズン1 Vol.1」
61)グリー/glee「サウンドトラック シーズン1 Vol.2」
62)グリー/glee「ザ・パワー・オブ・マドンナ」
63)グリー/glee「サウンドトラック シーズン1 Vol.3 ショー・ストッパーズ」
64)グリー/glee「ジャーニー・トゥ・レジオナルズ」
65)ポール・マッカートニー「バンド・オン・ザ・ラン」
66)ポール・マッカートニー「マッカートニー」
67)ポール・マッカートニー「マッカートニーU」
68)ジョン・レノン「ダブル・ファンタジー・ストリップト・ダウン」
69)ブライアン・ウィルソン「イン・ザ・キー・オブ・ディズニー」
70)マイケル・ジャクソン「Michael」
71)バーブラ・ストライサンド「ラブ・イズ・ジ・アンサー」
72)ダイアナ・ロス「ブルー」
73)グラシェラ・スサーナ「ベスト30」
74)レッツ・ダンス「ワルツ編」
75)ハーカン・ジェゼリウス&ザ・ラーズアーストゥランド・フォー「ザッフーン」

 結局、ゴダイゴ系とグリー系とビートルズ系ですね(笑)。ほんと、私はこれらの音楽が好きなんだな。74はダンスのレッスンのBGMとして購入。75は世界にも珍しい、ザッフーンのアルバムでございます。
 
 
 来年は、ジャズ系のCDとヴァイオリン系のCDを入手しなくなるだろうから、うんとCDの枚数も減るだろうなあ。寂しいけれど、私の書斎には、すでにCDの置き場がないので、それも悪い事ではないと思います。とにかく、CD買いすぎだよね、私って。

 来年のCD購入予定枚数は…12枚程度におさめたいです(去年も似たような事を書いたような記憶が…)。

posted by stone at 03:30| Comment(2) | 音楽一般

2011年12月29日

今年[2011年]見た映画

 昨年もアップした“今年見た映画”の2011年バージョンの記事です。昨年の記事はこちらです。今年の私は、映画館までわざわざ出向いて、こんな映画を見ていました。しかし、去年は22本見ましたが、今年は24本だね。平均して、私は月に2回ずつ映画館に足を運んでいる勘定になりますが…そんなに映画館に行っているんだねえ…。

01)仮面ライダーOOO & 仮面ライダーW feat.スカル MOVIE大戦 CORE

 いきなりの仮面ライダー映画です。どうしてもライダー映画って見ちゃう私です。だって、ライダー大好きなんだもん。

 この映画の主役はある意味、仮面ライダースカルなわけで、仮面ライダースカルと言うのは、オッサンライダーなわけで、演じるのは吉川晃司でっせ〜。いやあ、私は、オッサンが変身するライダーは好きですね。ゴーゴー、オッサン!
 
 
02)SPACE BATTLESHIP ヤマト

 『宇宙戦艦ヤマト』の実写化映画って奴ですね。オリジナルアニメの事を忘れれば、それなりに楽しめます。オリジナルと比較したら…不幸になるので、それはぜひ止めましょう(笑)。しかし、キムタクって、ほんと、何をやらせてもキムタクですね(笑)。彼はホンモノのスターなんでしょうね。役者としては???な人だと思います。

 佐渡先生は、やっぱり酒瓶持ってチビチビやってないと…ねえ。

03)メト・ライブビューイング「ドン・カルロ」

 この映画に関しては、こちらの記事をご覧ください。
 
 
04)GANTZ

 良かったですよ。この映画は、原作コミックとは設定などが若干違いますが、まあ大筋では同じです。なので、コミックのあのシーンを実写化するとこうなるのか…という観点でもなかなか楽しめます。日本の特撮もここまで来たか〜って感じです。
 
 
05)あしたのジョー

 これは本当にお薦めです。実に男くさい映画です。一人ミスキャストな女優さんがいますが、それ以外は素晴らしいキャスティングだし、何といっても、役者さんたちの役作りの姿勢がすごいです。主役の矢吹丈をやった山下智久さんにしても、力石徹を演じた伊勢谷友介さんにしても、半端ない気持ちで撮影に臨んでいた事は、映画を見ていて、実によく分かります。特に、力石役の伊勢谷友介さんのやせっぷりはすごいです。あれ、CGじゃなく、リアルに減量したそうですから…。ボクシングシーンもすごいですよ。殴られて、本当に顔がゆがんでますから…。あれは見ていて、痛いんですよね。

 原作コミックとは設定がアレコレ違いますが、そんな違いが気にならないくらいに、ボクシングシーンが素晴らしいですよ。若い男の子たちに、ぜひ見てもらいたい映画です。
 
 
06)カルメン3D

 この映画についても以前に記事を書きました。こちらをご覧ください。
 
 
07)オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー

 はい、また仮面ライダー映画です。それも昭和ライダーがたくさん出てきました。もう、オジサンワクワクです。なんと言っても、ショッカーの戦闘員の皆さんがたくさん出てきました。もう、いいですね。やっぱ、仮面ライダーにはショッカーの皆さんがいないと…。
 
 
08)GANTZ:PERFECT ANSWER

 この映画のストーリーは原作を部分的に下敷きにしているとは言え、映画オリジナルです。前作の「GANTZ」がほぼ原作どおりでしたが、この映画は原作にはないストーリーとなっています。原作ファンはなんて言うか分かりませんが、私は原作ファンではないので、この映画を支持しますよ。これはこれでアリですし、良しです。
 
 
09)ガリバー旅行記

 有名な童話をパロった、いわゆるバカ映画です(笑)。私はこういう、オバカな映画が大好きです。
 
 
10)岳 -ガク-

 雄大な山の風景が見れるだけでも素晴らしいですが、映画としての出来もいいですね。これもマンガ原作の映画ですが、私はマンガ原作という情報をほとんど気にせずに見ました。この映画は大きなスクリーンで見た方がいいです。そういう意味では、映画館で見ることが出来てよかったなあって思います。
 
 
11)HAYABUSA 帰還

 まるで科学教育映画のようなノリの映画でした。ハヤブサがどんな事をしてきたのかを、CGを使って、素人に分かりやすく説明してくれる映画って感じでした。感動はあまりなかったのです(失礼)が、感心は山のようにしました。やっぱ、日本人ってすごいよねえ…って思う映画でした。
 
 
12)メト・ライブビューイング「イル・トロヴァトーレ」

 こちらの記事をご覧ください。
 
 

13)メト・ライブビューイング「ランメルモールのルチア」

 この映画に関しては、こちらの記事をご覧ください。
 
 
14)ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 3D

 ハリー・ポッターの完結編です。見ないわけにはいかないでしょう(笑)。もちろん、3Dバージョンで見てきました。3Dだからどうという事はないですが、映画はやはり、3Dで見れるなら、3Dで見た方が良いですね。2Dではペタっとした画面が3Dになると自然な感じで遠近感が表現されるので、良いです。しかし、3D映画って、碧眼の人が見るとどうなるんだろ? もちろん、3Dメガネをかけて見るんだろうけれど、ちゃんと見えるのかしら?
 
 
15)トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン

 車は男の心をわしづかみにするのサ!…というわけで、ビックリ車大集合です。しかし、車になっちゃう宇宙人って、ムチャな設定だよね。でも、底抜けにおもしろいし、やっぱりオバカな映画だと思います。

16)カーズ2 3D

 車は男の心をわしづかみにするのサ!…というわけで、ピクサーアニメです。これは「2」と銘打ってますが、実際はスピンアウト映画ですね。だって、前作の主人公であったライトニング・マックィーンは脇役にまわり、前作ではコメディーリリーフだったレッカー車のメーターが主役だもん。「1」とは別物の映画です。コメディーリリーフだったキャラを主役に抜擢したところから分かる通り、この映画はコメディーでございます(笑)。
 
 
17)仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル

 またまたまた、仮面ライダー映画でございます。ってか、東映も一年に三本も仮面ライダー映画を作るなよ〜と言いたいです。だって、作ったら見に行かなきゃいけないじゃあないか〜! でも、これはすごいぞぉ〜。何がすごいって、仮面ライダーがタイムワープして、暴れん坊将軍と夢の共演だもんなあ…、仮面ライダーとチョンマゲ、もう何でもアリなんだね。すごいね。驚きだね。
 
 
18)メト・ライブビューイング「トスカ」

 詳しくはこちらの記事をご覧ください。
 
 
19)メト・ライブビューイング「ワルキューレ」

 こちらの映画に関する記事はこちらです。

20)オペラ座の怪人 at the ロイヤル・アルバート・ホール

 良かったですよ。この映画はライブビューイングで見てきましたが、DVDとしても発売されるそうです(2012年1月25日発売予定だそうです)し、まだこの年始年末にかけて上映している映画館もありますので、ミュージカルに興味のある方、「オペラ座の怪人」って美味しいの?って思われている方はぜひご覧ください。この映画も以前に記事を書きましたので、こちらをご覧ください。

 
 
21)ステキな金縛り

 お薦めです。文句無しにおもしろいコメディー映画です。それにしても、深津絵里さんっていい女優さんになりましたね。
 
 
22)メト・ライブビューイング「ジークフリート」

 お薦めです。これだけ歌えるジークフリートはなかなかいませんよ。DVDにならないかな〜。この映画もすでに記事に書きましたので、こちらをご覧ください。
 
 
23)映画「けいおん!」

 ヲタクとしては、見ないわけにはいかないでしょう。ヲタクは必見ですが、一般人の方は見ても楽しめないかも…。だって30分でやっていたテレビ番組のノリで2時間やっただけだよ(笑)。ダラダラグダグダの2時間です。ヲタクはそのダラダラのグダグダが楽しいのですが、オチもなければ盛り上がりもないわけで、一般人の鑑賞にはかなり不向きな映画かと思われます。ちなみに、私は、すっご〜〜〜く楽しめました。でも、24回見る根性はありません(笑)。

 ちなみに、こういう物語を最近では“空気系”というそうです。リテラシーが高くないと楽しめないよね〜。
 
 
24)源氏物語 千年の謎

 『安倍清明vs六条御息所』は一勝一敗で引き分けでした(笑)。この映画、タイトルを見ると、紫式部の『源氏物語』の映画かと思われますが(私もそう思ってましたが)、実は違っていて、高山由紀子氏の『源氏物語 悲しみの皇子』という小説が原作のようです。もっとも、私は高山氏の原作を読んだ事はありませんが…。

 私的には、ナシだな。
 
 
 しかし、今年もいっぱい映画を見ました。大半が、オペラのライブビューイングで、残りが仮面ライダーとマンガ原作映画っていうのが、50に近いオッサンの見る映画かい! という気もしますが、でもこれが私なんです。いやむしろ、私的には「ウルトラマン映画を見忘れた〜(涙)」と思っている次第なんです。いやあ、残念無念。ベリアル様のご活躍を見逃してしまいました(涙)。

 来年も、オペラのライブビューイングとヲタク系映画をたくさん見ることでしょう。ほんと、いい年して、何をやっているんだか(笑)。

posted by stone at 03:30| Comment(4) | その他

2011年12月28日

いい男といい女の条件[2011年12月の落ち穂拾い]

 ふと気がつけば2011年ももう終わり。ああ、21世紀になって、10年以上もたったんだ〜。それどころか、平成も23年が終わっちゃいます。あれ〜、ついこの前、昭和から平成に変わったばかりのような気もしますが…。とにかく、今月の落ち穂拾いです。
 
 
最近の小学生って奴は…

 1)「まだ、あの頃は、オレも若かったから、何も分かってなかったんだよ」
 2)「あいつも、まだまだ青いな…」
 3)「あ〜、いやだいやだ、もう年なんて、取りたくないよぉ〜」

 こういうセリフを声変わり前の小学生たちが、割と普通にクチにする時代なんですね。

 ちなみに、1)は砂の造形をやっている時に、うまく城が作れなくてふてくされている小学1年生を前にした6年男子同士の発言ね。2)はバケツに入れた水がうまく運べなくて、転んで水を床にぶちまけた幼稚園児を見た小学3年男子のセリフ。3)は小学6年女子が誕生日を祝ってくれた女友達に向かって、割と本音トークで言ってたセリフ。

 小学生って自我意識が芽生えたものの、まだ世界との関わりはほとんどなく、親や教師に守られているから、凹まされる事も、潰される事も無く、ある意味、安定した子ども時代を過ごしているわけで、今の自分が完成形だと感じているのかもしれません。やがて来る思春期で、その自我が一度グチャグチャに壊されると、自分の無力さや不完全さを思い知るようになるのだけれどね。
 
 
いい男の三大条件

 私は男の力というのは、腕力・経済力・知力の三つだと思ってます。

 腕力は…分かるよね。腕っぷしが強い男というのは自信に満ちているのだし、リアルに頼りになるでしょ。経済力は言わずもがな。知力は、文明国においては腕力以上に強い力だと思う。この三つの力を高い水準で兼ね備えているのが理想だろうけれど、現実的には、そのうちの一つでも、それなりに備えていれば、かなり“いい男”になるんじゃないかなって思ってます。
 
 
いい女の三大条件

 私が思う「いい女の三大条件」と言うのは…

1)共感能力が高い事。
2)マネジメント能力がある事。
3)プロフェッショナルな仕事/趣味を持っている事。

 …かな? これ、実は男性の『腕力・経済力・知力』と対応しているつもりです。

 1)の『共感能力が高い事』ってのは、他人の気持ちを我が事のように感じて、心を尽くす事ができる力ね。コミニュケーション能力が高い事は当然の前提で、さらにその先を求めているわけです。

 男性の“腕力”が他者を排除する力なら、女性の共感能力は他者を受け入れる力です。この共感能力を妻として発揮すれば夫婦愛になるし、子に対して発揮すれば母性愛となるわけです。この女性の共感能力って奴は、愛情の基幹エネルギーに相当するものじゃないかな?って思います。

 2)の『マネジメント能力がある事』と言うのは、男性でいうところの“経済力”に相当します。男の“経済力”が、外から稼いでくる力なら、女性の“マネジメント能力”というのは、持っているものをうまく使っていく力ね。もちろん、家計を上手に切り盛りする事だけでなく、家の掃除や片づけだって、日々の食事の支度だって、家族の健康管理だって、みんなマネジメント能力があればこそ、うまくいくでしょ。

 3)の『プロフェッショナルな仕事/趣味を持っている事』ってのは、男性の“知力”に相当するわけです。

 とりたててこの項目を上げた理由と言うのは…女性って、真面目な人が多いでしょ。いつでも目の前の事に全力投球で、学生なら勉強をしっかりやり、適齢期になれば女子力を高め、恋愛をすれば彼氏にゾッコンで、結婚して子を生めば母親に専念する…のは立派なんだけれど、それはそれとして行いながらも、まったく別のプロフェッショナルな側面(あるいはそこに準じるモノ)を持っている人がいいなあって思います。

 “○○さんのところのお嬢さん”とか“○○君の彼女”とか“○○さんの奥様”とか“○○君のママ”だけじゃない“☆☆さん”という側面があって欲しいと言いたいのです。

 つまり、他の人によって規定されない“自分”という側面も持っているのが、いい女、って事です。
 
 
結局、腹筋なのさ

 フルートを吹く時に、息を吐き過ぎてしまう…この問題は、私にとっても永遠の課題です。息を吐きすぎてしまう理由は簡単な理由でして、単純に息を自分のカラダの中にキープできず、いわば、吐かずにはいられないので、ついつい吐きすぎてしまうだけの話なんですね。つまり『お腹の支えが弱い』って事になるんだろうと思います。そしてそれは『腹筋が弱い』からそうなのです。

 だからと言って、いわゆる腹筋運動しても、フルートに必要な腹筋は鍛えられるわけでもなく、フルート用の腹筋はフルートを吹くことでしか鍛えることができないのが、残念なところです。
 
 
今月のお気に入り その1  龍角散 のどすっきり飴

 ええと、先々月ものど飴をお気に入りに入れましたが、今月ものど飴の登場です。この先々月の改源ののど飴は薬局に行かないと買えませんが、こちらの龍角散ののど飴は、普通にコンビニで買えます。なかなか良いですよ。やっぱり私は漢方系ののど飴が好きみたいです。ちなみに、龍角散ののど飴は薬局で買うと、中味が違うみたいです。コンビニやアマゾンで買うと、中まで全部飴になってますが、薬局で買える龍角散ののど飴は、中に龍角散の粉末が入っています(“ハーフパウダーin”)と名称がついてます。これはこれでまた良い感じです。なので、最近の私は、コンビニで購入した龍角散のど飴と、薬局で購入した龍角散のど飴を舐め分けしております(笑)
 
 
今月のお気に入り その2  オドジェルミン

 いわゆる制汗剤ですが、なかなか良いですよ。私は一週間に一度使ってます。一週間に一度使う程度で、いわゆる汗臭い体臭を抑えてくれるスグレモノです。仕組みは簡単で、この制汗剤は汗腺に炎症を起こさせ、汗腺の汗の出口を直接塞いでしまうという効果があるので、これをワキに塗るとワキ汗が物理的に出なくなってしまいます。ワキ汗が出なけれはワキの臭いもしないという、単純明解なものです。ま、これによって塞がれた汗の出口は一週間もすると、元通りになるので、一週間おきに塗っているわけです。

 肌の弱い人にはお薦めできませんが、私は特にトラブルなく使えています。薬局で普通に入手できる制汗剤よりも、ずっと強力です。だって、臭いを誤魔化すのではなく、臭いの元を出さないようにするわけですからね。すごいよね。
 
 
今月の金魚

 今月は金魚水槽には、特別な事はありませんでした。
 
 
今月のひとこと

 湘南地方もすっかり寒くなりました。ある時期までは「このままずっと夏だったら、どーしよー」と思っていましたが、それはやはり杞憂でした(笑)。ただ今、気温は10度を少し越える程度。寒いです。昨日はあまりに寒いので、毛糸のネックウォーマーと指先が出るタイプの毛糸の手袋を買いました。指先が出るタイプの手袋は始めてだったのですが、これはいいですね。手袋をしたまま、iPhoneが操作できて、すごぶる便利です。(2011年11月28日〜12月1日)

 なんか寒いですね〜。私は思い立って、寝る時にネックウォーマー(この前買ったのとは別の大きめの奴)をしてみたら、なかなか快適でした。これは案外、お薦めですよ、皆さん。(2011年12月1〜2日)

 BEEさんから「立ち姿勢の基本ポジション」という画像ファイルをいただいたので、これを職場のマイパソコンのデスクトップに貼り付けてみた。まあ、一種の決意の現れって奴ですね。時々、思い出したように、この基本ポジションで立ってみようと思う。がんばれ、自分。(2011年12月2〜3日)

 映画「けいおん!」のチケットを買ったら『リピートポイントシート』と言うのをもらったよ。なんでも、映画の半券を三枚貼る毎に“メモリアルフィルム”がゲットできるそうです。で…半券を24枚貼ると、その“メモリアルフィルム”がコンプリートできるそうなんだけれど…つまり、一人で24回、映画を見に来いって事かい? ……けいおん!ヲタクも大変だなあ…。(2011年12月3〜5日)

 ふふっ…。妻がゴダイゴのDVDボックスを買ってくれたよ。うれしいな…。ああ、モノが届くのが楽しみ(はぁと)。(2011年12月5〜6日)

 アクセス数(ページビュー数)の新記録がまた出ました。2011年12月5日(月)の老犬ブログのアクセス数が1404ページでした。ううむ、この前の新記録の時の記事が社交ダンスでしたが、この日の記事も社交ダンスの記事でした。おそるべし、社交ダンス! 社交ダンスの記事をアップすると、アクセスがグンと増えるのです。…メインの声楽の記事だと、むしろアクセス数が減ると言うのに(涙)。世の中、ままならぬものですが…とにかく、ご来場ご拝読、感謝感謝です。(2011年12月6〜8日)

 足が痛いです。痛くて、ちょっと歩行に困難を感じてます。ネットでググッてみたら「足底筋膜炎症」っぽいです。医者に行ってもあまり効果がなさそうです。カイロプラクティックス? なんか面倒くさそう…。原因は、声楽での正しい立ち方(例の骨盤立てる立ち方)の練習をし始めた事が原因だと思う。ちなみ、足が痛い以外にも常時、腰や背中や内腿が痛くてたまりません。特に内腿はイスに座ってリラックスしている時に、いきなり痙攣しだしたりして、なかなかミステリアスです(笑)。…って、本当はちっとも笑い事じゃないんだけれどなあ。健康第一に考えるなら、声楽の練習をしばらくお休みするのが良いみたいだけれどなあ…。(2011年12月6〜12日)

 ボーナスが出る〜。今年は団体交渉でちょいと頑張ったので、例年よりも少し大目に出るのがうれしいし、私は今年、よく頑張ったので、+αもつけてもらえました。別にお金が欲しいわけじゃないけれど、頑張った事を評価してもらえるのが、うれしいです。(2011年12月12〜14日)

 なんだろ? ネコのような、キツネとかイタチとかのような、あの手の動物の半透明な奴が、さっきから私の周りでフワフワしているのが見える。おそらく“動物霊”って奴? 科学的に言えば“幻視”って奴だけど、誰かが“使い魔”でも私に送り込んだのかしら? 私に目視されている段階で、呪いとしてはアウトだけれど、私に不平不満があるなら、呪う前に、話し合いを申し込んでくれればいいに。話せば、結構、分かる人なんだけれどなあ、私って…。(2011年12月14〜15日)

 プライベート用の筆入れが見当たりません。前回のダンスレッスンで使ったのが最後なので、あの会場に忘れてきてしまったのかな? 筆入れを無くすなんて、これで人生、三度目。凹みます。(2011年12月15〜16日)

 プライベート用の筆入れを紛失し、諦めて新しい筆入れとその中味を二セット購入したところ、なくしたはずの筆入れが忽然と現れました。これでプライベート用の筆入れが三セットもあります。カバンは二つしかないのに…。これは呪いのせいなのか? だとしたら、ちいせえ呪いだなあ……でも、確実にダメージは与えられたけど(笑)。(2011年12月16〜17日)

 今シーズンもビジネスコートを買い換えました。去年購入したコートを一年着てみて、やっぱり気に入らなかったので、気に入らないモノを着続けるのも何なので、思い切って購入しちゃいました。しかし、なんでまあ紳士服ってお高いのかしら? そりゃあ、たしかに私の場合、サイズがデカイし好みもあるので、どうしてもイタリア服か、あるいはテーラーさんに作ってもらうかの二者択一になってしまうのだけれどね…。と言うのも、肩幅が圧倒的にあるので日本の既製服が着れないんですよ。どれ着ても、背中がパンパンなのね。体型が白人さんに近いんだよね〜。(2011年12月17〜19日)

 ただ今、笛先生が湘南地方に帰省中です。ああ、会いに行きたい! でも、ここんとこ連日仕事が忙しくて、なかなか抜け出せません。ああ、先生の演奏を聞きたいなあ…。(2011年12月19〜22日)

 職場で履いている室内履きを新品に変えた。お気に入りの靴なので、以前のと同じモノの新品なんだけれど、気に入っている靴はやっぱりいいね。新品だけど私の足によく馴染みます。ちなみに職場で室内履きを履いているのは私くらいで、皆さんオフィスは外履き(ってか普通に靴)なんですよね。なんかそれだと、通勤の時と気持ちが切り替わりませんか? 私は靴を履き替えると「よしっ! 仕事だ〜!」って気分になるんだけれどなあ…。(2011年12月22〜24日)

 某演奏会に行ってきました。某有名音楽大学の教授な方が超有名曲を歌っておられましたが、それはそれは見事に落ちました。楽譜を見ながら歌っていたのに…。会場にはオーケストラが無情に鳴り響くばかり。指揮者は明らかに焦っていて、ソリストをガン見しています。ソリストは明らかにパニクっていました。ああ〜、プロ中のプロのような人でも、本番中に落ちる事があるんだなあ…。会場に来ていた多くの弟子たちの前でそんな事をして…威厳もヘッタクレもないってもんです。こういう楽しみも得られる(笑)のだから、声楽系コンサートは、かぶりつきで見るに限るのです(笑)。…いつ、ソリストに代わって指揮者が歌いだすか、ハラハラしていましたが、落ちて8小節ほど行った先の復活ポイントで見事に(!)復活されました。その時の指揮者の安堵の顔は…なかなか見れるもんじゃないです。そう言えば、このコンサート、去年はアルトが落ちたな(爆)。新人だったから、今年は呼ばれていないよ。新人はツライね。(2011年12月24〜25日)

 今年のクリスマスプレゼントは、サンタさんから『スマホ対応てぶくろ』をいただきまし。欲しかったんだ〜、これ。ちなみに、mixiからは『全員プレゼント』って奴ばかりをいただきました。まあ、そんなモンだよね。(2011年12月25〜27日)
 
 
 今月は以上です。よろしくお願いします。

posted by stone at 03:30| Comment(12) | その他

2011年12月27日

音楽もダンスもタメが大切

 今年最後の社交ダンスのレッスンを受けてきました。

 体操をして、前回まで習った事を復習をして…なんですが、やはり週一回だと、色々と忘れてしまいます。復習の時に、軽くブルースのクォーター・ターンズをやってみたら、見事に忘れていました。3の足を横に出せばいいのに、何となく前に出してしまいました。それじゃあ、女性とぶつかってしまいます。ダメですね、学習が定着していません。ワルツに関しては、ナチュラル・ターンは忘却の彼方でした。ナチュラル・スピン・ターンは元々覚えきれていませんし…。でも、リバース・ターンだけは、まだ覚えていました。

 若い時に学んだ事は、何年もやらなくてもカラダにしみこんでいるのに、老境に入ってから学んだ事は、学んだそばから落ちていく…。悲しいなあ。悲しいけれど、別に焦ってはいませんし、早く上達しようという色気もありません。ただ「年を取ったなあ〜」と実感するだけの話です。まだ中年だった十数年前なら、ここまで忘れたり、定着しなかったり、なんて事はなかったなあ。さすがに、老人になると、色々と難しい事が増えますね。

 今回のレッスンはナチュラル・スピン・ターンの特訓です。前回のレッスンではステップだけを、とりあえず覚えたので、今回は体さばきを中心に練習しました。とにかく、難しいんですよ。

 まず苦労したのは、4の足の体さばき。

 4の足をどこに置くか? 円を描くようにして自分の斜め後ろに置くわけですが、あまり大きく動かすとバランスを崩すので、そこは控えめに。そして4の足を動かすと同時に体重が乗っている3の足の膝を曲げ、3の足を軸にしながら、カラダをひねって、女性が自分の前を通る時にジャマにならないようにして、女性が動き出すと、体重を4の足に移動して、3の足は女性と一緒に移動します。この一連の動きが難しいです。

 いくらやっても、足がヨロヨロしたり、カラダがグニャグニャしたりします。妻先生が言うには「カラダが出来てないから、できなくて当然。ジャマをしなければ、私は踊れるから、それで良し」との事です。もちろん「私は踊れるから、それで良し」と言うのは、『この程度のダンスでは、素人女性と踊るのはまだまだ無理』って事でもあります。そりゃ、そうだよね(笑)。

 とにかく、私の場合、足腰が弱すぎるそうです。片足でスクワットが軽く出来るようでないと…うまくダンスは踊れませんが、私は片足立ちだけでもフラフラです。片足でスクワット? 考えるだけ無駄という事です。

 この4の足の体さばきを何度も繰り返しました。シャドウでもやったし、先生とも何度もやったし…。そうそう、休憩している先生を「ちょっとちょっと」と声をかけて、手招きで呼びつけて相手をさせる、上から目線のエラそうな生徒は私です(笑)。

 結局、4の足の体さばきは、まだまだです。次回以降の懸案事項ですね。

 次のポイントは5の足です。5の足に体重を置いた時、スウィングをするので、カラダの全面でしっかりと女性を押さないといけません。ここでしっかり女性を押してあげると、女性はきれいに後ろにそれるのだそうです。

 スウィングと言えば、スウィングのないワルツはないわけです。スウィングと言うのは、一種のタメのようなもので、ワルツは三拍子ですが、これを「イチ・ニー・サン」と均等にリズムをカウントするのではなく(バンド演奏は均等にリズムを刻んでいますが)、「イチ・ニ〜〜・サンッ」のように、二拍目をちょっと長くしてタメて、その分三拍目が後ろに追いやられて短めになるのが、正しいワルツのリズムなんだそうです。だから、踊る時は、バンドの演奏に合わせすぎずに、正しいワルツのリズムで踊ると、自然とカラダがスウィングするようになるのだそうです。うまくできているね。

 バンド演奏とは「イチ」の時に合って入れば、後は多少リズムがズレていても、どうにか辻褄が合うもののようです。うむ、これはジャズを習っている時に、笛先生もよく言ってたっけ。「小節の最初さえ合っていれば、あとはどうにかなるものですよ」ってね。音楽の縦の線をきれいに合わせるのは、クラシックでは必須ですが、ポピュラー音楽ではその限りではないわけで…考えてみれば、ダンス音楽って、ポピュラー音楽だものね。ウィンナー・ワルツはジャンル的にはクラシックに入っているけれど、音楽享受の歴史を見ると、ポピュラー音楽のハシリみたいなものだしね。クラシックバレエ(これはガチでクラシックです)を踊るならともかく、社交ダンスを踊るなら、頭はポピュラー音楽にスイッチした方が良さそうです。

 さて、ナチュラル・スピン・ターンに話を戻すと…6の足も難しいですね。私はついつい、6の足を5の足の側に置きたくなる(特に5でスウィングしてますからね)のですが、6の足はオープンなままにして、6の足に体重が移動するやいなや、女性が前進してきますので、すぐに5の足を下げる事ができるように備えておく事も大切です。6の足を5の足のすぐ横に置くと、女性が前進してきた時に、ぶつかってしまいます(汗)。

 この4〜6の動きを何度も繰り返しました。難しいです。先生からOKをもらっても、次に同じ事をやるとダメだったりして、結局、何一つ分かっていないんですよ。それでも、どうにかこうにか練習をして「最後に一曲、通して踊りましょう」って事になりましたが…一曲通して踊るなんて、ムリムリでした。カラダが持ちません。

 それに、踊っていると分かるんだけれど、明らかに私、踊らされていますね。リードされている…と言った方がよりダンスっぽいのかもしれないけれど「アレ?アレ?アレ?」と思っているうちに、ドンドンカラダが動かされています。確かに、こんなテイタラクじゃあ、先生としか踊れない。まだまだ素人女とは踊れないなあ…。

 さらに、踊っているうちに、右の太股の外側の筋肉がつり始めるし、両肩というか、両二の腕の筋肉がプルプルしてくるし、腰の筋肉も張って来るし…。たかが、一曲ですが、それを踊りきるだけの体力が私にはありません。いやあ、本当に、カラダが全然ダンス向きではない事を改めて確認しました。

 私は一曲すら満足に踊れないのですが、妻先生は、さほど体力があるとは思えない人なんですが、ダンスパーティーの時など、3時間くらいは軽く踊ってくるので、やはりカラダが出来ているか出来ていないかは、大きな違いなんでしょうね。ちなみに、レッスンがあった日は、昼間、近所でダンスパーティーがあったそうですが、妻先生、うっかりパーティーに行くのを忘れてしまったそうです。ダメじゃん。しかし、パーティーでたっぷり踊った後に、私のレッスンの相手をしようとしていたとは…どんだけ踊れるんだい、君は!

 ちなみに、ダンスパーティーは、どこかしらで、毎月のようにやっているので、そんなにガツガツする必要はないそうです。

 とにかく、ナチュラル・スピン・ターンがそこそこ出来るようになったら、もう一つステップを教えてくれるそうです。そこまで出来て、ワルツに関しては、最低限ってわけで、ようやく「ワルツ、踊れる…かも?」レベルになるそうです。おお、それはうれしいね。

 そうそう、レッスンの休憩時間の時に、妻先生に試されました。

 CDで音楽をかけて「これを聞きながら、カウント取れる?」って言われました。私はなんの音楽をかけられたかは分からなかったのですが、一曲目がルンバで、二曲目がチャチャチャだったそうです。もちろん、音楽を聞いて、即座にカウントを取るなんて、朝飯前です。これでも一応“歌手”ですからね。そんな事でヘマしません。

 妻先生曰く、私ぐらいの年齢からダンスを始めると、男性の場合、音楽のカウントが取れない人が大半なんだそうです。特に難しいのは、今かけたルンバとチャチャチャ。この二曲とも、アウフタクトの音楽なんです。私はそんな事は、ちょっとも気がつきませんでしたが、確かにアウフタクトの音楽なのです。だから、本来一拍目は強拍なんですが、その強拍の位置が(正式には違うのだけれど、簡単に言うと)ズレているわけで、そのために、一拍目を「イチ」とカウントする事ができないオジサマが続出するのだそうです。

 なので、私もその手のオジサマと同類かどうか、試されたわけです。

 しかも、この手のアウフタクトな音楽の場合、ダンスは一拍目から始まらずに、二拍目からダンスのアクションが始まるんだそうです。「なんで?」と尋ねたら「一拍目はタメなのよ」との答え。ほう、タメですか。そう言えば、今やっているワルツにも、タメはありますね。

 オジサンになると、このタメがあると、どうも音楽がズレてしまうそうで、ルンバもチャチャチャも二拍目を「1」と数えてしまうのだそうです。つまり、リズムのウラに入ってしまうわけです。これ、ウラに入ると、ルンバもチャチャチャも音頭風のリズムになっちゃうんですよ。無意識に音頭っぽいリズムに解釈されちゃうわけで…。たぶん(私のような)オジサンには、ルンバやチャチャチャのような洋風なリズムよりも、子どもの頃から慣れ親しんでいる音頭の方が動きやすいというのは、事実だよね。無意識に、場に流れる音楽を音頭風に解釈しちゃうわけなんですね。

 リズムをオモテで感じるか、ウラで感じるかは、音楽の根幹に関わる大問題です。だって、同じようなリズムをオモテで取るか、ウラで取るかでは、まったく別の音楽になっちゃうでしょ。

 例えば、私が思うに、タンゴの印象的なリズムって、オンビートなんだけれど、あのリズムをオフビートにすると…ディズニーランドのエレクトリカル・パレードのリズムになるでしょ? あまりに似ても似つかないから、気がつかない人が大半だろうけれど、私はそう思ってます(気がついた時は「やった〜!」って感じだったけれどね)。それくらい、リズムのオモテとウラって大切な要素だと思います。だから、リズムがカウントできずに、ウラで踊ってしまうオジサマって、それくらい素っ頓狂な事をやっているわけなんですね…って、カウントが取れる事と、踊れる事は別な事だから、私も実際にそれらのダンスを踊り始めたら、リズムずれずれになっちゃうかも…。もしそうなったら、かっこ悪いなあ(笑)。

posted by stone at 03:30| Comment(0) | 社交ダンスのレッスン

2011年12月26日

声を張るな! 当てて行け![音源付き]

 今年最後の声楽のレッスンに行きました。

 軽く発声練習をしましたが、音程をあっちこっち直されました。とにかく『気を抜くと音を外す』『フレーズの頂点の音に当たりきらない』『下降音形で音が下がりすぎる』のです。まあ、音程正しく歌うのは、私にとって、本当に至難の業です。でも、諦めない。だって、諦めたら、そこで終わりだから。音程なんて、よく分からないけれど、気を抜かずに歌っていきましょう。

 時間の都合で、本日はコンコーネはカットです。さっそく、モーツァルトの「Dalla sua pace la mia dipende/彼女こそ私の宝」を歌いました。

 ひとまず、一度通して歌ってみました。もう、息も絶え絶えになりました。ああ、シンドい(涙)。

 とにかく、たかが4ページの曲ですが、歌い終わったら、見事に声が無くなっていました。いやあ、しゃべるのさえ苦労するほどでした。本当に声って消耗するんだねえ…。もっとも先生からは「よく、最後まで(沈没しかけたと言えども)歌いきりました。よくやりました」と誉められました。どうやら、現在の私の力量では、最後まで到達するだけでも難行な曲らしいです、こいつは…。

 でも、本当はこのアリアを歌った後も、オペラは続くわけで、だから、アリアを歌い終わって、息も絶え絶えになってはいけないわけで、アリアを歌った後も元気ハツラツでいないといけないのだそうです。つまり、モーツァルトアリアを一曲歌った程度で、バテてちゃ、お話にならんって事なんです。

 さて今回は、この時の歌唱の前半部(笑)をアップしましたので、もしよかったら聞いてみてください。今回はYouTUBEに自分のチャンネルを作ってみたので、そこにアップロードしてみました。こちらの方がブログの読者に便利かな?って思ったのですが、いかがでしょうか?

 「なぜ前半だけアップしたの?」と思われるでしょうが、それは簡単な理由で、キング先生が「前半だけアップしたら〜?」とおっしゃったからです(笑)。まあ、後半は息も絶え絶えになりすぎて沈没しかけていたから、そりゃあ後半はアップできないです(涙)。なので、前半だけというのは、キング先生のお優しい言葉………と解釈する事にしました。

 いつの日か、フルサイズでアップしてやる〜!

 しかし、録音を聞くと、いかに私がダメかよく分かります。音程が数ヶ所、下がっているどころか、違っている!(ちゃんと音取りし直さないと…)上に、りズムも数ヶ所違っているし、なによりも…声張りすぎ!…ダメじゃん。まったく…。たしかにこれじゃあ、モーツァルトと言うよりもイタオペだなあ。おぷーさんのアドヴァイスの通り、歌うよりも先にしゃべる練習が必要だな…。

 これ、先生に「アップしなさい」って言われなかったら、お蔵に入れてるレベルだよ…、ほんと、まったく。

 とにかくこの曲を歌う上で大切なことは『声を張らない事』『歌うべきところ以外は歌わない事(歌っちゃいけない部分にも良いメロディがあるけれど、そこはガマンする事)』『モーツァルトの美しさは、フォルテにはないので、高い音は一つ一つ確実に当てていく事』なんだそうです。

 イタリアオペラではないので、決して歌い上げてはいけません。だいたい、考えてみると、モーツァルトって古典派の音楽なんですよ。つまり、イタリアベルカントオペラ以前の作曲家なわけだし、当然、カルーソーによるテノール革命以前の音楽家なわけで、当時の音楽を今の歌い方で歌う事自体が、実に難行苦行なわけですね。

 歌じゃ分かりづらいので、ピアノで考えると、よく分かります。モーツァルトの時代って、まだ現代ピアノが無いんですよね。彼の時代にあったのは、クラビコードとかフォルテピアノとかチェンバロなわけで、いずれも現代ピアノとは仕組みや構造がちょっと違う楽器なわけです。で、特に違うのは、鍵盤の重さだそうです。モーツァルト時代の鍵盤楽器って、いずれも鍵盤が軽かったわけで、その軽い鍵盤を前提にして曲が書かれているのがモーツァルトのピアノ曲です。それなのに、それを現代ピアノで弾くから、大変なことになる…なんて聞いた事があります。

 おそらく声楽でも似たような事があるんだろうと思います。モーツァルト時代のテノールの歌い方って、絶対に、現代のテノールの歌い方とは違うはずです。だから、現代テノールの歌い方でモーツァルトのアリアを歌うのは、そりゃあ難しいはずです。

 …と、まあ、自分を慰めてます。ああ、愚痴もいいけど、練習しないとね。

 とにかく、手は抜いちゃダメだし、声はしっかりと響かせないといけないけれど、同時に声のスタミナをしっかりと残せないとダメです。つまりは、省エネならぬ、省声で歌わないと。そのためには、声を絶対に張ってはいけません。ブレスコントロールをしっかりして、次のチャンスを待ちながら、歌っていかないといけません。高音が出てきても、軽く当てるだけで、絶対に声を張りあげてはいけません。

 スポーツにたとえれば……、まるで攻めではなく、守っているみたいです。モーツァルトの音楽って、ディフェンスの音楽ですか? 私は攻めるタイプの人間なので、こういう守備の練習って、気乗りしないんですよ…。

 この曲で学ぶ事は…声を抑えながら歌う事、なんだそうです。先生曰く、私の欠点(の一つ)は、一度声を張りあげたら、最後まで張りあげっぱなしになって、結果として声を使い切って撃沈してしまう事なんだそうです。曲の途中で声を張りあげるのはかまわないけれど、張りあげる箇所が過ぎたら、すぐに声を戻さないといけないのに、行ったきりになって絶対に戻れないのが、私なんだそうです。

 つまり、鉄砲玉というか、オフェンスオンリーな私なんですね。…だって私はオレ様なんだし、イケイケゴーゴータイプなんだから、そりゃあ、そうなるよね。「最初から最後までクライマッ〜〜クス〜!」な人だもん(笑)。

 でも、それじゃあ、アリアは歌えないわけです。攻めるべきところはきちんと攻めるけれど、抑えるところはしっかり抑えないと、オペラアリアは歌えないのです。攻めて攻めて攻め終えたら、すぐに戻って、相手の攻撃から自分たちのゴールを守る事もできなきゃダメって事です。

 攻めるオンリーな私なので、オペラアリアを歌えるようになるためにも、今は声を抑える事とか、攻めた後、すぐに守りに入る事などを覚えないといけないのだそうです。

 モーツァルトの「彼女こそ私の宝」という曲は、そんなディフェンスの大切さを教えてくれる曲(つまり私が苦手とするタイプの曲)なんだそうです。とにかく今は、このモーツァルトの曲を通して、地味に(声の)守備練習をするのが、現在の私の課題なんだそうです。声を守れないと15分にも及ぶガラコンサートでファントムを歌いきる事など、できるはずがない! って事なんですね。…確かにそうかも。

 とにかく今は、声の守備練習ですよ。地味だけれど、ディフェンスの勉強をしないと。

 一度通した後は、抜き出しながら練習しました。あっちこっち音程を注意されながら歌いました(涙)。音程も大切だけれど、ポジションも大切です。同じように歌っていても、ポジションが下がっていると、音がぶら下がるのです。だから、まずはポジションに気をつけて歌うこと。ポジションを高めに取っていると、案外音程は安定するそうです。また、声は押さない、たとえ高音であっても、なるべくカラダを使わずに、声を軽く当てるように歌っていく事が大切です。

 はあ〜。

 次回も、この曲の最初の2ページまでを、きっちりと練習してくるように言われました。とにかく、最初の2ページをきっちり歌えるようになると、おそらく最後までいけるはずだからだそうです。さあ、頑張ろう。

おまけ

 YouTUBEに音声をアップするのは簡単でした。

 1)録音機で録音したデータをパソコンに吸い込んで編集してmp3ファイルにする。
 2)ムービーメーカーに落として、タイトルを作ってwmvファイルにする。
 3)YouTUBEのアップロードのリンクをクリックしてアップロードする。
 4)埋め込みコードをブログに貼り付ける。
 5)完了

 こんな感じでした。

posted by stone at 03:30| Comment(14) | 録音音源付き記事

2011年12月25日

源氏物語の女君ランキング(すとん編)[2011年12月第4週・通算45週]

体重:99.4kg[-0.5kg:-0.6kg]
体脂肪率:30.3%[-0.2%:+0.2%]
BMI:31.4[-0.1:-0.0]
体脂肪質量:30.1kg[-0.4kg:-0.2kg]
腹囲:97.0cm[+-0.0cm:-10.2cm]
     [先週との差:2011年当初との差]

 今年最後のダイエット&エッセイ記事です。まあ、今年は例年やっている“真夏のダイエット作戦”が多忙により中止を余儀なくされたので、この年末の段階であまり良い状態ではないのが残念です。この段階で、-5.0Kgぐらいになっていないと、年始年末の体重増加の大波に耐えきれないのですが…。年を越えると、基準体重をリセットしてダイエット記事を続行する予定ですが、来年のスタートは一体何sになっているでしょうか? 自分でも不安です。

 だからと言って、年始年末って、暴飲暴食をしないわけにはいかないからねえ…。

 さて、先日「源氏物語 千年の謎」という映画を、半ば義務感で見たのですが(やっぱり映画は義務感で見ちゃダメですね:笑)私の好みとはだいぶ違い、ガックリしてしまいました(ゴジラ対キングギドラじゃないんだから、安倍清明vs六条御息所はやりすぎだと思います)。やはり有名作品の映像化、とりわけ大河小説である源氏物語の映像化は、難しいですね。私的には、20年ほど前にTBSで放送された、橋田寿賀子の「源氏物語」が、かろうじて及第点かな? その他の映像作品は、正直、尺が足りなさすぎて、お話にならんと思ってます。

 それはともかく、源氏物語と言えば、数多くの女君が出てくるわけですが、その中の12名の主要女君をピックアップして、その私的ランキングを発表しちゃうおうという、どーでもいいネタが、今回の記事です。「え、源氏物語? なんか、つまんなそう…」と思われた方は、また明日、お越しください(笑)。

 あと、今回のランキングでは、結構好き勝手で偏見まみれな事を書いてますので、源氏物語ラブな方は……「あのすとんが、デタラメな事ばかり書いて…。あいつは源氏物語の何たるかなんて、ちっとも分かっちゃいないね」と吐き捨てて、ついでに生暖かい目で、私を見下しておいてください。このランキングは、一種のジョークだから、マジに受け取って、怒っちゃイヤよ。よろしくね。

 ちなみにランキングのタイトルは「源氏物語の女君ランキング(すとん編)」です(笑)。基準は、私すとんが源氏物語に出てくる女君を“愛おしい”って感じる順番に並べてみましたってだけです。つまり、基準は私がその女君をどれだけ“好き”かという、実に曖昧な基準で並べたランキングです。深い意味はありません。

 まあ、これを見て、私の“女の子の好み”などをご堪能してみてくださいって遊び(爆)です。そこんとこ、よろしく。

 では、ランキングの下位から順番に発表していきます。
 
 
12位)女三の宮[他の男のタネで孕んじゃった女]

 まず最初に登場するのが、源氏の二番目の正妻である三の宮ちゃんです。

 三の宮ちゃんって女の子は、たぶん、ちょっとオツムが弱いタイプのお姫様なんだろうと思います。だから、いい婿が取れず、生活力もなく、父親ほどの年令の離れた成功者の“飾り物の妻”として結婚したわけで、最初から『愛のない結婚』だったわけです。ある意味、リアルな意味で“永久就職”だったんだと思うし、父親である朱雀院からすれば「やれやれ、やっと片づいた…」って感じの娘だったろうし、夫君となった源氏からすれば『自分の箔付けにはちょうどいいかな? まあ、ボランティア精神で養ってあげましょう』程度の妻です。

 成功した男なら“お飾り”になるような妻がいても、悪くないでしょう。でも、そういう“お飾り”な妻って、他に愛する女(源氏なら紫の上)がいてこその“お飾り”なわけで、本来“サシミに対するツマ”というか“ステーキと付け合わせ”のような感じの立場ですね。21世紀で暮らす我々は、民法の規定で“サシミのツマ”とか“ステーキの付け合わせ”などの立場の女性を作ってはいけない事になっていますので、なんかこういう“お飾り”な妻って、微妙な感じがします。やっぱり“お飾り”よりも、内実の伴った素晴らしい女性と仲よくなりたいです。

 で、この子がこの順位に来ている理由ですが“お飾り”は別としても、それ以外に私的にこの子を好まない理由が、三点ほどあるので、この順位にしました。

 一つ目は『オツムが弱い事』。私、ボーとしたタイプの子は苦手です、ごめんなさい。

 二つ目は『非活動的な事』、世の中がつまらないなら、自分が積極的に動いて、人生楽しめばいいのに、そこでボーとしちゃうのが三の宮ちゃんなわけで…そういう子は生理的にあきまへん。

 三つ目は『他の男のタネで孕んじゃった事』です。他の男のタネで妊娠しちゃう女は、私は受け入れられません。あたしゃウグイスじゃないんだよ、カッコウの子を托卵する気はありません。それにだいたい、恋愛を家庭に持ち込む女って、最低だと思います。どうせ孕むなら、葵の上ちゃんみたいに、自分のダンナさまのタネで孕みましょう!
 
 
11位)葵の上[カラダの相性の悪い妻]

 と言うわけで、11位は葵の上ちゃんです(笑)。彼女は、源氏の最初の正妻なんですね…って、ランキング下位に正妻が二人並んじまったよ! 別に私が正妻嫌いってわけではないので、誤解しないように(笑)。

 葵の上ちゃんには同情するべき点が多々あると思います。『蝶よ花よ』と大切に育てられ、将来は立派なお妃になって「ゆくゆくは国母となるんですよ…」なんて言われて育ったのに、何かの間違いで、臣籍降下した、全く将来性が感じられない非主流派のガキの妻にさせられたんですよ。

 そりゃあ、腐るよねえ。その上、しぶしぶ結婚したダンナ様は女遊びが大好きで、外に愛人をたくさん作って、滅多に自分のところになんか来ないわけだし…だから、この子の運の無さには同情します。

 客観的に見ると、葵の上って、ツンデレな女の子なんだと思うし、嗜み深い女性だろうし、教養だってたっぷりあるだろうし、育ちだってメッチャいいわけで、本来、源氏との仲だって、物語に書かれているほど悪くなるはずもない子のはずです。

 だいたい、源氏にとっては始めての女性なわけだし、源氏って女性には優しい人でしょ。それなのに夫婦仲がイマイチって事は…この二人、結局、カラダの相性が悪いんだと思います。今なら「性格の不一致」って理由でさっさと離婚しちゃう組み合わせなんだと思います。でも当時はそういう離婚理由はないし、政略結婚だし、一夫多妻だから、源氏は相性の悪い妻を回避して、外に女を作っちゃたわけでしょ。ああ、かわいそうな葵の上ちゃん。

 ま、相性が悪いんだろうけれど、それでも夫婦だからね、お互い頑張って、男の子を生むんだけれどね…。まあ、なんて言うか、義務感で作ったような子どもだったんだろうけれど、それでも、よく頑張った(涙)。

 たとえ金持ちであっても、たとえ人柄が良くても、カラダの相性の悪い女性を妻に迎えるのは、男として、やっぱり人生の不作でしょ。彼女自身に責任が無い事は重々承知の上で、申し訳ないけれど、葵の上ちゃんは、11位です。
 
 
10位)朧月夜[危険な遊び相手]

 デインジャラスですね。こういう女と遊ぶと身を滅ぼします。現に源氏は身を滅ぼしました(笑)。

 恋のアバンチュールを楽しむなら、こういう子でしょうが、妻にするならハズレな女性でしょ。女子力高いですし、一見、いい女に見えるんですが…愛欲優先女子なので、うっかり捕まってしまうと、女のペースに巻き込まれて、大変な目にあいます。まさに交通事故のような女です。そんな危険な女が朧月夜ちゃんです。まさに小悪魔。まさにファム・ファタール。まさにハズレくじ。

 そう、源氏物語最大のハズレ女が、朧月夜ちゃんです。

 そうと分かっていれば、誰も手を出さない類の女です。でもね、ハズレかどうかは、実際につきあってみないと分からないんだよねえ…。あとから思い起こせば、色々とハズレのフラグは立っているものなんだけれど、それらのサインをうっかり見過ごすと言うか、魔が差してしまうと言うか、人生の落とし穴に落ちてしまうと言うか…。源氏の君にしたって「あの日、浮かれ気分で右大臣の屋敷をウロウロしなければ…」と後悔しているはずです……って、してないか(笑)。彼はタフだもんな(爆)。

 むしろ、ハズレくじを引いたのは、朧月夜ちゃんの方かも…。いや、それと知っていて、朧月夜ちゃんを押しつけられた朱雀の兄貴の方かな? 朱雀の兄貴は、本当に、お人好しだからなあ…。いつでもバカを見るのは、お人好し、って事なんだろうなあ。
 
 
9位)末摘花[メンヘル女]

 源氏物語に出てくる女の子はみな美女揃いですが、その中で明らかに“醜女”と表現されているのが、この末摘花ちゃんですね。おそらくは、日本文学史に燦然と輝くナンバーワン醜女でしょう。もっとも、ハッキリと醜女と書かれていないまでも、かなり容姿に難がありそうな子は、他にもいないわけじゃないです。私が思うに、朝顔とか空蝉なども醜女じゃないかなって思います(違うかな?)。

 実は私、醜女はキライじゃないです。私は女性の外見って、多少しか気にしません(笑)。醜女ちゃんを彼女にした経験は残念ながら無い(これでも面食いなんです)のですが、ガールフレンドなら、醜女ちゃんはたくさんいましたよ。友達としてつきあうなら、外見よりも中身でしょ。中身が良ければ、醜女ちゃんでも、何の問題もないです。いやむしろ、醜女ちゃんなら、私が恋愛モードになりませんから、素晴らしい友情が築けるんじゃないかと思いますよ。

 でも末摘花ちゃんは…友人にしても、ちょっとキツいです。この子の場合、外見は問題にならなくても、その行動が…突拍子もないでしょ? 頭の回転が悪いとは思えないので、おそらく若干、メンヘルが入っているんじゃないかな? 私、メンヘル系の妄想女子は苦手なんで…ごめんなさい、パスさせてください。
 
 
8位)夕顔[セフレ]

 この子は今で言うなら、道でナンパしたら、ヒョイヒョイついてきて、やらせてくれた女の子、って感じかな? 源氏と迎えた朝のシーンなんて、いかにも場末っぽいし…。彼女が最期を迎えた某院なんて、現代小説なら、地方の安ホテルあたりを彷彿とさせるしね。

 夕顔ちゃんは、六条御息所の生霊に取りつかれたり、玉鬘ちゃんのお母さんだったりと、物語的にはキーパーソン的な子だけれど、この子自身は“行きずりの女”であって、後腐れのない遊び相手、つまり今風に言えば“セフレ”な子でしょ。男的には、都合のいい女だよねえ…。こういう子を好きになる事はないけれど、いると色々な意味で便利だよなあ…(あ、石、投げないで〜)。
 
 
7位)浮舟[男運のない女]

 薫君にとって、浮舟ちゃんって、所詮は大君ちゃんの代理なんですよ。本命の代理の愛人であって、でも大君本人じゃないから、自然と扱いも粗略になるし、その事を浮舟ちゃん自身が気にしている上に、自分の身分の低さや、育ちの悪さ、家庭運の無さ、手痛い失恋の思い出から来る男性不信、さらに薫君や匂の宮君の持っている貴公子オーラに押されまくって、色々感情や思惑がコンフリクトしちゃって、人生に飲み込まれちゃったわけでしょ。

 浮舟ちゃんの扱いについては、薫君だって誉められたような扱い方してないけれど、匂の宮君の扱い方は、すごいよね。拉致監禁した上に犯しまくるわけで…今なら立派な性犯罪でしょう。浮舟ちゃんが思わず自殺を決行しちゃうのも、分からない話ではありません。彼女にとって、人生って、つらい事だらけなのかもしれませんね。

 結局、男たちに弄ばれた挙句、この世で生きる場を失ってしまい、自殺にも失敗し、仏にすがるしかなかった浮舟ちゃんって、本当に男運の極めて悪い女の子なんですね。

 ああ、重たい…。物語の最期を締めくくる女君なんだから、やはりこれくらいの重たさがないと、広げた風呂敷を閉じる事ができなかった…のかな? 結局、物語の最後の最後で、薫君を袖にした事で、男に流される人生に終止符を打った浮舟ちゃんだけど、恋愛小説である源氏物語の最後の結論が、恋愛否定というのも、なんかシュールな感じがします。

 こういう子とは、色恋抜きでつきあってみたいです。人生、色々と苦労しているし、この子の人生の修羅場からは、実に多くの事が学べるんじゃないでしょうか? 友人としては、なかなか良いと思いますよ。
 
 
6位)明石の御方[若い時は可愛かった女]

 須磨明石時代の、明石ちゃんは可愛いくて素敵ですね。私はあの時代の明石ちゃんが、私は大好きです。

 でもこの子は、姫君を生んだ後は、女としてもより、母としての生き方を選んじゃったわけで、そこが私的にマイナスポイントかな?

 あと、地方出身のセレブなお嬢様なんだけれど、そこも私的にはマイナスかな? 地方出身なのに、変に都会志向って部分が痛いかな…って思います。地方出身なら地方丸出しで、自分の田舎に誇りを持っている子の方が、私は好きです。

 あと、オヤジである明石の入道殿が、ちょっとウザイので、そこも私的にはマイナスかな? 婿殿を大切にしてくれるのはありがたいけれど、やっぱウザイ人はウザイです。

 とまあ、結構マイナスポイントのある明石ちゃんですが、それでも須磨明石時代の明石ちゃんは可愛いので、6位にしておきます(笑)。
 
 
5位)花散里[平凡な妻]

 私は花散里という女性が好きです。このランキングが「妻にしたい女君ランキング」だったら、少なくともトップ3、もしかするとナンバーワンになっていたかもしれないのが花散里さんです。だって、妻にするならベストな人です。

 地味だけれど、案外しっかりしているし、子どもの教育はきちんとできるし、気も利くし、放っておいても文句も言わないし…まさに理想の妻です。こういう女性が妻だと、男は安心して家庭を任せられますね。
 
 
4位)紫の上[古女房]

 紫の上ちゃんって子は、物語的には、娘時代と死の直前ぐらいしか活躍しない、有名な割には活躍シーンの少ない女君なんです。それはなぜかと言うと、この子って、源氏の古女房という役割の子だから、活躍のシーンが少ないんです。だって、古女房って、日々の平凡な生活の一部でしかないじゃない? そんな日々の平凡な生活の中に、劇的な事件なんてものが入り込む余地は無いわけで…でも、そんな劇的な事件がないからこそ、日常生活を安心して共に過ごせるわけで、そんな普段着感覚の女性って素敵です。

 「女房と畳は新しい方がいい」と言いますが、古女房には古女房の良さがあると、私は思います。平凡な日常こそが幸せな毎日って奴だと、私は思うんだよねー。

 あと、紫の上ちゃんは、源氏が須磨明石に飛ばされていた時も、しっかり留守を守っていたでしょ。そういう奥様的なところも私は好きです。それと、私はロリを好みませんが、彼女が若紫と呼ばれていた頃のロリロリな時代は、お好きな方にはたまらないんでしょうね(幼女なんて、ションベン臭いだけだと、私は思うけどなあ…)。
 
 
3位)藤壺中宮[ドロドロ系]

 藤壺ちゃんって、実にミステリアスで魅力的な立ち位置にいる女君だと思います。

 この子の魅力って、この子自身のパーソナリティーがどうとか言うのではなく、“源氏に喰われた女”というのが最大のウリであり、その喰われ事をどう捉えるかで、この子の扱いが変わるというか、魅力がよりいっそう輝くわけでしょ?

 『源氏が長年の憧れの女との思いを遂げた』と捉えるならば、ある意味、ファンタジックでハッピーな出来事って事になるのかな? 夢々しい愛情行動?? でも、これは浅い読み方って言わざるを得ないかな? ってオジサン的には思います。

 彼女が源氏に喰われた事によって獲得した魅力というのは、以下の三つじゃないかな?

 一つ目は、あからさまな記述は無いものの、源氏と藤壺ちゃんの関係って、明らかに源氏による『レイプ』なわけでしょ。ですから、レイプファンにとっては『力付くで自分のモノにした女』という魅力を藤壺ちゃんに感じるわけです。あ、ちなみに、私はレイプは嫌いです。性行為というモノは、愛する二人が合意の上で、楽しくやりたいですね。でも、レイプに惹かれる男性がいる事は理解するし、そういう嗜好の持ち主には、藤壺ちゃんって、たまらない女…でしょうね。

 二つ目は、藤壺ちゃんって、源氏のとっては、母代わりと言うか、精神的にはほぼ母親だった女性でしょ。その母親同然の女性を犯してしまうなんて、これって『近親相姦』でしょ? 

 私が源氏という男に共感できない部分はたくさんあるけれど、中でも「???」なのは、この藤壺との近親相姦的な関係なんですよ。源氏が藤壺を母親のように慕い憧れていたというのは分かる。その気持ちが煮詰まっていったのも分かる。だけど、なぜそこで、その母親同然の藤壺を源氏が犯しちゃうのか! ここが男として分かりません。母同然の人を犯せる源氏のオスとしての感覚が私には分かりません。

 普通、母とか姉とか妹とかって…女のうちに入らないでしょ? 性愛の対象外でしょ? それなのになぜ、源氏は藤壺を襲ったわけ? ああ、分からない。趣味がマニアックすぎて、私には分からない。でも、これも、お好きな方にはたまらない魅力になるのでしょうね。

 三つ目は…藤壺ちゃんって、実は人妻なんですよ。源氏物語には、源氏が人妻を寝取る話というのは、他にもあります(例えば空蝉ちゃんも人妻ですね)が、源氏って、何をやっても許される立場の人だから、そこらの人妻に手をだしても、大騒動にはならないのです。でも、藤壺ちゃんは帝の奥様ですから、さすがにここに手を出すのはダメだし、タブーだし、寝取っちゃうのは禁忌でしかありません。その危険な虎穴にあえて突入しちゃった源氏君なわけです。これもお好きな方にはたまらないシチュエーションって奴です。

 “The women of other people is tasty”って言いますものね。

 『レイプ』『近親相姦』『人妻を寝取る』 ううむ、背徳の香りがプンプンしますねえ。世の中は、キレイゴトじゃ済まないし、恋愛なんて本質的にドロドロしているものです。そんなドロドロな藤壺ちゃんって…私、好きかも。
 
 
2位)桐壺更衣[愛に生きた可愛い女]

 いいでしょ、更衣ちゃんは、本当に可愛い奥様だと思いますよ。この子が早死にしちゃったのは、夫君である桐壺帝君が男として、ちょっぴり弱かったからでしょ。帝君がもう少ししっかりしいてたら、この二人は幸せになれたんだろうと思います。

 更衣ちゃんって、愛に生きて、愛に死んでいった女の子です。まさに愛を身にまとった女性なわけで、そんな女性に弱い私です。ああ、更衣ちゃん、サイコー。

 それにしても、愛って、はかないものですね。
 
 
1位)六条御息所[インテリ女]

 はい、第一位は御息所ちゃんです。なんだかんだ言っても、私はインテリ女が好きなんです。だって、インテリ女って、一緒にいて楽しいでしょ、会話も弾むし、一緒に生活しているだけで、多くの事が学べるでしょう。おまけに彼女は、単に教養が深いだけでなく、愛情だって人一倍深いでしょ。なにしろ生霊になって、他の女を破滅させちゃうくらいだもの。そういう深情けな女って、私、大好きです。

 「芥子の匂いが髪から離れない…」なんて泣きながら髪を洗っているシーンなんて、私はもう胸キュンだよ。いいなあ、御息所ちゃん。死後も(御息所ちゃん的に言えば後妻にあたる)紫の上ちゃんに取りついちゃうくらい、ダンナさんラブなわけで、人によって、そういう御息所ちゃんの重い部分に辟易する人もいるだろうけれど、私はそういう重たさも含めて、御息所ちゃんが好きです。

 ラブラブ御息所ちゃん…と言っても、別に私は“熟女好き”でなければ“未亡人好き”でもないし“中古女好き”でもないので、誤解しないように(笑)。
 
 
 とまあ、私的な女君ランキングは、こんな感じです。それにしても、私の女の好みって、こんな感じなんだなあ。自分で確認して、改めてビックリです。つまり私という男は「インテリのドロドロ系で愛情あふれる女性が好き」って事になるかな…? ううむ、コメントを差し控えておこう(爆)。

posted by stone at 03:30| Comment(17) | ダイエット&エッセイ

2011年12月24日

好戦的なカンロ

 メリー・クリスマス〜です。クリスマスの喜びをみんなで言祝ぎましょう…でも、ブログは、いつもどおりの平常運転でいきます(笑)。

 さて、どうにもカンロが勇ましいです。金魚のくせに気が強いです。なんか、野性児っぽいです。昔飼ってたタナゴのオスのようですし、レッドデビルことアカネ君も想像させるほどの、気の荒い子です。

 もっとも気が強く、気が荒いと言っても、タナゴやアカネ君のように、他の子をイジメるなどの狼藉は働かないのは、カンロの良いところです。しかし、いつも人間に挑みかかってきます。水槽に指さしをすると、普通の金魚は、パっと逃げ出すか、指をエサと見立ててパクパクやりますが、カンロは人の指を見ると突進して攻撃を加えます。「やるのか、こんにゃろ! やるなら、やるぞ!」って言っているみたいです。金魚のくせに、実に好戦的です。

 エサの時などは、本性がむき出しになるので、自分の数倍の大きさのサクラでさえ、力付くで蹴散らしてしまいます。これでカラダが大きくなったら、リアルに暴君になりそうです。

 …たぶん、カンロはオスだな。それも久し振りに見る、オスらしいオスなんじゃないかな。金魚の雌雄を見分けるのは難しいのですが、春になると、オスは追い星が出てくるので、それで見極めるのですが、カンロはきっと追い星が出てくるんじゃないかと思ってます。これだけオスっぽい子は、春になってサカリがつくと…すごいことになるかもしれない。今度こそ、生まれた子を育て上げてみたいです。

 ああ、春になるのが、楽しみです。

 ところで、犠牲になる女の子は誰だろ? やっぱ、かわいいところでヒーチャンですか? それともニシキ? まさか、サ、サクラって事は…ないよなあ〜(笑)。

posted by stone at 03:30| Comment(0) | 金魚

2011年12月23日

ナチュラル・スピン・ターンを習いました

 社交ダンスのレッスンを受けてきました。

 体操をして体をほぐしたら、前回までの復習(ブルースのクォーター・ターンズとチェック・バック、ワルツのナチュラル・ターンとリバース・ターンとクローズド・チェックのコンビネーション)をやりました。なにしろ、週に一回しか踊りませんから、一週間前に習った事を思い出すだけで、30分ぐらい時間がかかります。ちょっとやっては「あれ? 変だな?」 少しやっては「ここ違うよね…?」の繰り返しです。ダンスも音楽と同じで、毎日練習した方が良いのでしょうが、そんな時間も場所もない私でした(笑)。

 しかし、前回の復習だけで30分使ってしまうとは、贅沢と言うか、もったいないと言うか…。通常のダンスレッスンなら一回30分だから、前回の復習に30分も使っていたら、それだけで終わっちゃうじゃん(笑)。

 さて、前回の復習がそこそこできた所で、今回のレッスンに入ります。今回もワルツをやります。

 妻先生と踊ると、やれ「回り過ぎ!」とか「回らなさ過ぎ!」と注意を受けます。どうにもワルツの回転量がよく分かりません。一応、135度ずつ回るのがワルツらしいのですが、その135度回るってのが、よく分かりません。135度=90度+45度なので、直角よりもちょっと多めに回ればいいんでしょうが、グルグル回っているうちに、よく分からなくなってしまいます。とにかく、部屋の壁に対して、斜めから踊り始めたら、部屋の壁に対して真っ直ぐな角度で踊り終え、真っ直ぐな角度から踊り始めたら、斜めの角度で終えるのですが…ダメだ、分からん(涙)。でも、正しい角度で回れないと前には進めないので、ここはきちんとやらないといけません。回転量は男性がコントロールするわけで…男にくっついてクルクル回っているだけの女性がうらやましいですわぁ〜。

 「回ろう回ろうとするから、回りすぎるんだと思う」とアドヴァイスをいただきました。ワルツって結果として回るんだけれど、本来的には、後半身が前半身を追い越して踊るから回るだけであって、回ろうという意識はいらないのだそうです。ナチュラル・ターンだと、常に左半身が右半身を追い越して踊るわけで、だからグルグルと右回りになるわけです。

 理屈で分かっても、体がついてけません。

 で、ワルツを踊っていると、前進の時は、まあまあ良しなんだそうですが、やっぱり後進になると、リズムを外しがちになるそうです。後進は不得意だからねえ…体がぜんぜん出来ていないのですよ。

 と言うわけで、一旦ワルツを止めて、後進の練習です。とにかく、スッースッーと大きく後ろ足を出しながらリズムに乗って歩きます。重心は常に前残りにし、レガートに動いていきます。こういう基礎訓練なんて、本当は地味に毎日やらないと上達するはずないのにねえ…。
 
 
 さて、今回は新しいステップを教えていただきました。それは“ナチュラル・スピン・ターン”です。なんでも、初心者の最初の壁なんだそうです。みんな、このステップで苦労をするものなんだそうです(で、みんなそれを克服していくわけです)。

 さあ、私も頑張るぞっ!

 ナチュラル・スピン・ターンの最初の三歩は、ナチュラル・ターンと同じです。四歩目から違います。四歩目はピボットなんだそうです。あ、ピボットって“軸”っていう意味ね。

 カラダを残したまま、左足を円を描くように、ちょっとだけ斜め後ろに出した(これが四歩目)ら、その足を軸足にして(だからピボットね)、右足を開かずに女性の股の間に足を入れたまま女性と一緒に女性の動きに合わせて足を動かして、五歩目を踏みます。で、その右足に一度体重をかけてカラダを伸ばしたら、今度はその右足を軸にして、さらに同方向に回り続けて、残っている左足を動かします(これが六歩目)。で、残りの七〜九歩は、リバース・ターンの後半をするわけです。

 で、ナチュラル・スピン・ターンを終えると、ナチュラル・ターンの終了時と同じ向きに立っているわけです。ただしナチュラル・ターンと違うのは、次に踏み出す足が左足って事です(ナチュラル・ターンだと次は右足になります)。なので、まだ直進したいなら、そこから足の踏み替え無しで、直接リバース・ターンに行けるわけです。もちろん、壁に当たって左に曲がらなきゃならない状態でナチュラル・スピン・ターンに入ったなら、ちょうど90度左に進行方向が変わっているので、一度足をクローズド・チェンジなどで踏み替えて、再度ナチュラル・スピン・ターンやナチュラル・ターンに入れるわけです。

 …って、これだけ読んでいると、何がなんだから分からないでしょう? はい、書いている私もよく分かりません(爆)。だから、通じないんだなあ…。ま、百聞は一見にしかずなので、ナチュラル・スピン・ターンって何? って人は、下のYouTube画像でも見てください(笑)。

 とにかく言える事は「ナチュラル・スピン・ターンって、グルグル回るばかりで、なんかよく分かんない」って事です。とりあえず、今回のレッスンでは、こいつのステップを覚えるだけで必死でした。だって、ステップだけでも難しいでしょ? とにかく回りすぎない事と、女性のジャマはしちゃいけないけれど、常に女性の前にいて、体を密着させておく事が大切なんだそうです。

 今回はステップばかりに集中してしまったので、ワルツ特有のスウィングとか、女性をリードするための体さばきとかが、おろそかになってしまいました。膝も伸ばしっぱなしになったり、骨盤も寝てしまったり…。ダンスとしては、あんまり良くなかったなあ。ステップなんて、ダンスの一要素でしかないわけで、ステップが出来ても踊れたとは言えないからね。でも、そのステップが出来なきゃ踊れないわけだから、まずはステップ。そして、次に体さばきを覚えていかないと。なかなか、あれもこれもは同時には出来ません。
 まだまだ音楽を単なるリズムとしてしか聞こえてません。本当は、音楽に乗っかって、自然に体が踊りだすようになれれば、良いのでしょうね。何を生意気なことを…と思われるかもしれないでしょうが、初歩で下手くそであっても、下手くそなりに音楽に乗っかって踊れる事って大切なんじゃないかなって思ってます。

 次回のレッスンは…今回習ったナチュラル・スピン・ターンの定着だろうね。とにかくステップにも、まだ不明な点があるので、そこを明らかにする事と、スウィングを体さばきを含んだ上半身の動きもきちんと取り入れてみましょう。

 とにかく、先を急いでグダグダになってしまってはいけません。一つ一つを(現時点でのレベルで)しっかりと身に付けていきましょう。

posted by stone at 03:30| Comment(2) | 社交ダンスのレッスン

2011年12月22日

抱き合わせだと安いけれど、解約しちゃうともっと安いよ。不思議だな。

 フルートのレッスンに行ってきました。

 まずはいつもどおり、ロングトーン練習からです。前回のロングトーンは、チューナーを見ながら行ったにも関わらず、実に気持ち悪かったので、今回は、とりあえずチューナーはセットするけれど、姉様の音に耳で合わせていく事にし、合わせた音をチューナーで確認するという方法を取りました。そうしたら、耳で気持ちよく合わせると、チューナー的にもバッチグーでした。あれ? 前回のレッスンでは、チューナーでバッチグーにすると、気持ち悪かったのに、今回は気持ちよくしてからチューナー見るとバッチグーだよ。つまり、気持ちの良いバッチグーと、気持ちの悪いバッチグーがあるわけだな。

 奥が深そうだ…。

 さて、アルテ15課3章、B-durの「B-durのロングトーン」と1番「音階準備練習」ですが、今回も両方とも、全く不合格でした。

 あれから一週間、どうにか、b2つのB-durと#2つのD-durの混在には惑わされないようになったものの、肝心のB-durの運指が厳しかったです。左人指し指には結構注意していたつもりですが、三オクターブ目でついついブリチアルディキーを押してしまう癖はダメですね。あと3Bの時に右小指をキーから外さなければいけないのに、小指の関節が外れて指が動かなくてヘマります。あああ〜、すぐに関節が外れる小指が憎い。演奏中に関節が外れてしまうと、演奏を一旦止めて、関節を入れ直さないと、どーにもなりません(涙)。で、結局、ボロボロです。ああ、難しい。

 でも、そのあたりはダメだったけれど、全体的には、メトロノームの速さに追いつけるようになったのは進歩でしょう。だって前回はメトロノームの速さに追いつけなかったもんなあ。こんなオッサンですが、頑張っているんだよ。

 さて、ミニヨン・エチュードは8番です。結構イケルところまで練習してきましたが、まだまだ完璧には遠い状況だったので、奇跡を信じてレッスンに臨んだのですが、練習で出来ていたところが出来なくパターンはあったけれど、練習で出来なかったところは、やっぱりレッスンでも出来ないままです。奇跡って、なかなか起こらないんですね。

 それでも、なんとかかんとかやりきりました。先生からは「集中力が足りないですね」と言われましたが、合格をいただきました。つまり、私があっちこっちミスるのは、技術や練習の不足ではなく、集中力の不足と判断してくれたようなです。ああ、勘違いしているけれど、うれしいです。

 …で、合格をいただいたのはうれしいけれど、H先生になってから、一曲たりとも、まともに吹けるようになった曲が無いのが寂しいです。笛先生の時は、きちんと仕上げなければ次には進めませんでしたが、H先生はソコソコ出来上がれば、次に行っちゃいます。なかなか進めないのもつらいですが、きちんと仕上がらないままサクサク進むのも不安ですね。ミニヨン・エチュードなんて、もう8曲もやったにも関わらず、一曲たりとも、まともに吹けません。なんか寂しいなあ…。

 さて、次回は9番です。さっそく、先生がコルク付きフルートで模範演奏をしてくださいました。……三連符? 八分音符の連符? 符点八分と十六分の連符? 装飾音符?…ケンカを売られているような気がします。なんじゃい、この9番、やたらとリズムがムズいじゃないかい。

 今回の雑談は…先生、パソコンを購入されたそうです。結局NECではなく、FMVにしたそうなんだけれど、通常価格約10万円(や、安い!)のところを“約5万円+ポケットWi-Fi(月々1500円)”の抱き合わせで購入されたそうです。つまり、普通に購入すると、約10万円になるところ、購入時にポケットWi-Fiに契約すると、マシン代は半額になるのだそうです。ただし、購入後、2年間はポケットWi-Fiのお金を月々1500円は支払わないといけないのだそうです。つまり、実際は、約5万円+(1500円×24カ月)で約86000円になるそうで、月々の支払いを入れても、通常価格よりも安く買えたのだそうです。

 「ポケットWi-Fiですか、モバイルするなら、うれしいですね」
 「でも、モバイルなんかしないからなあ〜」 ああもったいない。私なら有効利用できるのに…。

 「これ(ポケットWi-fiの事)、解約すると2万円かかるそうなんだけれど、解約した方がいいかな?」
 「本当に全くモバイルをしないなら、黙って2年間ポケットWi-Fi代を支払うよりも、だいぶ安くなりますよ」
 「モバイルなんてしないよ。だって、すぐに高くなるだろ」
 「はい、契約するプランにもよりますが、月々1500円で済むはずはないです」
 「やっぱ解約だな」

 抱き合わせでマシン価格が約5万円、解約料金が2万円で足すと7万円でしょ。通常価格の三割引になっているわけで、ううむ、抱き合わせで購入するのも悪くないですね。ってか、今はこういう商売があるんだー。自作マシンを愛用している私には、始めての世界でした。

 そうそう、うっかりしてましたが、レッスンそのものは、本当は年内にもう一度あるのですが、息子君が某所でオーケストラ伴奏のメサイアを歌うので、そっちに行かないといけないんですよねえ…。残念ですが、このレッスンが年内最後のレッスンだったのに、次回もレッスンに来る気マンマンだったので、先生に御挨拶をするのを忘れてしまいました。申し訳なかったです。ここから次のレッスンまで、なんと、丸々4週間あきます。イッツァ〜、ロ〜ングバケ〜〜ション! ああ、たっぷり自宅練習しておかないと…。

2011年12月21日

キング先生からのクリスマスプレゼント

 歌劇団の練習に行ってきました。

 ええと、実は遅刻しました(汗)。いえいえ、練習会場に入ったのは早かったんですよ。でも、うっかり筋トレ用のズボンを練習会場に持ってくるのを忘れてしまいました。今回は、練習後に忘年会に行く予定だったので、汗臭いまま店に行けませんから、練習着に着替えて練習しないといけないわけで…仕方がないので、練習会場を開けたら、一度自宅に戻って練習着を持ってくる事にしました。そんなわけで、私が戻ってきた時には、すでに歌劇団の練習が始まっていました。

 私が遅刻して会場入りしたところで「今日は筋トレ無しだよ。着替えなくてもいいよ」と先生に言われましたが……すでに自宅と会場との往復で、汗まみれになっていた私は、着替えないと風邪ひいちゃう状況となっていたので、練習着に着替えました。

 ま、世の中なんて、そんなモンです。

 私がいない間に始まっていた歌劇団の練習ですが、最初に配布物(『赤ずきんチャン』の第一幕の各人の動きのメモ)を配布しました。メモの作成はSさんです、感謝です。それと今回は筋トレ無し、いつもの歩きながらの発声練習も無しで、全員で軽く発声練習をした後「クリスマスプレゼント!」というわけで、先生が一人一人の発声のチェックをしてくれました。そのプレゼントをいただいている最中に私が戻ってきたわけです。

 今回の練習会場は、吸音タイプの部屋なので、ほとんど響きがない部屋なのです。普段の我々が個人レッスンを受けている部屋は、かなり響く部屋なので、響きに助けられている部分もあり、こういう響かない部屋で歌うと、色々とアラが見れるので、発声のチェックを受けるには好都合な場所って事なんです。

 皆さん、あれこれアドヴァイスを受けてました。「響かないからと言って、声を押してはいけません」「不要な手の動きは止めましょう」「もっとしっかりお腹で声を支えましょう」などなど。それにしても、団員の皆さんは、よく声が出てる! ここからが歌劇団と合唱団の違いだな…と一人で納得した私でした。

 私は遅刻をしたので、最後から二番目にプレゼントをいただきました(一番最後のプレゼントは、ピアニストさんがいただいていました…なにせ、歌の伴奏をするピアニストさんは、自らも歌えないといけませんからね)。私への注意は例によって“音程”。とりわけ、ロングトーンになると、後半、音程が下がる傾向があるので、そこは息をたくさん使って、むしろ音程を上昇させるぐらいの気持ちで歌うと音程キープできますよってアドヴァイスでした。どこで歌っても音程を注意されるのが私なんです。

 さて、めいめいプレゼントをいただいたら、コンコーネです。今回は2番です。

 とにかくポイントは“しっかり声を出す”事です。そして、全体のバランスを考えて、お互い、よく聞き合って歌う事に気をつけましょうとの事です。つまり、少しはアンサンブルとしての意識を持ちましょうって事です。“合わせる”と言うのは、歌いだしのタイミングとか、休符の長さとか、音程とかハーモニーとか、そういう部分を合わせるのです。音量に関しては、声の出ていない人が声の出ている人に合わせるようにして、声の出ている人が出ていない人に合わせるの厳禁です。また、pとかfとかクレシェンドとかディミヌエンドなどのデュナーミクは各自の思惑もあるだろうから、そこは合わせる必要はないのだそうです。我々は合唱をやっているのではなく、あくまでソロ歌手として重唱をしているって事を忘れないように。

 後は『指揮を見ること』と『#は高めに取る事』が注意されました。次回は3番です。

 『春に』は26〜37小節を中心に練習しました。

 他のパートをよく聞いて、歌を引き継ぎながら歌って行きましょう。またメロディに臨時記号が多い(部分的に転調している)けれど、音程の全音と半音の関係に気をつけて歌いましょうと言う注意をいただきました。その他は、個人的によく分からないところの音取りをしてさらいました。次回は37〜46小節を中心に練習していきますので、予習をよろしくお願いします。

 ここで短い休憩時間になりました。『赤ずきんチャン』の本公演の日程を再度検討しました。

 さて、練習の後半は『赤ずきんチャン』の第二幕です。それぞれの動きの確認をしました。動きの詳細については、団員の皆さんは後日配布されるメモをご覧ください。

 第二幕はおばあさんの家です。舞台の上手1/3が外、下手2/3がおばあさんの家で、納戸は下手舞台袖になります。出演者はぜひ、おばあさんの家の扉の存在に気をつけましょう(笑)。おぼあさんが寝ているのがベッドだと客席から見づらいので、ベッドを安楽椅子に変更します。

 今回は何も無しで舞台稽古をして分かりづらかったので、次回からは、三色のビニールテープを用意して、それで舞台の大きさなどを決めて練習する事にします。

 次回は『赤ずきんチャン』の音楽稽古をやります。特に『森の木々の合唱』を中心に行いますので、譜読みをやっておいて下さい。ソプラノさんが上のパートをそれ以外の人は下のパートを歌いますので、よろしく。

 と言うわけで、練習後は忘年会でした。今年の忘年会は、男女に別れて行いました。女子会忘年会はおしゃれな西洋料理店で上品に行われました。男の忘年会の方は、大衆焼き肉屋でひたすら肉肉肉肉…と肉ばっかり食べました。もっとも、肉と言っても、半分はジンギスカン、残りはホルモンとハラミとコブクロで、箸休めは生キャベツだし。飲み物はホッピーだし、そんなチープな感じがステキでしょ。

 何を話したかなあ…。よく覚えてません。なにしろ、メンバーが私とキング先生とYテノールさん(途中からピアニストさんが乱入しました)だったので、たぶん、大した話はしてないです。カエルのアライは美味しいとか、電気ブランを飲んでみたいとか、座敷ワラシを見た事があるとか、エボダイの干物の作り方とか、ザッフーンはすごいぞとか、Yテノールさんにオペラを題材にした絵を描いてもらおうとか、私が廃人並のパソコンヲタクだとか、アマチュア歌手と名乗りをあげるくらいならセミプロ歌手と言っちまえとか…、どっちにしても、ブログに書くほどの話じゃないですね。

 次回の練習後は…新年会です(笑)。

posted by stone at 03:30| Comment(2) | 歌劇

2011年12月20日

音程は一生ついてまわる問題です

 声楽のレッスンに行ってきた話の続きです。

 さて、軽く発声練習をした後に、立ち方の確認をしました。と言うのも、私、左足の裏(つちふまずのあたり)が涙がチョチョ切れるほどに痛くて、何もやる気がしないのですよ。これは、今まで、私がデタラメな立ち方をしていたのに、骨盤立てて、きちんと立つ立ち方をしたので、カラダがビックリして、あっちこっち痛くなったんだと私は思ってます。

 先生がおっしゃるには、それは確かにそうだろうけれど、でも正しい立ち方をしているなら、足が痛くなる事はないのだから、やはり今でも間違った立ち方をしているはずだ…というので、再び、立ち方チェックです。

 チェックしてみたところ、重心が前のめりになって立っているそうです。特に夢中になって歌えば歌うほど、前のめりになるそうです。

 「男なら死ぬときは、例え溝の中でも前のめりに死にたい」…なんてのは、ダメなんだろうなあ(ボソっ)。

 とりあえず、前のめりにならないように立たないといけません。そこで、利き足(左足:痛い方の足)を軸足(後ろ足)にして立っていたのをやめて、非利き足(右足)を軸足にしたところ、バランスが良くなって、重心がカラダの真下に入ってきました。この姿勢だと、前のめりになりづらいようです。しばらくは、この立ち方で様子を見ることにしました。

 立ち方の確認をしたら、三度音程の練習をしました。三度音程、つまり、ド・レ・ミ・レ・ド〜ですね。ワンフレーズ歌っては、どんどん調を変えて、歌っていきますが、その度に、それぞれの音程を微妙に直されます。私は、レが高く、ミが低くなる癖があるようなので、そこを修正です。

 さて、コンコーネです。まずは1番です。ざっと歌ってみました。結構、気持ち悪かったです。微妙に音程がズレている(汗)。「そうやって、無頓着に歌わない事。だいたい、出だしの音が低めだから、そのままずっと最後まで低めの音程で歌っているんだよね〜」との事。「まずは出だしの音をきちんと取る事から始めましょう」というわけで、今度は、出だしの音を先生がOK出すまで、きちんと取り直してみました。まあまあ、気持ち良く歌えました。

 コンコーネの2番と3番も歌ってみました。もちろん、出だしの音は先生のOKをもらってから歌いだします。また、歌っている間も、終始音程に気をつけて歌ってみました。先生からも妻からも「今までの中で、一番音程がよかったよ」と変な誉められ方をしましたが、本人的には、今までと何ら変わりの無い歌い方をしただけの話なんですが…なんとも、雲をつかむような話でした。次回も1〜3番だそうです。

 モーツァルトの「Dalla sua pace la mia dipende/彼女こそ私の宝」です。

 「音程は上から捕まえるんだよ」といつものセリフが飛び出します。上からと言われても、なんかピンと来ません。「いっそ、半音上の音を出して、そこからジリジリと下がって音を捕まえてご覧」と言われました。半音上? 半音かどうかは別として、ターゲットの音程よりも高い音を一度出して、そこから下がって、目的の音を捕まえる事にしました。こうやって捕まえた音で歌い始めると、結構気持ちよかったです。

 「音程を上から捕まるのと、下から捕まえるのとでは、声のポジションが違ってくるし、すとんさんの場合は、それが顕著だから、必ず音程は上から捕まえる事。上から音を捕まえる事がよく分からなかったら、実際に目的の音程よりも高い音を出してから、そこから下がって音を捕まえると、ポジションが高いまま歌い始められるので、そうしましょう。特に今はモーツァルトを歌っているので、ポジションの高さに注意してみてください」

 2ページ目の途中まで歌ってみました。「今程度の音程で歌えるなら、ひとまずOKです」と言われましたが、本人的には、ダメと良しの違いがよく分かりません。

 先生がおっしゃるには、音程の問題は、一生ついてまわる事で「これで良し」という事はないのだそうです。先生ご自身は、かなり精密な絶対音感を持ってらっしゃいますが、その先生ですから、実は自分の歌の音程は、よく分からなくなるのだそうです。だから、録音をして確かめたり、ピアニストさんに意見をもらって、修正しながら歌っているのだそうです。

 歌では自分のカラダを信じちゃダメ…なんだそうです。もちろん、この場合の“カラダ”には“耳”も入ります。自分の耳を信じちゃダメなんだそうです。

 でも、音程というのは不思議なもので、自分では分からないけれど、他人にはよく分かるものなんだそうです。だから、レッスンで音程を注意されたら、たとえ自分がどう感じていたとしても、言われた通りに直して歌って、音程の精度を高めていく事が大切なんだそうです。確かに、自分の音痴具合ってよく分からないけれど、他人の音痴はすっご〜〜く気になるもんだよね。

 もっとも、私の場合は、本来、まだ音程うんぬんのレベルではないそうです(汗)。今はまだ発声、つまり歌で使える声を作っている段階であって(確かに、ポジションがどうとか、頭声がどうって注意されているもんなあ…)、音程に関して、本格的に取り組むのは、まだ2〜3年先の話になるだろうけれど、今から正しい音程で歌おうとする努力をしていきましょうって事です。

 音程以外の注意は、と言うと…高いGの前(FとFisの間あたりかな?)で私は声を切り換えるのだけれど、それはナシで低い時の声のままでGを歌ってみるように言われました。そうする事で、モーツァルトっぽい柔らかくて軽い声に聞こえるのだそうですが…本人には、その自覚はないです。いや、軽い声どころか本人的には声を切り換えないので、結構シンドイ声で歌っているのですけれど…。でも、このシンドい歌い方が軽い声に聞こえるのだそうです。とにかく、自分の耳を信じちゃいけないのです。信じるのは先生の耳。先生の耳が“軽い声”と聞こえたなら、歌っている方がシンドくても、それは軽い声なんです。はあ〜。

 発声と音程は密接に関係しているそうで、モーツァルトに適した発声方法で歌っていると、自然とモーツァルトに適した音程になってくるのだそうです…と教わりましたが、よく分からない(汗)。とにかく、モーツァルトは、イタリアオペラのように、ぶっ飛ばして歌ってはいけないって事は、よく分かりました。

 モーツァルト、ムズいわ。

2011年12月19日

…だったら、歌を辞めます!

 声楽のレッスンに行ってきました。今回のレッスンでは、先生が気持ち悪いくらいに優しかったです(笑)。

 さて、レッスンですが、最初は雑談という名目で、前回のレッスンでモチベーションがダダ下がった私の心の、先生流のケアから始まりました(笑)。いやあ、先生と久し振りに、腹を割って話してみました。

 先生がおっしゃるには、もう私にレッスンで教える事は、ほとんど無いのだそうです。だから、レッスンにやって来ても、何かを学べると言う事は、もう無いし、何かコツのようなモノをつかんで飛躍的に上達するなんて事を考えてはいけないのだそうです。“楽しく歌ってお終い”というレベルはすでに卒業し、これからは、地味でつらいレッスンしか、私には待っていないのだそうです。

 だからレッスンに来ても、毎回叱られに来るようなものなのです。

 今後は、練習は自宅でしっかりやってきて、その練習の成果をレッスンで披露してダメをもらうというレッスン形式になってくるだろうし、レッスンを受けたからと言っても、今後は目に見えるよう上達はないだろうし、おそらく、上達しているという実感も持てなくなるだろうって事です。

 これからもレッスンを続けるなら、地味で苦しいばかりで、楽しい事は一つも無く、つらい事の連続で、毎回、心が折れるような事ばかり言われる事になるけれど、それでもレッスンを続けますか?って、尋ねられました。
 
 
 無論、これ以上の上達を望まず、あくまでも趣味として楽しくやりたいのなら、それはそれで良いし、そういうレッスンも出来ますって話ではあります……だから、レッスンを辞めろという意味ではないようです。
 
 
 もし私が趣味のままで楽しく歌い続けていきたいなら……テノールは辞めて、バリトンに転向し、オペラアリアも諦めて、歌曲を歌っていく事を薦めるそうです。そっちの方が私にとっては、全然楽なんだそうです。

 と言うのも、先生曰く『趣味でオペラアリアを歌う人なんていない』からです。オペラアリアに挑戦するなら、趣味気分は捨てていかないといけないのだそうです。

 元々カラダが小さくて高音がヒョイヒョイ出ちゃう人ならともかく、私のような巨漢(キング先生もそうですが)がテノールをやるというのは、本来、とても大変な事なので、このカラダでテノールをやり続けるなら、趣味気分は捨てていかないといけないのだそうです。

 バリトンに転向するなら(低音は出ないだろうから、そこは諦めて)無理に高音を出す必要はないし、バリトンとして必要な高音なら、すでに確保されているので、バリトンとして歌っている限り、楽しく歌っていけるだろうし、レッスンで心を折る必要は、特には無いだろうという事です。

 さらにオペラアリアを歌うのを諦めて、歌曲に転向すれば、むりやり曲に合わせて声域を広げたりする必要もなくなり、自分の声に合わせて曲や楽譜を選んで歌っていけるので、色々な曲を歌う事ができるわけで、それなら、レッスンも厳しくならないし、楽しんでいけるでしょう。

 しかし、私がこれからもテノールとして、オペラの勉強を続けていくなら、当然レッスンは厳しくなり、とても趣味の範囲では収まらなくなるのだそうです。それこそ「命懸けで、高音発声に人生をかけて歌う覚悟」を持って欲しいのだそうです。来る日も来る日も“発声”の事ばかりを考えて暮らしていく覚悟が無いなら、テノールは無理だし、オペラアリアは無理、という話なんです。

 テノールとしてオペラアリアを学んで行くなら、レッスンごとに心を折り続けていく覚悟が必要なんだそうです。

 別にこれは、私だけの話ではなく、巨漢テノールなら誰でも通る道で、先生ご自身も通ってきた道なんだそうです。

 というわけで、先生から尋ねられました。バリトンに転向しますか? テノールで行きますか?

 バリトンなら、今のレベルで十分に楽しめるでしょう。歌劇団にもバリトンは必要だし、バリトンなら活躍する場が増えますよ。しかし、テノールなら、まだまだだし、毎回レッスンで心が折られる覚悟が必要です。おまけにテノールには“終わり”というのがあるから、どれだけ努力を積み重ねても、すとんさんがテノールでいられるのは、あとせいぜい10年かそこらだし、その10年間努力しても、テノールとしては完成できないかもしれない。テノールとして終わった後も歌い続けるなら(どっちにしても)バリトンに転向するしかありません。それでもテノールで頑張りますか?
 
 
 
 
 
 バリトンに転向するくらいだったら、歌を辞めます!

 えーと、誤解されないように書いておくと、別にバリトンを否定しているわけじゃないです。単純に『私にはバリトン、無理』って事です。なので、バリトンさんとそのファンの皆さんは、ここで怒らないでね(お願い)。

 では、一体、どの部分で『私にはバリトン、無理』なのかと言うと……だいたい、私の場合、性格がオレ様(笑)なんだから、バリトンのような円満な事はできません。声だって、軽くて細いんだし、元々低音は出ないんだから、バリトンはムリムリよ。

 そんな私がバリトンに転向する? 全くありえません。バリトンに転向するくらいなら、いっそ潔く歌を辞めます。フルートやヴァイオリンに専念します。それくらい、バリトンは無理だって……と返事をしました。

 年老いたテノールがバリトンに転向する?…確かに巨漢テノールならある話だし、あのプラシド・ドミンゴだって、年老いた今となっては、テノールのレパートリーよりもバリトンのレパートリーの方が多いくらいですからね。私がテノールとして終わってしまった時の話は、またその時に考えれば良いことです。今の私がバリトンに転向する事はありません。
 
 
 ならば、レッスンを受ける態度を改める必要がありますね…って事になりました。

 私がレッスンを受ける態度で一番良くないのは「レッスンで何かコツのようなものを、つかもうとする事」なんだそうです。『コツをつかんで、一気に上達』しようと狙っているのがアリアリなんだそうです…が、先生がおっしゃるには「そんなコツのようなものは無いから、諦めてください」って事です。

 これからは、日々の努力を積み重ねて、経験を増やして、今まで出来なかった事を出来るようにしていく事だけなんだそうです。

 ま、確かにこの点については、私も考え方を改めた方が良いでしょう。私は基本的に文科系のヲタク男子だし、演繹法の人間ですから『やり方を理解する -> 自然とできるようになる』と考えます。だから、大切なのは、その“やり方”を見つけて自分のものとしていくって事、って考えてました。

 でもキング先生のおっしゃるのは、体育会系の発想であり、帰納法的発想であって『苦労の末なんとかできるようになった -> このやり方でいけば確実だな』となるわけです。この考え方ならば“やり方”を見つけるというのは、全くの不毛な努力であって、大切なのは“やり方”を見つけるのではなく“苦労”を重ねていき、試行錯誤を繰り返して、とにかく“できる”ようになる事なんです。そして“できる”ようになれば、自然と“やり方”が分かってくるというのです。

 私の考え方とは、真逆な事を先生はおっしゃているわけですが……妻に「先生の方が正しい」とあっさり私の考え方を否定されました。妻曰く「だってダンスもそうだもの。カラダを使うものは、まず出来ないとダメだから、理屈抜きでできるようにならないと…」

 おっと、しまった、妻は体育会系の人間だった! 文科系人間である私のレゾンデートルを思いっきり否定されました(驚)。
 
 
 …つまり二人がクチを揃えて言うのは…『馬鹿になれ』って事です。『音楽をやるなら馬鹿になれ』って事なんです。理屈でアレコレ考えたり、上手いやり方を見つけて効率的にこなしていきましょうなんて事は考えるだけ無駄。そんな暇があったら、さっさと練習しろって事です。

 …了解。馬鹿になりましょう。発声馬鹿になって、テノール馬鹿になりましょう(あ、だから、テノールは“馬鹿”って言われるんだな:納得)。

 と言うわけで、雑談は終わりで、具体的なレッスンに入ったのですが…でも、なんか、ちょっと腑に落ちない。別に今までのレッスンだって、楽しかったわけじゃないし、結構毎回、叱られ続けてきたと思うし、これからの道も大変だろうなあって覚悟がなかったわけじゃない。だいたい前回のレッスンでは、単純に『全面否定をされたまま、解決方法も提示されずに放置されると、モチベーションがダダ下がる』って話じゃなかったっけ?

 まあ、いいか。解決方法なんて、きっと無いんだろうな。全面否定をされ続けても、気にせず、ひたすら、馬鹿となって、努力を積み重ねていけばいいだけの話なんでしょう。努力を積み重ねていけば、やがてそのうち、出来るようになるかもしれないし、出来るようにならない限り、本当の解決方法は無いって事なんだろうな。こりゃ、確かに覚悟が必要な道のりだし、時間もかかるし、頭の悪いやり方だな…。

 だいたい先生は、最初から私がバリトンに不向きで、私自身もバリトンを目指していないって事は、よくよく知っているわけだし、その上でああいう言い方をしてきたと言う事は…『趣味のオジサンとして楽しく歌う』事はサッサと諦め、今後は『(アマチュア)歌手として覚悟を決めて、人生掛けて歌っていきなさい』って、事を言いたいんだなと思いました。

 つまり『これからも歌い続けるなら、ここらで一つ、覚悟を決めろ』って事なんです。

 と言うわけで、ひとまず覚悟を決めました。オイラはヘタッピだけど、歌手なんだな。歌手なんだから、歌で泣き言を言っちゃあいけないんだな。音程が悪い? 音感がない? 悪い音程は良くすればいいだけの話だし、音感がなければ身に付ければいいだけの話で、そのために、練習をたくさんして、努力して、音程や音感を身につければいいだけの話って事ですね。…ゴールは遥か彼方で今は見ることもできません(涙)が、やるしかない…っと。

 あ、ここまでで、随分と記事が長くなってしまった。具体的なレッスンの話は、また明日、アップします。

2011年12月18日

文句はないけれど…私の食生活について[2011年12月第3週・通算44週]

体重:99.9kg[+0.4kg:-0.1kg]
体脂肪率:30.5%[+0.2%:+0.4%]
BMI:31.5[+0.1:-0.5]
体脂肪質量:30.5kg[+0.4kg:+0.2kg]
腹囲:97.0cm[-0.5cm:-10.2cm]
     [先週との差:2011年当初との差]

 久しぶりのダイエットネタ(笑)です。

 ええと、ダイエットをしているって事もあるし、もう年なんだから健康に気を使わなくっちゃいけないって事も分かっているし、そのためには食生活に気をつけなきゃいけないってのも分かる。分かるけれど、時々、心がシクシク悲しくなるんだよね。

 私の場合、残り人生だって、そんなに多くないし、一日に三回食事をするなら、残った日々×3しか、もう食事できないわけで、それを思うと、一回一回の食事が愛おしくて、たまらないのに、どうにもこうにも、心が満足できないんだよねえ。

 ダイエットとか、健康とか、そんな事をつゆにも考えていなかった時の私は、本当に幸せな食生活をしていました。空腹を感じれば、何にも遠慮せずに、食べたいものを食べたいだけ食べていたし、それ以前に、いつでも口の中には何かしらの食べ物が入っていて、脳内には幸せ物質が常に充満していたし、ああ…幸せだったなあ……でも、だから太っちゃったわけだし、死にそうになったんだよなあ…。

 私は個人的には、今すぐに肥満が原因で死んでもいいやって、マジで思ってますし、実際、これから先、どれほどの人生が私を待っているのかと思うと、とりあえず現在は幸せフルパワーな私なので、この段階で死んじゃうと、結構うれしいかも…なんて不謹慎な事を考えない無いわけでもありません。

 じゃあなんで、すとんさんは今もダラダラと生きているの?って尋ねられれば、答えは二つ。一つは「自殺とか病死とかって、かっこ悪くて、私の美学に反する」って事、やっぱ、死ぬなら事故死か自然死だよね。ああ、不謹慎でごめんなさい。でも、闘病生活している私…って想像できなくってね(笑)。ってか、手術はもう二度とゴメンだな。

 もう一つの答えが「妻が『死んじゃイヤだ』って言うので、とりあえず生きてます」って感じかな? ま、結局、人は自分のためならともかく、他人のためなら、頑張って生きて行けるって事ですわ。

 と言うわけで、明日を生き延びるために、健康に注意してダイエットに励んでいる私なんです。で、そのために、食の楽しみを諦め、健康によい食生活をしているわけなんです。

 でもね、やっぱり、健康な食生活って、心がつらいんですよ。

 例えば、私の普段の食事って…

 朝は普通に朝御飯。茶碗一杯の雑穀飯(または玄米飯)に、味噌汁。それにオカズが一品。目玉焼きとかボイルドソーセージ(4〜5本)か焼き魚一切りぐらい。野菜ジュースとかお酢ドリンクとかヤクルトとか飲んで、サプリも飲んで…。それにたまに香の物が付くことがあって…そんな感じ。まあ、パン食よりはだいぶヘルシーなんだろうね。

 昼は、妻の作ってくれた弁当を食べます。店屋物は食べませんし、コンビニ弁当もなるべく避けてます。妻の弁当は、ご飯(雑穀飯)と味噌汁と、オカズが二パックで、それなりに豪勢。おそらく、この弁当が私にとってのディナーなんだと思う。

 仕事から帰宅すると、おやつ代わりの軽食を食べます。これがだいたい、おにぎり一個とゆで卵一つ。後、栄養ゼリーを一つ。あれば、果物がつきます。

 夕食は、サラダとリンゴとサプリ…最近は豆腐が一丁つきます。で、お終い。

 あんまり心が悲しいと、食後に、ポテチやアイスを食べる事もあるけれど(これがダイエットを台無しにしているという噂あり:笑)、普段はこれでお終い。

 こんなメニューが私の毎日の食事です。“食の楽しみ”って何だっけ?

 もっとも、休日とか、声楽のレッスンの後は、ハメを外し良いことになっているので、そこで、普段は食べられない、ラーメンとかハンバーガーとかカレーライスとかの、デブ養成食品を食べます。健康の事を考えると、そういうデブエサは食べない方がいいんだろうけれど、やっぱり、その手のものを定期的に食べないと、人格が崩壊するんですよ、私は。

 でもね、そんなデブエサを食する私ですが、やっぱり常に心のどこかで健康の事を考えています。なので、最近では、選ぶメニューもなるべく肉肉肉…と肉を中心に食べるようにして、外食では米や小麦を避けています。と言うのも、私は体質的に、米や小麦を食べるとドッカーンと太るけれど、肉を食べてもあまり太らない人なので、なるべく肉を食べるように心がけてます。…本当は、肉は(キライなので)食べたくないのだけれど…。

 いくら食べても太らない米とか小麦って発明したら、ノーベル賞ものだろうね。あ、それって、世界の飢餓を進行させちゃうから、ダメか。

 麺は別腹(はぁと)…でも太るんだな、これが(笑)。

posted by stone at 03:30| Comment(6) | ダイエット&エッセイ

2011年12月17日

金魚すくいの金魚をうまく飼う秘訣 飼いはじめてから編 その3 水槽の選び方の話

 シリーズ連載をしています。前回の記事はこちらです。

 金魚がウチにやってきて、最初に直面する問題が…どこで飼おうか?って問題です。つまり、水槽とその置き場所が問題となります。

 金魚の水槽と言うと、多くの人が思い描くのは“金魚鉢”ではないでしょうか? 『金魚に金魚鉢』の組み合わせは、なかなかに風流だし、伝統っぽいし、いい感じですよね。ひと夏程度しか金魚を飼わないなら、この組み合わせもアリですが、長期に渡って買い続けることを念頭に置いた場合は、金魚鉢ってあまりお薦めではありません。

 金魚鉢のどこがお薦めではないのかと言うと…単純に容量が小さいからです。そう、金魚を飼うポイントの一つに「大きな水槽にたっぷりと水を入れて、そこに小型の金魚をほんの少しだけ入れて飼う」ってのがあります。実はこれを実行するだけで、金魚は上手に飼えるのですが、それはなかなか難しいですよね。

 まず第一に大きな水槽なんて高価だし、なかなか入手できません。それに水をたっぷり入れる? それこそ何十リットルの水が必要となります。そんな大きな水槽に小型の金魚をほんの少しだけ入れる? それはなかなか寂しいですよね。どうせ金魚を飼うなら、色々な種類の金魚をバラエティ豊かに揃えて飼いたいですよね。

 でも、そこは妥協というか、我慢が、人間の側に必要となってきます。

 まずは最初に飼う金魚が、さほど大きな魚でなければ、ホームセンターなどに売っている、初心者向けの金魚セットで、事足りると思います。初心者向けのセットと言っても馬鹿にしちゃいけません。30cm水槽と、エアポンプと投げ込み式のフィルタ、カルキ抜きが大抵入っています。これに砂利とエサがあれば、きちんと金魚を買い始める事ができます。

 初心者向けのセットに付いている水槽は、たいてい30cm水槽(30cm×20cm×25cmで12L)ですが、このあたりのサイズの水槽から始めるといいでしょう。やがて金魚を増やしてみたくなったり、飼っていた金魚が大きくなってきたら、次は60cm水槽(60cm×30cm×40cmで65L)に移行すればいいと思います。

 30cm水槽にせよ、60cm水槽にせよ、設置場所には十分気をつけてくださいね。水を入れてしまうと、30cm水槽で10Kg、60cm水槽で60Kg程度の重量があります。結構、重いでしょ。ポンプやライトを動かすために電源は必要だし、水替えの事を考えると、水回りのそばの方がいいです。金魚のためには、暑すぎたり寒すぎたりする場所はあまり望ましくないかもしれません。

 もちろん30cm水槽でないと金魚が飼えないという事はありません。ただ、水槽が小さくなるほど、金魚を飼うのが、金魚に快適な生活環境を提供するのが、難しくなります。以前、私の知り合い(金魚仲間)が「金魚を飼うと思わずに、水を飼うんだと思うと良いよ」と言っていた事を思い出します。けだし名言です。

 と言うわけで、最初に金魚を飼うなら、ひとまず、30cm水槽をお薦めします。

posted by stone at 03:30| Comment(0) | 金魚

2011年12月16日

私の弱点[2011年 声楽編]

 さて、昨日は『フルート編』だったので、当然、今日は『声楽編』をやりますよ(笑)。

 まず私の最大の弱点は『音感が無い事』です。こればかりはどうにもならないです。絶対音感も相対音感も持ってません。なのに、音楽を趣味としているわけで、いわゆる『下手の横好き』だし『寝床の義太夫』状態です。

 でもね、それでも以前と比べれば、だいぶ改善されてきたと思います。少なくとも、音叉のAの音は記憶してます。だから、私の頭の中には音叉が一本入っているので、Aは何もなくても発声できるのです(たまにご愛敬で少しズレるけど:笑)。このAの音を基準にA-durでドレミファソラシが何もなくても発声できるようになってきました。ね、だいぶ進歩しているでしょ。まあまあ、いいんじゃない。

 しかし、聞く方の音感はまだまだ全然ダメだし、発声だって、A-dur以外は相変わらずダメなんだよね。行くべき道は、遠く険しく長いですが、一歩一歩頑張っていきます。

 『キャリアが長い割には、実力も経験も乏しい事』という弱点もあります。実は私、歌のキャリアはソコソコ長いんですよ。キャリア的にはもう25年くらいやっています。もっとも、そのうちの20年弱は空白期間(中断期間とも言う:笑)なんですけれど(笑)。いくつかの合唱団で歌っていた事もあるし、キング先生以前にも、別の先生について声楽の個人レッスンを受けていた事もあります。なのに、このテイタラク(爆)。ほんと、キャリアばかりが長くて、実力的にはサッパリなんですよ。つまり“才能が徹底的に無い”って事なんでしょうね。普通、これだけやっていたら、それなりになっているはずなんだけれどなあ…。

 『アンサンブルとかハモリが苦手な事』も大きな弱点です。大雑把に和音に音をはめていくのはできるんだけれど、ピンポイントで「この音程の音を歌って!」と言われると、途端に機能停止状態に陥ります。なので、合唱団にいた割には、いわゆる合唱の類は苦手だし、訓練不足。なんか他の人に釣られるんだよねえ。もっともっと訓練していかないと。

 『実は外国語が苦手(汗)』なのは“日本人だからご愛敬”って事にはならないかしら?

 『考えすぎて、すぐに違う方向へ努力を重ねてしまう』のも弱点ですね。キング先生によく言われますが、実はこの欠点、そんなに自覚しているわけじゃないんです。そこがダメなところかもしれません(汗)。

 結論から言えば、歌は好きだからやっているけれど、客観的に見れば、かなり下手って事ですね。でも、下手でもいいんです、好きだから(笑)。それに人前で歌うのも好きです、もちろんお金は取れませんがね。弱点はあるけれど、それも含めて、私だもの。文句を言いたい奴には言わせておけばいいんです。
 
 
 さて、次は長所をカウントしてみましょう。

 『二三度音源聞くと、だいだいのメロディは頭に入る事』 威張れません。大抵の人がそうでしょ? でも私は自分のフルートと比べてしまうのですよ。フルートは、本当にメロディーが頭に入りませんもの、それが歌だと、すっと頭に入るんだから不思議です。

 『暗譜は苦労するけれど、できないわけじゃない事』 これもフルートとの対比です。歌ならひとまず暗譜できるんです。

 『練習する時間、教室に通う時間が捻出できている事』 これはフルート同様ですね。年をとって、自分の仕事を自分でコントロールできるからこその事です。ありがたい事です。

 『良い師匠に恵まれている事』 キング先生の事です。たまにはぶつかりますが、良い師匠です。面倒見はいいですし、気は優しいし、私を含め門下の生徒さんの事を、いつも考えていらっしゃいます。ほとんどの門下生は、先生の事を慕っていますしね。熱心すぎるところが、欠点と言えば欠点かもしれませんが、私には良い師匠です。

 『良い仲間に恵まれている事』 フルートではぼっちな私ですが、歌ではぼっちではありません。歌劇団の仲間は最高だし、門下の人たちは良い人ばかり。地元の合唱人たち(特に幹部連中)とも良好な人間関係があるし、趣味の仲間がいるって、気持ちが楽になれます。あと、何より、妻も息子も歌の人だって事は、大きいですね。

 『声のボリューム[音量]がある』 私の声は、残念ですが、音色的には美しくないです。でも、声量があるのが特徴です。声量があると言うだけで、かなりのアドヴァンテージになっていると思います。

 『家族の理解がある』のは、フルート同様です。フルートは一人で細々と吹いてますが、歌は一人でも歌いますし、妻とデュエットもします。

 ん? フルートライフと比べると、私の声楽ライフって、かなり充実しているじゃん(笑)。やっぱり、私は基本的に“歌の人”なんだな。

posted by stone at 03:30| Comment(5) | 声楽のエッセイ

2011年12月15日

私の弱点[2011年 フルート編]

 私のフルートにおける弱点とは……まず下手くそな事。次に才能がない事。でも、これを言い出したら“全面否定”になってしまうので、とりあえず、この二点については、目をつぶる事にして、別の弱点について考えてみよう(笑)。

 私の第一の弱点は…『経験不足』かな? 何しろ、オッサンになってフルートを始めたわけだし、始めてからのキャリアだって、まだまだ短い。練習してきた時間も短ければ、本番と言われるものだって、ほとんど経験がないわけだし、誰がどう見ても経験不足は否めない。やはり、ある程度の練習量をこなして、初めて見えてくる世界と言うものがあるわけだし、本番を重ねる事でしか学べない事だってある。学生の頃からやっている人は、練習量も豊富だし、本番経験だって豊富だからね。グチを言っても詮ないことだけれど、スロースターター的には、後悔ばかりが先立ちます。時間というものは、逆さまには流れないものだからねえ…。

 私の人生は幸せな人生だったと思うけれど、悔やむ事は多いです。これでも悔いる事の無いように生きてきたつもりだけれど、今の視点から見ると、悔やむ事ばかりです。フルートの件にしたって、そうです。もしもタイムスリップできるなら、若者だった私に、色々とアドヴァイスをしてあげたいです。

 閑話休題。次の弱点は、経験不足とも関連するけれど『アンサンブル能力の欠如』かな? ってか、そもそもフルートでアンサンブルなんて、ジャズバンドの人に数回遊んでもらった程度だもの。いわゆるアンサンブル能力なんて、私には、ほぼ無いに等しいです。

 『読譜力が極端に低い事』 まず、初見は厳しいですよ。初見が利かないようでは、セッションでは遊べません。初見能力は必須なのに、全然低いのは問題です。

 さらに言うと『参考音源を聞いても、全くメロディーのイメージが浮かばない事』 いや〜、そりゃあ見事なくらい、ノーイメージなんです。楽譜を見ながら、音源を聞いて、ようやく『???』が『?!?』になる程度、楽譜も読めなきゃ、耳も悪いってわけです。

 たぶん、私は、そんなに“フルート音楽”そのものが好きではないんだと思います。好きではないから、いくら聞いてもメロディがカラダに入ってこないんだと思う。少なくとも、イアン・アンダーソン以外のフルート奏者の音楽は、私のカラダに入ってきません。アンダーソンの演奏だけは、なぜか心惹かれるし、すぐに音楽がカラダに入ってきます。あ、あと、ボブ・メッセンジャーのフルートも大好きだよ(笑)。もう耳タコだよ。

 ま、アンダーソンやメッセンジャーの事は横において、きっと私が好きなのは、笛ではなく歌なんだよね、少なくとも聴衆って立場になると、圧倒的に歌が好きで、笛は眼中に無いです。じゃあ、なんでフルート吹いているの? って話になると…笛の神様に呼ばれたから…でしょうね。笛の神様に呼ばれたので、なりゆきで何となく吹いている…って感じです。あと、フルートの音色は好きですよ。

 さてさて、弱点の話に戻ると『暗譜ができない事』って、かなりの弱点ですね。「暗譜できない奴は、現場じゃ全く使えない」って以前、ヒイロ先生に言われたな。曲演奏って、楽譜を暗譜したところがスタート地点だって教わりました。まずは暗譜なんだそうな。

 あと、暗譜ができないから、結局、マトモにフルートが吹けないんだと思います。暗譜能力って、大切な能力だと思います。

 『耳コピ能力が皆無な事』 「耳コピのできない奴は、現場じゃ全く使えない」って以前、ヒイロ先生に言われました。ジャズの世界って、クラシックの世界と違って、楽譜がない事が多いんですよ。だから、音楽も口移しで伝えたりするんで、それを聞いて、すぐに演奏できない奴は使えないんだそうです。はは、私、全く使えない(凹)。

 『リアルな世界で笛仲間がいない事』も弱点かな? それでも以前は、笛先生とそのお仲間さんたちに遊んでもらってましたが、先生が変わって以来…基本的にぼっち…です。ぼっちは寂しいけれど、だからと言って、吹奏楽をやりたいとは思わないし、フルートアンサンブルもパス。もっとも、私がやりたいと希望しても、あちらさんに断られるだろうから、結果的には同じ事ですけれどね。

 ああ、ジャズ、やりたい…。あれ? 何が楽しくてフルートやってんだろ、私?
 
 
 なんか、弱点ばかり書いていると、気持ちが凹んで、フルートを辞めたくなるので、私の長所というか、良い点を最後に書いて、気持ちを鼓舞してみたいと思います。

 私の長所(?)、まずは『練習する時間、教室に通う時間が捻出できている事』かな? 現役世代である私は、本来なら、音楽に限らず、趣味なんて持てないはずなんだけれど、今は自分で自分の仕事の量を、ある程度調整できる立場になれたので、仕事をアレコレと調整して、毎日の練習時間と、レッスンに通う時間を何とか捻出しています。それでも、たまにレッスンに行けなくなってしまう事もあるんだけれどね。でも、同世代の人から見れば、だいぶ恵まれた状況なんだと思います。

 あと『良い楽器を持っている』ってのも良いでしょう。アルタスの1307だよ。中級者向けとは言え、総銀フルートです。それに中級者向けと言っても、それは価格の話であって、楽器のランクの話ではありません。アルタス1307は、良いフルートですよ。どこに持っていても、恥ずかしくない立派な楽器です。恥ずかしいのは、私の腕前だけです(笑)。

 それと『家族の理解がある』のもいいでしょ。私がフルートを吹いている事を、家族(と言っても妻)は理解しているし、一応ルールも決めてあるので、そのルールの範囲内で、音楽の練習のためにヒキコモリになっていても、妻はきちんと受け入れてくれている。やはり、大人の趣味は家族の理解がないと厳しいよね。そうでないと、家庭が崩壊しちゃうよね。家族に遠慮しながら、音楽の練習をしなくて済むのは、本当にありがたい事です。

 ま、長所って、これくらいかな? うむ、少しだけど、前向きな気持ちになれてきました。

posted by stone at 03:30| Comment(6) | フルートのエッセイ

2011年12月14日

先生のフルートはコルク付きです

 フルートのレッスンに行ってきました。今回は忘れずに、チューナーとマイクを持っていきました。次回も忘れずに持って行けるといいな。

 ついに先生がフルートを持ちました。いつもの金のフルートではなく、サビサビのなんともヴィンテージな雰囲気の銀のフルートです。Cisキーに分厚いコルクを貼り付けてあって、曲がらない指でもキーが押さえられるようにしてありました。

 「まだ、フルートを吹くと、指が腫れるんだよねえ〜」とおっしゃってました。そりゃあ、本来はまだ安静が必要なんだと思います。「でも、フルートは吹いていないと吹けなくなっちゃうからね〜。年内の仕事はすべてキャンセルしちゃったけれど、せめて1月からは仕事したいからねー、今から頑張らないといけないんだよ」なんだそうです。

 私が聞いている範囲では、いつもの先生のように軽やかにフルートを吹いてますが、ご本人的には色々と納得していないみたいです。

 そんな先生と姉様も交えて、三人でロングトーンをやりました。私も姉様もチューナー&マイクで各自のフルートの音程を確認しながら吹きました。

 でもね、それがね、ちょっと汚いんですよ。私も姉様もグリーンランプでバッチグーな音程で吹いているのに、耳で聞くとハーモニーがちょっと汚いんです。きれいなところはグリーンランプから少し外れたところにあるんだけれど、これってなぜなんでしょ。単純に、チューナーの性能が悪いのかな? チューナーを使うと、音が濁るのはいただけません。一応、私も姉様もA=442にしてあるんだけどなあ…。ただし、姉様のチューナーは見るからに高級品。私のは……ってわけで、私の方がマズっているのかしら?

 さて、アルテ15課3章、B-durの「B-durのロングトーン」と1番「音階準備練習」です。両方とも、全く不合格でした。実は練習の時からイヤな予感はしていたんですよ。だってね、b二つのB-durの課題をやりながら、#二つのD-durの曲を練習しているんです。B-durとD-durが混ざっちゃって、指がこんがらがって、実に厄介なんです。「こりゃ、ダメだ」と思いながら練習していたら、やっぱりダメでした。

 「B-durのロングトーン」なんて簡単なのにね、でもなぜか指は、B-durなのにFisやCisを押さえたくなって仕方ないんです。1番「音階準備練習」に至っては、それに加えて、中音Esの左人指し指がきちんとあげられなくて、何度も注意を受けるし…。ボロボロです。1フレーズ吹くたびにどこか指や音が間違っていて、何度も先生のストップが入ります。いやあ、H先生のところでレッスンを受け出して、こんなにたくさんストップが入ったの始めてかもしれない。それくらいボロボロだったんですよ。

 別に自宅練習はいつもどおりに、毎日コンスタントにやってきたのですが、その、いつもどおりの練習じゃあ、全然足りなかったみたいです。#系とb系を同時に練習すると言うのは、今の私にとっては、かなりの負荷になるようです。とは言え、現実的にセッションとかに行けば、一つのステージで演奏する曲は、#系とb系がゴッチャ混ぜで当たり前だから、そんな事でグチってちゃいけないのだけれどね。

 これは乗り越えないといけない壁なんでしょう! 頑張っていくしかないです。

 なんて書きながらも、#系とb系がゴッチャになっていて、どうにもならないのも事実。ミニヨン・エチュードになると、今度は#系の曲なのに、ブリチアルディ・キーを押さえたくなって仕方ないんです。前回までは、全くそんな事なかったのに…。おそらく、この曲に関しては、前回よりも下手になっていると思います。マズイです。

 マズいマズい…と思っているうちに、曲のまだ割と最初の方を吹いていた時ですが…急に…脇腹がつり始めました(涙)。それも両側同時にです! ギュ〜〜〜と脇腹が締まり始め、ケイレンし始め、鈍くて強い痛みが私を襲います。で、でも、演奏中なんだな(涙)。いきなり頭の中から汗が吹き出てきます。#系とb系の運指がゴッチャになって、それだけでも余裕がないのに、脇腹がつってしまい、もう集中力なんて、かけらも残ってません。そりゃあ、全然ダメに決まってますね。

 ちなみに、この脇腹の痛みは…レッスンを終えて、お教室を出たら、まもなく消失しました。え、そうなると、これって心因性のもの? まさか〜…。

 さて、ダメをいただいた8番ですが、先生がフルートを吹けるようになった(?)ので、最後は一緒に(久しぶりに)吹きました。テンポやリズムを修正していただきました。はあ〜、もっともっと練習しないといけません。

 さて、今回の雑談は…工藤重典氏について。私は工藤氏のユルいファンなのですが、実はH先生と工藤氏は同門で年齢も……という事が判明。うひゃ!

 「じゃあ、かなり親しいんですよね」と振ると「同門会の時にしか会わないからなあ…、だってレッスンは別々だし…」と聞けば納得する答えが帰って来ました。でも、先生が話す工藤氏のエピソードは、友人じゃないと知り得ないような話ばかりで、聞いていて、とてもおもしろかったですが……でも、先生が話された逸話はどれもこれもネットに書いちゃマズいような話が満載だったので、今回は、先生の話の内容については書きません。それにしても、工藤氏って、そうなんだ〜って思いました。

 しかし、フランスのコンセルヴァトワールって…………なんだ〜。

 それと先生からパソコン買い換え相談も受けました。とりあえず「ハードディスクが大きくて、搭載メモリの多いものを買っておけば間違いないです」と返事しておきました。だって、今どきのパソコンって、どれもこれも熟成していて、ヲタク的に色々と違いを感じても、一般人から見れば、どれでも必要十分なものばかりだからね。はっきり言って値段が似たようなものなら「何買っても一緒」でしょ。昔と違って、パソコン選びの楽しみがなくなってきた…と思います。ま、だから私は自作しちゃうんだけれどね。

2011年12月13日

モーツァルトは大敵

 声楽のレッスンに行ってきました。…が、ちょっと今回はさすがにヤバイかなって思いました。

 さて、お教室に入ると、いつものMさんがニコニコして「(ウェスト・サイド・ストーリーの)Tonightを一緒に歌いたいわよね〜」と同意を求めてきましたので「そりゃあ、もちろん」と返事をしたところ、キング先生は「すとんさんには、今そんな余裕はないよ」とおっしゃいました。「だって、モーツァルトで手一杯でしょ」っておっしゃるから「え〜、でも、家で歌ってみて、これはイケるかな(嘘)って思いました(笑)。Tonight、いいじゃないですか〜」とハッタリをかましておきました。たとえモーツァルトが全然歌えなくても、ハッタリかましておく事は大切な事ですし、まあ、確かに余裕は無いけれど、でも二重唱は別腹ですからね…、歌いたいじゃないですか?

 さっそくレッスンです。発声練習無しで、いきなりコンコーネです。今回は1番と2番を連続して歌いました。まずは1番ですが「音程が全部ダメ」だそうです。いきなりの全面否定です。特に1番の三段目の三小節目の音程がヒドイのだそうです。私の音程がデタラメなのは、いつもの事ですが、今回は少なくとも、寝覚め状態で歌った前回よりも良かったんじゃないかな…と思います。ただあくまでも『当社比』であって、客観的に見れば、全然ダメなのは、自覚してます。それでも、私としては、できる範囲では精一杯やっているつもりです。単純に精度の悪い音感しか持っていないため、色々とあっちこっちアバウトになっているだけで、決して手を抜いているわけではないし、今できるベストを尽くしていますが…それでダメと言われれば、かなり厳しいですね。これ以上精密には、残念ながら、現時点では歌えないです。

 いつもはできない事は要求しない先生なのですが、今回は珍しく、できない事を要求されました。参ったね。できない事を要求されると、情けないし、ツライです。こちらが疲れていたり、精神的に弱っていたり、バイオリズムの谷間にいたりする時に、できない事を求められると…結構キマすね。辞めたくなります。

 と言うわけで、1番がダメですから、2番も当然「全部ダメ」でした。凹むねえ。

 次回は1〜3番までを通して歌って来る事になりましたので、今回はとりあえず3番を取り出して歌ってみました。「全部ダメ」とは言われませんでしたが(おそらく“全部ダメ”なんでしょう)、とりわけ高いGがダメと言われました。「ほとんどFisだね」…そうですね、それについては自覚があります。

 高いGの失敗については自覚がありますが、その他の箇所については、3番に限らず、ダメだという自覚が(残念ながら)ありません。先生は「ダメ」とおっしゃるけれど、私にはどこがダメか分からないんですよ。困ったものです。だって私のアバウトな音感的には、あれで十分OK(ごめんなさい)だから…。次回のレッスンでも、今回のレッスンのレベルを要求されたら、きっとまた「全部ダメ」って言われる事でしょう。ダメ出しをされても、どこがどうダメなのか分からないし、その修正方法も分からないので、直せないんですよ。気が重いです。

 音感訓練に関しては、実は地味〜にやってます。ヴァイオリンのヒイロ先生に教わった練習方法(と言っても、要は音程印象丸暗記なんですが:笑)でコツコツとやってます。ちょっとずつ進歩しているのが自分でも分かりますよ。でも、すごく時間がかかってます。次回のレッスンまでに、どうこう出来る上達ペースではありません。

 絶対でも相対でも音感って奴が欲しいなあ…。
 
 
 さて、モーツァルト作曲のドン・ジョヴァンニの「Dalla sua pace la mia dipende/彼女こそ私の宝」です。こちらも全面否定でダメダメでした。ま、この曲に関しては全面否定を食らっても仕方ないかなって思います。なにしろ、かなり難しい曲なんだと思います。

 ちなみに参考に聞いたヘフリガーの音源で、ヘフリガーがこの曲をちょっと誤魔化して歌っている事[具体的には一部のフレーズにファルセットを使っていました]に気づきました。彼ほどの名歌手でも(色々と事情があるのでしょうが)レコーディングでファルセットを使わざるを得ないほどの、難しい曲なんだよなあ。手強そう…。

 私は、この手のタイプ(高音安定タイプ)の曲が苦手です。なんかイタリア古典歌曲の「Tu lo sai」を思い出します。あの曲、何度やっても、まともに歌えないものなあ〜。だから、正直言って、この曲も私には簡単には歌えないだろうと思います。歌うとしても、一か八かの気分でしか歌えません。それを先生は『一か八か』ではなく『確実に歌え』というのですよ。先生としては当然の要求でしょうが、サラっと無理難題を吹っ掛けてくるものです(薄笑)。

 この曲のどこが難しいのか。それは『あらゆる点でバランスが取れた歌唱じゃないと歌えない曲』であり『どこにも休む箇所がなく、歌っていて、すごく疲れる曲』であり『モーツァルト的な音程が随所にあり、音程が甘い人が歌うとモーツァルトに聞こえない』点なんだそうです。プロ歌手が歌っても、やはり大変な曲なんだそうです。実際、先生もこの曲でレッスンしていると、他の曲のレッスンよりも、うんと疲れるんだそうです。教える方も疲れるなら、学ぶ方が疲れても当然か…。

 とにかくバランスが必要(高いレベルで歌に必要な各能力が揃っている事。つまり“癖のある人には歌いきれない曲”なんだそうです)って事ですが、う〜ん、納得です。私なんかは“癖”しかないからねー、歌手としてのバランス、悪い悪い。いや、バランス以前に、技量不足のキャリア不足だし…、当然、この曲は歌えません。

 まずは最初の二小節ばかりを何度も繰り返しましたが、やがてそこから進んで、最初の1ページ目までをきちんとやりました。そしてレッスンの最後には、曲の最後まで一度通して歌いました。

 でね、結局、発声・発音・音程、すべてダメなんですよ。

 発声は…高いところは、声が開いてしまって平べったい声になってしまうのですが、それを徹底的に注意されました。響く声で歌う事、常にノドの奥で歌う事が必要なんです。

 音程もだいぶ注意されました。半音の違いが大切なんですよ。この半音がちゃんとしていないとMozartに聞こえないので、特に音程に注意なんですが、ところが私、そのMozart的な音程が分かりません。これらのフレーズにおける半音の差なんて、私には分からないよ。困ったものです。

 さらに言えば、スタミナが決定的に足りません。楽譜として4ページある曲なんですが、私、2ページ目の2段目で力尽きます。

 なぜそんなに疲れてしまうのが、それは私の息のコントロールが悪いからです。要するに、息を吸いすぎて、それで疲れてしまうので、息を減らして(気持ちとしては半分程度にする)歌うのを目指すのだけれど、それを可能にするには、強靱な腹筋が必要なんです。あいにくと私は、そんな強靭な腹筋など持ち合わせていないんだな。残念。

 さらに、高音Gは息の勢いではなく、頭の後ろを開けて歌うのが正解なんだそうです。先生は息の勢いで出したGと、頭の後ろを開けて歌ったGの見本を見せてくださいました。その違いは、確かに聞けば分かります。でも、聞いて分かる事と、できる事は全く別なんですよ。

 実は私、息の勢いでむりやりこじ開ける方法しか知らないんです。後ろを開けて歌った経験なんてないし、後ろを開けるという感覚そのものが分かりません。なので「後ろを開けて歌え」と言われても、そのやり方すら想像つきません。先生は目の前で両方をやってみせてくれるので、その違いは聞けば分かるのだけれど、自分でどうすればいいのかは、皆目検討つきません。困ったものです。

 さらに言うと、後ろに抜いた声ではなく、後ろで響かせる声で歌うのだと、おっしゃるのだけれど、それについても、聞いた違いは分かるんだけれど、やり方は全然分かりません。いつも適当に誤魔化してますが、本当のところ、よく分かってません。これもなんとかしないといけません。

 なんか、これだけ出来ない事や分からない事が並ぶと、歌える気がしません。いやあ〜、実に気持ちの悪い、後味の良くない敗北感です。頑張って努力をしようと思っても、どこから手をつけて良いのか分かりません。

 以前はそんな時でも前向きに、自分なりの工夫をして、答えに近づこうとしていた時期もありますが「すとんさんは無駄な努力が多い。間違った事を勝手に学んできてしまう」と先生に言われて以来、なるべく前向きな気持ちは捨て、家では、指示された事以外の声楽の練習をしないように、指示された事もやりすぎるとズレてしまうのでホドホドにやるように心掛けています(要するに、家では歌の練習はあまりやらないって事です)。なので、これだけ(練習の)やり方の分からない事が増えると、練習そのものができなくなります。私は、コツコツと練習を積み重ねていって、日々、少しずつ上達していくのが大好きな人なので、練習できないと気持ちが腐ります。

 そうなると、モチベーションはダダ下りです。楽譜を見るのもイヤになります。マズイね。

 この曲が歌えるようになるまで(練習曲としてね、アリアとしては最初から諦めてます)何年かかるかな…って感じです。いや、マジで。なにしろ、この曲よりもだいぶ簡単な「Tu lo sai」だって、今だに歌えないのにね。前途多難です。

 とにかくこの曲、現在は、最初の二小節でテクニック的に撃沈してます。この曲4ページもあるんだよ。年内のレッスンがあと、2回、年が明けて3回、合わせて5回でこの曲が歌えるようになれる…わけないよね。でも歌えないと、当然、ファントムには取り掛かれないわけだし、ガラコンサートの準備に取り掛かれないのです。

 ファントム、歌いたいな。でも、その前に、目の前の蝿を追い払わなくちゃ。

 妻には「ガラコンサートには、もしかすると、出れないかもしれないから、よろしく」と伝えました。背水の陣です。「仕方がないわね」と納得をしてくれました。

 よし、しばらくはMozartに集中だ。当面の目標は、先生にも言われたけれど、「撃沈せずに最後まで歌い通す事」です。それが出来たらファントムだ。できれば、あとレッスン5回で仕上げるぞぉ〜。間に合わなきゃ、ガラコンサートには出場しない…つもりで練習に臨みます。

2011年12月12日

ワルツ…ちょっとだけ進歩したようです

 社交ダンスのレッスンを受けてきました。

 まずは準備運動を兼ねて、後進(後ずさり)の練習から。本当に私は後ろに向かって歩くのが苦手です。後ろ歩きのために必要な筋肉は全く鍛えられていませんから、バランスは悪いし、なんかヘコヘコしてしまうし、フラフラしてしまいます。特にいけないのが、頭が上下に動いてしまう事。頭の位置は変えずにスタスタと歩きたいものです。「歩幅が狭い」と先生に注意を受けました。もっと、股を開いて、足を大きく後ろへ投げ出すように歩くのだそうです。難しいです。

 まずはブルースです。ブルースを使って、体さばきの確認です。

 ヒザから胸までを一枚板のようにして、女性をリードしていきます。具体的には、ヒザから胸までを固定して、それで女性をpushしていきます。そのためには、腰を引かない事、重心を常に前に置いている事が必要になります。私の場合は、カラダがまだクネクネなので、膝から胸までが一枚板とはならずに、女性へのリードがグニャグニャになっているのだそうです。要練習だね。

 今回は腕のかまえについても注意してもらいました。原則的に両ヒジは一直線になるような位置関係にします。ただし、だからと言って、背中は狭めずに、思い切り広げる事が大切。肩は下げて、ヒジをあげていきます。私の癖は、右ヒジが下がりすぎてしまう事なので、右のヒジは多少高めに意識を持っていく事が必要です。

 つまり、踊っている間はずっと、腕をあげているわけです。…実はかなりシンドイですよ。さらに言うと、妻先生だとそういう事はないのですが、一般女性だと、男性の両腕に自分の体重をかけてくる人も少なからずいるわけで、そうなると、男性は自分の腕の重み+女性の体重を、この腕が支えるわけで…相当疲れますね。こりゃあ…大変だ。腕を鍛える必要がありますよ、これ。

 さて、今回もメインのダンスはワルツです。

 まずは復習から。ナチュラル・ターンは…まあまあ良し。リバース・ターンは…完璧に忘れてます。いけませんね(汗)。

 今回のレッスンでは、新しいステップは習いませんでした。前回までに習ったナチュラル・ターン、リバース・ターン、クローズド・チェンジを組み合わせて、L・O・Dに合わせて、会場をグルッと一周できる事が目標です。…頑張りましたよ。

 ステップ的には、クローズド・チェンジから始めて、ナチュラル・ターンへと移行し、それ以降は、壁斜めを向いていたら“ナチュラル・ターン”を、中央斜めを向いていたら“リバース・ターン”を行います。ナチュラルからリバースへ、またはリバースからナチュラルへとターンを変える時は、必ず間にクローズド・チェンジを入れる事。たったのこれだけの事を延々2時間かけて学んできました。

 だって、難しいんだもん。理屈で分かっても、カラダがついてこなけりゃ、全く意味ないし…。

 ワルツなので、スウィングをしていきます。スウィングの練習のために、腕はホールドせずに、まるでボーリングをしているかのように下から上へ振り上げながら踊ってみました。それこそ『お尻をボーリングのタマに見立てて、そのお尻を投げるように、思い切り腕を振りながら踊ってみる』のです。ワルツは三拍子だけれど、そのリズムは三つが均等ではなく、一拍目は強拍だから強く踏み出し、二拍三拍でスウィングしていきます。二拍目と三拍目の間にスウィングの頂点が来るようにします。それと、三拍目で足を流さずにきちんと一度足を揃えていく事も大切です。

 スウィングは腰でしていきます。肩を上げてしまうとカッコ悪いので、肩は上げず、腰を上げてスウィングしていきましょう。

 ウォーキングも後進が難しいですが、ワルツのターンも後進(ターンの後半部)が難しいです。前進する時は自分が廻るんですよ。だから、これは何となく分かります。でも後進する時はパートナーが廻るんです。パートナーが廻るんだから、自分はそのジャマをしないように、道をあけないといけないし、その時の主役はあくまで廻っているパートナーさんだから、自分の移動量もパートナーさんの動きに合わせていかないといけないのです。だから“後進”って書きますが、実はむしろ“道をあけて前を通す”&“クルっと廻る”なんです。これが難しい難しい。自分が前に進んだり廻ったりするのは、それほど難しいわけじゃないけれど、相手に合わせて動いたり、相手のためにスペースをあけたりするのって、あああ〜〜〜〜難しい。

 何が難しいって、相手に合わせて…となると、シャドウでは練習できないでしょ。もちろん、ある程度はシャドウで練習するんだけれど、相手に合わせるとなると、パートナーが必要になります。シャドウなら、自分のペースで練習できるけれど、組んで踊るとなると、そうは行きません。色々大変です。相手が妻先生であっても、色々と大変です。

 しかし、私の場合は、パートナーは妻先生なので、自分の事だけに集中して練習できるからいいけれど、これが普通に、初心者同士の組み合わせだったら…きっと恐ろしい事になっているだろうなあ。だって、二人とも下手くそなんだよ。上手くできなくても、どっちに原因があるか分からないし、自分が上手くできても相手が上手くいかなかったら、どうにもならないし…。ううむ、大変だ。

 ま、なんだかんだ言って、二時間もワルツばかり踊っていると、さすがに何とかカタチになるようで、当初の目的である『ナチュラル・ターン、リバース・ターン、クローズド・チェンジを組み合わせて、L・O・Dに合わせて、会場をグルッと一周できる』が、かろうじて出来ました。おめでとー。“かろうじて”が“余裕を持って”に早く変わるとうれしいです。

 そう言えば、妻先生と組んで踊っている時に「あなたと踊っていると白人さんと踊っているみたい」と言われました。これは別に私が金髪碧眼ってわけじゃなく、身長とか手足の長さとか胴回りとかが白人男性のようなサイズだって事で……これって誉められたのかな? なんか微妙です。もちろん、私にはスラブの血が入っているので、白人さんっぽいところは当然あるんだけれどね…。

 そうそう、制汗剤を使用してみました。前のダンス記事にコメントくださった、いがぐりさんのお薦めの「オドレミン」の便乗商品(?)である「オドジェルミン」にしてみました。『え? 薦める人もいるのに、なんで“オドレミン”じゃないの?』って思われるでしょう。確かにオドジェルミンはオドレミンの後発商品だし、値段も本家のオドレミンより高いし、薬効も本家よりだいぶ劣るようなんです。『良いところ一つもないじゃん』って思われるかもしれませんが、オドジェルミンは中味が薄い分、皮膚への刺激が弱いらしいのです。私、そんなに皮膚が強い方ではないので、強い薬効のあるものだと、かゆみやかぶれが出ちゃいそうで、そこを躊躇しました。実際、オドレミンの効果はバツグンのようですが、かゆみやかぶれで悩む人もかなりいるみたいなので、私は、高価な二番煎じモノかもしれませんが、お肌に優しめのものをチェイスしてみました。それに、お肌に優しめのオドジェルミンですら、お肌にトラブルを起こす人がいるんです。ですから、そこんところは慎重に駒を進めたい私です。

 で、効果は「付けない時よりは、だいぶ良いみたい」と妻先生が言ってました。全く臭わなくなるわけではなさそうです。でも、効果ありのようです。主成分は、オドレミンもオドヴェルミンも同じ塩化アルミニウム(これが肌トラブルの原因のようです)ですから、この手のタイプの制汗剤は、私に合っているのかもしれません。まだ一週間ほどしか使っていないのですが、オドジェルミンで皮膚トラブルもなく快適に過ごせるなら、これを継続使用しようと思うし、もう少し臭いを抑えたくなったら、次はオドレミンに行ってみようと思ってます。お肌トラブルが発生するようなら、次はアルミニウムが配合されていないラヴィリンにでもしようと思ってます。

posted by stone at 03:30| Comment(4) | 社交ダンスのレッスン

2011年12月11日

夫婦で共通の趣味を持つことは必要か?[2011年12月第2週・通算43週]

体重:99.5kg[-0.2kg:-0.5kg]
体脂肪率:30.3%[-0.2%:+0.2%]
BMI:31.4[-0.2:-0.6]
体脂肪質量:30.1kg[-0.3kg:-0.2kg]
腹囲:97.5cm[-1.0cm:-9.7cm]
     [先週との差:2011年当初との差]

 最近、低学歴高年齢層が支えていると話題の2チャンネル(ほんと?)のまとめスレに「夫婦共通の趣味がある人いる?」ってスレッドがあって、そこを読んで、色々と考えたので書いてみます。

 ちなみに、そのスレの内容をかい摘んで書いてみると、概ね、夫婦で共通の趣味を持っている事には好意的だったし、持っていないのならば、自分から相手に歩み寄って共通の趣味を持つようにすると良いという意見が大半でした。そこで夫婦共通の趣味としてあげられていたのが…『ジョギングやマラソン』『映画鑑賞』『ゲーム』『ウィンドウ・ショッピング』『クイズ&パズル』『庭いじり』『釣り』『カラオケ』『サッカーの応援』『スポーツジム通い』などでした。趣味と言っても、なかなか多岐にわたっているものです。

 一方“共通の趣味などいらない”という反対意見もあって「相手に趣味を合わせられると、自分が楽しめなくなるからイヤだ」とか「趣味に介入されるのはイヤだし、趣味の時間は一人がいいから、夫婦の時間は趣味以外で取りたい」などの意見もあり「相手の趣味は、話を聞いてあげるくらいで十分ではないか?」と言う意見もありました。反対意見については反対意見なりに筋が通っていて納得しました。また「子どもができると、趣味どころではないから、会話を趣味にしろ」という人もいて、この意見にも、なるほどと思いました。実際、子どもが小さい時は、趣味どころじゃないですからね。

 さて、夫婦共通の趣味うんぬんの話ですが、要するに『夫婦の絆をどこに求めるか?』って事なんだろうと思います。言い換えるならば『二人の元他人が同居生活をする際に、その拠り所となる絆を太くするために、趣味などいかがですか?」って事でもあると思います。

 夫婦ってなんでしょうか? すごく乱暴に言っちゃうと“つがい”ですよね。つまり、子どもを生んで育てるために、人生のある時に、一時的に作った異性同士のカップルの事です。だから、子どもを生んで育てれば、夫婦なんてそれでOK、とも言えます。少なくと哺乳類というか、動物としての生態から考えてみるならば、人間の夫婦だって、そんなものでしょう。

 そう考えると、夫婦に共通の趣味なんていらないって事になります。ただひたすら、夫婦生活を営み、子どもを生んで、ガンガン育てる。子どもを“生みたくない/欲しくない”と思うなら結婚はしない。また、今の相手に飽きたら、別の異性と“つがい”を作って、その人と夫婦生活を営み、子どもを生んで、ガンガン育てる。子孫の多様性ってものを考えるなら、パートナーは定期的に変更した方がむしろ良いでしょう。そして、子どもが全員巣立ったら、人生にさよなら〜、って事で、生物としての役目を終える…っと。

 まあ、実際にそういう人生を送っている方もいらっしゃるかもしれないけれど、私はそれじゃあ、なんだか寂しいですよ。それこそ“人間として残念”なような気がします(失礼)。それに、夫婦生活&出産子育てにしか夫婦の価値がないというのも、実はあまり納得できません(もちろん、夫婦生活&出産子育ては、第一義的に大切ですよ:念のため)。

 だってね、世の中には、子どもを“生めない/生みたくない”御夫婦もいるし、同性同士の夫婦同然のカップル(当然子無し)だっているし、逆に夫婦じゃないのに子育てをしているカップルもいるわけで、人間の夫婦(&カップル)は単なる“つがい”とは、だいぶ違うような気がします。

 じゃあ、夫婦って何?って事ですが、私にはよく分かりません。でも、結婚したい、配偶者が欲しいという気持ちなら、分かります。

 まずは『いつも一緒にいたい/離れたくない』『あの人との子どもが欲しい』『あの人と自分の家庭や家族を作りたい』という気持ちがコアになるでしょう。それにプラスして、人それぞれの事情、例えば『ひとりぼっちじゃ寂しいし、人生の行く先が不安だから、とりあえず結婚したい』とか『子どもができちゃったんだから、結婚するしかないよね〜』とか『結婚すれば社会的に一人前と見てもらえる…』とか『永久就職バンザーイ』とか『タダでやり放題、グフフ』とか『結婚すれば国籍もらえてラッキー』とか、あまり口に出しては言えないドロドロした事情も、当然、あるでしょう。

 『できちゃった』『国籍』『永久就職』は私の場合はありませんが、それ以外の動機は、私にも多かれ少なかれ存在する事は認めます。認めた上で、それらにプラスして『自分の死を看取ってほしい』という気持ちが、私の場合はあります。

 意識するしないに関わらず、そういう気持ちを持っている人って…少なからずいるんじゃないかな? 男性は、直接自分の妻に。女性は結婚によって得られる我が子に、自分の死を看取ってほしいと願っているんじゃないかな? そのために、結婚して夫婦となり家庭を作って子どもを育てているんじゃないかな…なんて思います。

 と言うのも、人と動物の違いって、動物はひとりぼっちでも死ねるけど、人は一人じゃ死ねないからです。いや、本当の事を言っちゃうと、一人で死ねないと思い込んでいるだけなのかもしれませんが、でも現実的には『ひとりぼっちで誰にも知られずに死んで、死後の面倒も迷惑も誰にもかけずに、この世からさよなら…』なんて、できません。基本的に『野垂れ死、不可』なんです。どんな死に方をしても、常に人は、その死の際に、誰かの世話になるわけで、その世話をきちんと見てもらう人を得るために(無意識かもしれないけれど)結婚して家庭を作って子を生み育てるんだと思います。

 少なくとも私はそうです。私は、私の死を看取ってもらうために妻と結婚しました。私が死んだら、どうするかって話もしてあります。二人で入る墓も買いました。準備は万端とは言えないかもしれないけれど…まあなんとかなるようにしてあります。後は、妻が元気なうちに、私が死ぬだけです。そして妻の死は息子が看取ります。

 私は、私の死を妻に看取ってもらいたいと思います。だから、死の間際まで、妻と良い関係を保っていたいと思うし、夫婦として仲良しでないといけないなあって、私は思います。

 結局、最後の最後に頼りになるのは、家族だからね。家族…とりわけ、自分の死に際なら、妻と子どもの世話になるしかないでしょう。家族と言っても、自分の親は、自分が死ぬ時にはすでに先立っていて頼るわけにはいかない(当たり前)し、兄弟姉妹というのは、確かに家族だし、身内がここにしかいなければ、ここに頼るわけだけれど、普段から同居しているならともかく、そうでないと、それはやっぱり“兄弟の家族”であって、自分の家族とはちょっと感じが違う…わけでしょ。私なら、ちょっと遠慮しちゃうかな? できれば、自分の最期は自分の家族に看取ってもらいたいよ。

 と言う訳で、夫婦の絆が、子どもを生み育てる事のみだったら、子どもが巣立ってしまった後は、夫婦を解消して、それぞれが好き勝手に生きればいいんだと思うし、子どもを生むつもりがないなら、最初から結婚なんかしなければいいんだという事になります。でも、実際問題として、多くの夫婦は、子どもが巣立った後も、夫婦でい続けたいと願っていると思います。私のように『妻に看取ってもらいたい』と願っているかどうかは別としても、やはり子育てを終了して、巣がカラッポになっても、夫婦で寄り添って生きていきたいと願い人が多いんじゃないかな?

 それに、子どもが巣立ってから、自分が死ぬまで、普通はそれなりの時間があるわけで、その間の夫婦の絆として『子育て』に変わる絆が必要じゃないかな? で、その絆の候補には色々あるだろうけれど、その一つが「夫婦の共通の趣味」なんだと思います。

 だから、共通の趣味なんかなくても、壊れないだけの強い絆が、そのご夫婦にあれば、共通の趣味なんて、糞喰らえ!です。

 ウチは…もう子育ても大変なところをだいたい終えました。夫婦の絆が子育てのみなら、そろそろ夫婦&家族の解散を視野に検討を始めないといけない頃だと思います。

 でもねー、子育てが終わっても、私はまだ死なないみたいなんだよねー。自殺はしないし、事故にでも合わない限り、たぶん、まだまだ生きちゃうよ。20年? 30年? もっともっと生きちゃうかもしれない。短命の家系なのに、家族歴を考えれば、私は来年あたり死んじゃうはずなのに、なぜか全然元気で、ピンピンしているんだもん。不思議不思議。

 まだ当分生きていくのなら、その死ぬまでの時間、夫婦で仲よくしていかないとね。

 ウチは子育てに代わるような強い絆は…ないなあ。一緒に商売しているわけじゃないし、出会うまでは全くの赤の他人だったし、出身地も違えば、育った環境も違うし、家柄も違えば、属する社会階層も違ってた。そういう意味では共通点は少ないんです。

 それに、そもそも晩婚だったから、今だにお互い夫婦として暮らした時間よりも、それ以前の時間の方がうんと長いしね。普通、私くらいの年令になれば、夫婦の時間が人生の半分以上でも不思議はないわけで、そういう意味でも、私たち夫婦は、世間一般のご夫婦ほどの深い絆があるわけじゃない。だからその分、夫婦共通の趣味で絆を育んでますよ。まるで泥縄(笑)だけどね。それに趣味と言っても、たいしたことではなくて、なるべく一緒に遊びに行くように心掛けている程度だし。

 元々、遊びの好みは、似ていたんだよね。二人とも音楽(特に洋楽)は好きだし、ゴダイゴの大ファンだしね。カラオケ好きだし、映画鑑賞も好きです。そう言えば、恋人時代のデートと言えば、たいてい、カラオケか映画だったな(笑)。博物館行ったり、美術館行ったりもした。知的な好奇心の方向が似ていたから、そういう楽しみも一緒に持てた。二人ともヲタクだったから、アキバのディープな場所にも、よくつるんで行ったし(爆)。元々の趣向が似ていたから、同じことを一緒に楽しむのも割と抵抗がないわけで、だから色々な事を二人で楽しんできたわけです。乗馬とか、山歩きとか、ダンスとか、声楽とか、合唱とか…ね。

 とにかく、妻に嫌われたら、私は一人で野垂れ死する運命だから、共通の趣味でもなんでも持って、妻と死ぬまで仲良しでいないといけないのです。

 マジです。結構、切羽詰まってます(笑)。

posted by stone at 03:30| Comment(12) | ダイエット&エッセイ

2011年12月10日

我が家の三大巨頭(笑)

 金魚のサクラ
 緋ドジョウのチビ
 スジエビのトート

 これらが我が家の三大巨頭です。いやあ〜、本当にデカイんです、この子たち。

 サクラは、なんかいつのまにかデカくなっちゃいました。ちょっと前までのブログでは「ブニョ、デカイ」と書いてましたが、たぶん今のサクラはブニョよりもデカいと思います。ただ、形がブニョよりは美しいので、ブニョほどの威圧感はないのですが、冷静に見ると、やっぱりデカイです。他のカンロやニシキやヒーチャンとは、まるで別の生き物に見えるくらい違います。で、普通、これだけ巨大化すると、今までの子は自分のカラダを持て余して具合が悪くなったのですが、サクラは今のところ、いたって元気で、その巨体をフリフリさせています。もっとも、行動は相変わらず下品なんですが…。

 チビはデカイだけでなく、水槽の長老でもあります。随分長く水槽にいますね。名前の通り、最初は“チビ”だったんですよ。小さくて細くてかわいくて…。それがいつのまにかデカくなりました。なにしろ、頭よりも胴体の方が明らかに太くなっていて、それってドジョウ的にどうなの?って思ってます。また、カラダを曲げると、その内側にシワがよるのですが、それもドジョウ的にどうなの?って思ってます。食用にしたら、かなり食べでがありそうなチビでした。

 トートは…ほとんど動くオブジェというか、ほぼリアルな怪獣状態です。デカイだけでなく、すごくグロテスクなんですよ。なにしろエビですから(笑)。結構活発に動きまわるのですが、その動きがなんともかんともです。『殺し屋』の異名を持つトートですが、最近は水槽のお友達を襲うのを止めたみたいです。と言うのも、ようやくエサの存在に気が付いたというか、金魚のエサが美味しい事に気付いたというか、今では、水槽のお友達を襲うのではなく、金魚たちに混ざって、エサの争奪戦を日々繰り返しています。金魚のエサを抱えて、うれしそうに食べているトートはなかなか可愛い肉食動物です。

 で、たまにこの三大巨頭が水槽の片隅で顔を合わせて何やらやっているんですよ。あれって、やっぱり首脳会談なのかしらね?

posted by stone at 03:30| Comment(0) | 金魚

2011年12月09日

前回飛ばしちゃった理由は…『1日1記事のルール』のせいです

 ヴァイオリン独学練習報告です。

 また、先月、一回分の独学練習報告を飛ばしちゃいました。今回のトバシは、ヴァイオリンの練習をサボっていて内容が無いために書けなかったのではなく、アップしないといけないブログ記事が列を成していて…“ヴァイオリン独学練習報告”の記事をアップしている余裕がなかったのです。1日1記事のルールを守っていると、色々な記事が後回しになったり、お蔵入りになったりと…まあ色々とあるんです(涙)。

 『1日1記事のルール』とは、ここ、老犬ブログにおけるローカルルールで『新規記事のアップロードは一日一回に限りましょう』というルールです。もちろん1日1記事なので、1日に二つの記事がアップされる事はありませんが、アップしない日があるのも、ルール違反になりますので、毎日一つ新しい記事をアップする…という事にもなっています。

 では、なぜこのようなルールがあるのかと言うと…このルールが無いと、私の事だから、きっと毎日幾つも記事をアップしてしまう事でしょう、またその反動で、記事をアップしない日も出てしまうでしょう。そうやって、ムラムラな事をしているうちにブログに飽きてしまって辞めてしまう事でしょう。私ってそういう人間なので、それを回避するための『1日1記事』だったりするのです。つまり『不自由を己に課す事で、魂の自由を得る』というわけです(分かりづらくてごめんなさい)。

 さて、老犬ブログの記事には、色々な次元の記事があります。なるべく早くアップした方が良い記事[例えば、メトのライブビューイング鑑賞記などのように、今現在開催中のイベントや公演などに関したモノ。これらは私の記事のアップが早ければ、それを参考にして、これらのイベントに参加できるでしょうから、なるべく早めにアップしてます]、“すぐ”というわけではないけれど、だからと言って後回しにはできない記事[例えば、各種レッスン記事などは、どんなに遅くなっても次回のレッスン前にアップしないと先生方に読んでいただけません]、多少遅れてもいい記事[私の日々の雑感などを書きつらねた記事]などがあります。これらの記事を、普段は思いつくままにランダムに書きためておきます。

 で、記事が書き上がり次第、その記事の優先順位を考えて、いつアップするかを検討していくわけです。この「いつアップするか」は結構大切です。なぜなら、私のブログは「1日1記事」をルールとしていますから、その時に優先順の高い記事からアップされるわけです。

 なので、ヴァイオリン独学練習報告記事は…先生に読ませるわけでもない、単なる私個人の覚書だし、いつアップするかも、私の心の中だけで決めているだけなので、どうしてもアップが後回しになりがちです。申し訳ないです。

 以上、なぜ前回の記事がアップされなかったのイイワケでした(ごめんね)
 
 
 さて、今回、篠崎教本はどこまで進んだのかと言うと…。

115番「毎日の練習」 OK。「1 トレモロ奏法」「2 スタカート奏法」「3 レガート奏法」「4 スラー弓の練習(八分音符を一弓で)」「5 スラー弓の練習(四音を一弓で)」「6 遅い全弓と速い全弓」「7 速い全弓と遅い全弓」を、ハ長調とト長調の両方でやりました。いやあ、いわゆる基礎練習だけれど、実に身になったと思う。苦労をしたのは、ハ長調の時で、やっぱり自分はスラーに苦戦しました。ハ長調で一通りやったので、ト長調の方は、実にすんなりと終えることができました。

116番「アレグレット」 OK。Fisは最後の最後に一回出てくるだけで、後は今まで慣れたハ長調と同じだったので、左手は楽でした。問題は右手であって、スタッカートなんだよなあ。運弓を素早くする…と言うのは、ネットでググッたので分かったけれど、果たして、私が今やっているやり方で良いのかどうか…まったく自信がない。たぶんスタッカートなんて、基本中の基本のはずだけど、それが分からない。やっぱ、独学だとうまく学べないんだろうなあ…。どうにも納得行かないです。

117番 OK。いわゆる音階練習だし、スタッカートは相変わらず???だけれど、まあ、何とかなっているような気もするし、良しという事で(笑)。
 
 
 最近は、なんか、ヴァイオリンが心理的にマンネリ化しているような気がします。つまり、いくらやっても目に見える上達がないし、同じことばかりを日々繰り返しているだけだし、なんか心がワクワクしない。おそらく、ヴァイオリンに飽きてきたんだと思う。独学的には「ついに来るべきものが来たか…!」的なノリです。勝負はこれからだな……勝負ってのは、独学を継続できるか否かの勝負です。

 負けないぞ! 継続は力なりだ!

posted by stone at 03:30| Comment(4) | ヴァイオリンの学習記録

2011年12月08日

あなたの演奏からは四拍子が感じられない

 フルートのレッスンに行ってきました。

 実はレッスンに忘れ物をしてしまいました。それは…チューナー&マイク。前回のレッスンで「次回はチューナーとマイクを持ってらっしゃい」って言われていたのに、うっかり忘れてしまいました。ダメだな…。姉さまはしっかり持ってきたので、姉さまがチューナーを見ながら吹き、私は姉さまの音に合わせて吹くという(ある意味当たり前な)方法でロングトーンをやってみました。姉さまの音に合わせることに集中して吹いたので、結構いい感じになったと思います。しかし、そのために、音を曲げたり伸ばしたり、結構忙しかったです。

 つまり、それくらい頻繁に音の曲げ伸ばしをやらないと、フルートって平均律で演奏できないってわけですね。はぁ〜。がんばろ…。

 アルテは懸案の15課2章のh-mollの8番「h-mollのスケールとアルペジオ」です。一週間ビッチリ練習してきたつもりだけれど、どうにもAisには慣れないし、高音のBとHで右小指がバタバタするし、Disトリルレバーではワヤクチャになっちゃうし…課題は満載です。とりあえず、やってみましたが、どうにもすんなりとは行きません。

 「なんとなくの指の動きでやっちゃあダメだよ。しっかり『次は○の音!』って思って、その音をしっかり考えてから出すんだよ。一つ一つの音を大切にして、しっかり出してご覧」と言われました。吹きながら常に、次の音を意識してやってみました。なんとかスムーズに行けました。流れでフルートを吹くのではなく、一つ一つの音を意識して吹いてみる…勉強になりました。ようやく合格です。

 次回からアルテ15課3章に入ります。B-durの「B-durのロングトーン」と1番「音階準備練習」が宿題になりました。「今度はブリチアルディキーが出てきますよ」と言われました。はは、同じ音なのに、今日まではAisレバーで、明日からはブリチアルディキーなんて、そんな切り換えは、オッサンの頭にはなかなかにつらい事ですね。

 ミニヨン・エチュードはまだ8番です。練習はしてきましたが、まだまだです。先生には「楽譜をよく読んできましたね」と誉められましたが「この曲は何拍子だか分かりますか?」と尋ねられました。

 「四拍子です」
 「でもあなたの演奏からは四拍子は感じられないよ」って言われました。

 この曲のフレーズは三拍目から始まるフレーズが多いのですが、三拍目から始めて、フレーズの頂点は(次の小節の)1拍目に来るように吹いて、四拍子の感じを出す事が必要なんだそうです。「指が動いても、音楽を感じさせなきゃダメだよ」って言われました。

 でもね、短い八分音符の吹き方(音の抜き方ね)は誉められましたよ。

 次回にはこの8番を合格をもらうつもりで練習してきてくださいと言われました。こちらも頑張ります。

 さて、先生のお具合ですが、前回よりも右人指し指が曲がるようになってきましたが、まだまだですね。お医者さまからは「指がちゃんと動くようになるまで半年」って言われたそうですが「それじゃあ、年越せないよ〜」との先生のお言葉。そうだろうなあ…。指の縫い跡はだいぶきれいになってました。なにしろ前回は抜糸したばかりでしたからね。指の腫れも前回よりは小さくなってましたが、まだまだ思いっきり腫れています。回復はしているみたいですが…本当に時間がかかりそうです。でも、指が動いているのを見ると、神経の方は、壊滅的なダメージを受けたわけではなさそうで、ちょっとホッとしました。

 「前歯は瀬戸を入れるですよ」と先生が言ってました。瀬戸? どうやらセラミックの事らしいです(笑)。

 「瀬戸を四本も入れるんだよ。保険がきかないから、お金がかかってしようがないよ。白金(プラチナの事ですね)にすると、多少は安くなるみたいなんだけれど、白金じゃあねえー、前歯がギラギラしても、かっこ悪いしね〜。プラスチックなら保険がきくって言ってたけれど、プラスチックってどうなんだろうねえ。医者は『プラスチックは柔らかいから、すぐにすり減っちゃうよ』って言ってたけれどサ。安いのはいいけれど、すぐにすり減るのはいやだなあ…」って言ってました。ほんと、たかが差し歯ですが、保険適用外となると、だいぶ高そうですね。でも、フルーティストは歯が命ですから、ここは妥協せずに瀬戸(笑)で行くべきでしょうね。瀬戸なら見た目もいい感じでしょうし。

 先生がお怪我をされて以来、先生と一緒にフルートを吹いていないので、寂しいです。

2011年12月07日

男には二種類の人間がいる、それは…

  

女性にもてる男と、もてない男(笑)。
 
 
 …もそうだけれど、もっと違う話をします(笑)。
 
 
 それは、喉仏のある男と無い男。

 そう、喉仏、アダムズ・アップルとも言われるアレですね。禁断の木の実が喉につっかえた名残だとも言われる、あの喉仏の事です。

 喉仏と言っても、これは外見から見える喉の突起物の事を指しています。器官としての甲状軟骨の事ではありません。あと「喉仏がない」と言うのは、目立たないという意味であって、物理的に喉仏がない事でもありません。念のため。

 成人男性なら、全員が全員、喉仏があるわけじゃないんです。喉仏のない人もいます。かく言う私には、見事なくらい、喉仏がありません。

 男性は、二次性徴による声変わりに伴って、喉仏が隆起するようになるって、学校じゃあ教えますが、実際には、喉仏の隆起の仕方にも個性があって、立派に出っ張っている人もいれば、それほどでもない人もいます。

 で、そんなある日、つらつらとオペラ歌手たちの写真集のようなものを見ていて、ふと気付いたんですよ。「もしかすると、テノール歌手って、喉仏がないか、あっても小さくねえ?」「逆に、バス歌手って、喉仏、大きくねえ?」

 別にこれは統計を取ったわけでもないし、単なる私の印象なんですが“テノールは喉仏が無い、バリトンは喉仏がある、バスに至っては巨大喉仏を持っている”って思ったのです。

 もちろん、オペラ歌手、特にテノール歌手は太った人間が多いので、喉についた脂肪で喉仏が見えない…って可能性もないわけじゃないですが(笑)。

 でも、そんな風に思ったんです。

 この喉仏の有無と声種に関する研究って、どこかにないかしら? きちんと調べた資料に当たってみたいものです。

 一応、理屈で言うと、あの喉仏の中って、声帯が入っているそうな。で、デカい声帯(つまり、長い声帯)は低音を出しやすいわけでしょ。そんなんで、喉仏のある歌手は声帯が長いため低音歌手に、喉仏の無い歌手は声帯が短いので、高音歌手になるわけです。

 …なんて事を考えました。あっているかな?

posted by stone at 03:30| Comment(12) | 声楽のエッセイ

2011年12月06日

次は、モーツァルトのドン・ジョヴァンニだよ

 声楽のレッスンに行ってきました。先生に風邪の心配をされました。だいたい良くなったのだけれど、まだまだノドの腫れはきちんと治っていないと伝えたので、今回もあまり歌う事なく、一にも二にも姿勢のチェックをしていただきました。

 まずは立ち方からです。スクッと立って、骨盤を立てます。腹部で背伸びをする感じになると骨盤が立ちます。次に背中を平らにする事。この時に、絶対に骨盤を倒して背中を平らにしないように。あくまで骨盤を立てたままで背中を平らにしましょう。つまり、骨盤で調整するのではなく胸郭の向きを調整して背中を平らにするわけです。だからと言って、前かがみの姿勢はアウトです。何事も極端はいけません。お尻が出てしまう時は、尻と内股は絞りましょう。尻は体内方向へ、内股は後ろから前方向に絞りましょう。その上で腹筋をしっかり引く事。腹筋は単に後ろへ引く感じよりも、胸郭の中に吸い込むような感じで引く方がよさそうです。最後に両腕を一度真横に思い切って伸ばしてから、ゆっくり体側へ置くと、肩が下がります。

 お教室にいる時は、休憩イスに座っている時以外は、常にオペラの舞台に立っているつもりで、この姿勢でいるように言われました(つ、つかれるし…できない:涙)

 コンコーネは2番でした。とにかく、大切なのは、姿勢です。いつもレッスンの時は疲れている私ですが、この日は特に疲れていて、妻がレッスン受けている間はイスに座って居眠りしちゃった私です。はい、すっかり意識が飛んでました…やっぱり、寝起きはダメだね。自分の番の少し前に目覚めて歌ったけれど、目覚めた直後だと、声が寝ていて、ちゃんと歌えません。音が低めになりがちです。低いなあ〜と思いながらも高くできませんでした。

 でも、イスに座りながらの居眠りなんて、かわいいね。フルートなんかだと、演奏しながら寝ちゃうもんなあ、私(笑)。

 とりあえず、2番は合格になりました。次回は1番と2番です。この2曲を2曲として連続して歌う練習をします。

 ここで先生に言われました。姿勢の練習は毎日やるのですが、その際、必ず妻に姿勢のチェックをしてもらう事。なぜなら、姿勢の善し悪しってのは、自分では絶対に分からないけれど、他人が見ると、一発で分かるので、必ず一日一回は姿勢のチェックしてもらうように言われました。これって簡単なようで、なかなか難しいんだよね。ほら、ウチって、家庭内別居の仮面夫婦だから(大嘘:笑)。

 さて、プッチーニ作曲のマノン・レスコーの「美しい人の中で/Tra voi, bello, brune e bionde」ですが、これも歌そのものよりも、歌っている時の姿勢に、注意です。姿勢さえちゃんとしていれば、高音Aがかすります。実際、今回のレッスンで歌った時は、妻が言うには「前回は、Aの出ない人がムリヤリにAを出してみましたみたいな歌い方だったけれど、今回はAの出せる人が、たまたま調子が悪くて、ちょっとぶら下がっちゃいました、のように聞こえたよ」と言ってましたので、前回よりも進歩しているのでしょう。

 進歩はしていますが、完成にはまだまだほど遠い状況です…が、この曲は、今回でお終い。先生的には、最初から私にAは期待していないし、A以外の箇所はそれなりに歌えるようになったので、これはこれで終わりで上がりだそうです。

 で、次回からはモーツァルト作曲のドン・ジョヴァンニの「Dalla sua pace la mia dipende/彼女こそ私の宝」になりました。おぉ、いよいよモーツァルトだよ、人生、初モーツァルトだよ。いや〜、興奮するなあ。

 「彼女こそ私の宝」は最高音がGなので、今の私でもきちんと歌えるはず…なんだそうです。だったら今度は、アリアとしての完成を目指してもいいのかな?

 この曲、先生がおっしゃるに“半端なく難しい曲”なんだそうです(涙)。あまりに難しいので、世界中のほとんどのテノール歌手が、この曲を練習曲代わりに歌っているのだそうです。だから私の場合も、この曲はアリアではなく、あくまでも練習曲として取り組むのだそうです。つまり、またまたアリアとしての完成は考えていないわけです。ちょっと残念です。

 さっそく楽譜を見てみました。確かに難しそうです。プッチーニの比じゃなさそうな難易度です。まず、リズムがあまりに細かすぎて、読めません(涙)。臨時記号のアラシなので、メロディも想像できません。あっちこっち、音程の跳躍も多いし、全般的に五線の上の方に音が固まっているし…。簡単には手に負えそうもない曲ですが、頑張って練習してみます。この曲を一度に全部練習するのは無理なので、少しずつ少しずつ譜読みして練習してくればいいと先生に言われたので、その言葉に甘える事にします。

 しかし、次はモーツァルトですか? 本音で言うと、私は中断しているイタリア古典歌曲が歌いたいです。だって、私はロクにイタリア古典歌曲の勉強をしていないし、有名な曲もレパートリーに入っていないので、ぜひぜひイタリア古典歌曲をやりたいのです…と先生に言ってみたら「そんな時間はない!」って言われちゃいました。

 とにかく今、私には寄り道をしている暇はなく、学ばなければいけない事に集中して、それを学べる曲だけに専念して練習するべきなんだそうです。そのための曲がプッチーニでありモーツァルトなわけなんです。

 なぜ私には寄り道をしている暇がないのかと言うと…来年の初夏には、ファントムを歌うからです。ファントムの曲は、どれもこれも音域が広く、テノールの音域の上から下までを万遍なく使うため、それに対応できるカラダを作り、テクニックを習得しないといけないのだそうです。

 「(ガラコンサートで歌う曲を)トスティにしておけば、今、こんな苦労をしなくてもよかったのに」とボソっと先生に言われました。つまり、トスティよりもファントムの方が、声楽的にはハードルが高いって事ですね。ううむ、ファントムがそんなに難しいとは知らずに選曲しちゃったよ、ハヤまったかな?

 とりあえず、選曲しちゃったものは仕方がない。だってウチの場合『二重唱がメイン』と『歌詞は英語』っていう縛りがあったんだもん(って妻のリクエストなんですが…)。すべての道はファントムに続く!って感じで頑張るしかないじゃん。ゴーゴー、ファントム!

 でもやっぱり、イタリア古典歌曲も歌いたいなあ…。

2011年12月05日

制汗剤を使いましょう

 社交ダンスのレッスンを受けてきました。

 まずは後進と言うか、後ずさりの練習から始めました。…実に難しいです。足の移動が、カラダ(重心)の移動よりも早く出来ていないといけません。でないと、女性のステップのジャマになるからです。これが難しいんです。とにかく、重心を前に残したまま、後ろ足をポンと蹴り出す感じで後ろに大きく踏み出さないといけません。重心を前に残すためには、実は前足にも工夫が必要で、前足の膝部分を大きく前に出さないと、バランスが後ろに崩れ、結果、重心が前に残らずに、後ろに行ってしまいます。そうなると、上体が後ろに倒れ込んでしまうので、ダメなんですね。とにかく、足は早めに動かし、重心は前のこりで、後進するわけです。

 気分的には、後ろに下がると言うよりも、一度、後ろへ大きく足を広げて置いて、それから後ろ足に体重を移動させる…って感じでしょうか? とにかく、全然できないので、もっともっと後進の練習が必要な私です。

 ダンスの姿勢をチェックされました。…声楽同様に、骨盤を立てるように言われました(汗)。骨盤が倒れてしまうと、足が前のこりになりやすいので、きちんと骨盤を立てるように言われました。また、出っ尻は禁物で、背中はフラットになるように、骨盤は立てつつも、腰は外側に張る感じが良いのだそうです。声楽と違い、足は両膝から緩めて立つことが大切です。

 後ずさりの練習だけで、汗ビッショリになってしまいました。
 
 
 ブルースの復習をしました。まず最初に言われた事は…「次からは制汗剤を使いましょう」だって(汗)。そう言えば、忘れてた。私は“汗かき人間”なんですよ。だって仕方ないじゃん、巨漢だし、元々は筋肉系のガチムチ体型なんだし、汗なら日々、売るほど流しているよ。

 汗をかけば、当然だけれど、臭う(涙)。かと言って、汗をかかずに生活はできない…わけで、だから、若い時分は、エチケット半分、臭いで女性に嫌われたくない(笑)という気持ち半分で、毎日風呂上がりに、ロールオンしていましたし、デート前はコロンをシュッとやってました。

 でもね、やがて女性って、男性の体臭を好むという事(ただし自分のオトコ限定)に気づいたあたりから、その手の事をやらなくなりました。だって、自分の彼女以外の女性が、私の体臭に気付くほどの至近距離まで近づく事ってないし、自分の彼女にはむしろ体臭アピールをした方がいいわけだしね…。そこに気付いてからはや数十年。すっかり体臭に無頓着なオッサンになってました。

 日常生活ならば、妻以外の女性と体臭が分かるほど至近距離で接する事はありませんが、社交ダンスを始めれば、話は別。まったくの赤の他人であっても、手を握り、カラダを密着させて踊るわけで、当然、体臭が分かるほどのゼロ接近をするわけです。ああ、体臭も匂うだろうけれど、今となっては、体臭の上に加齢臭まで加わるわけです。余所の女性には、色々な意味でたまらない匂いかもねえ…。

 私は思わず、自分の脇に鼻をつっこんじゃいました。確かに匂うねえ〜。

 さらにまずい事に、ダンスで組むと、女性の鼻がちょうど私の右脇のところに来ます。妻先生なんかは、私の脇に鼻をつっこむような形でホールドするわけで、そりゃあ大変だ。

 「脇が匂うから、制汗剤を使った方がいいわねえ。私はあなたの匂いが好きだから平気だけれど、他の女の人は、たぶん嫌がるでしょうね。今から、匂い対策をしておいた方がいいと思うの」だそうです。最近のデオドラント事情を知らないので、まずはそのあたりのお勉強から始めないといけませんね。

 通常の制汗剤は風呂上がりにつけるものでしょ。でもこれは、汗臭さと言うよりは、腋臭予防のためであって、私の目的とはちょっと違うかも。コロンはマスキングのためであって、匂いを消すわけじゃないし…。私が欲しいのは、運動の直前につけて、汗の匂いを押さえるタイプのものだけれど、そのためには、何を使ったらいいのかな? ちょっと勉強しないとダメだな。

 閑話休題。で、肝心のダンスは言うと…ひとまず組んで踊ってみました。組んで踊る時、男性はリードをしないといけないので、なるべく女性のカラダに密着して、女性のカラダを自分のカラダで感じながら踊るのが良いのだそうで……そこで、スケベ心を発動して(笑)、なるべく妻先生のカラダに自分のカラダ(特に下腹部:笑)を押しつけるように踊ったら「なかなか良いですね」と誉めてもらいました。うむ、踊りながら女体を感じるのが良いのですね(笑)。

 「しかし、男女でこんなにカラダを押しつけながら踊っていたら、マズくない?」
 「男性は、結構、ムラムラするみたいよ。中年男性でも、アソコが元気になったまま踊る人多いわよ」
 「(女性として)イヤじゃないの?」
 「だから、それでよく揉めるわねえ。特に若い者同士のカップルだと、それが原因でカップルが別れちゃう事もあるの。…私? 私は仕事だから、気にした事ない(笑)。ああ、元気だなって思うだけ。でも、生徒さんがそれ以上その気にならないように、気は使うわよ」…だそうです。

 しかしお相手が妻先生でよかったなあ。私はピクリともしないよ(笑)。もしサークルとかでダンス習っていて、見知らぬ女性相手にお元気になってしまったら…恥ずかしいよなあ。ある意味、アレって自然現象だし、自分の意志の力でコントロールできるわけじゃないし…。だけどもしもお元気になっちゃったら、私にその気がなくても、誤解されちゃうだろうし、セクハラで訴えられても困るしなあ…。
 
 
 「では、今日から新しいダンスに入りましょう。ワルツです」 おお、やっと“庶民のワルツ”の登場です。やったね!

 まず最初に習ったのは、ナチュラル・ターン。こいつの厄介なのは、1-2-3の1の足が右足だって事です。ダンスって、たいてい、左足からスタートなのに、このナチュラル・ターンは右足スタートなんですよ。こういう変則的な事に対応できないのも、老人の特徴で、アタフタしている私を見かねて、妻先生は、クローズド・チェンジを教えてくれました。このクローズド・チェンジを一回やってからナチュラル・ターンに行くと、スムーズにできます(汗)。

 とにかく、前進する時(右足から始まるステップ)は、前に大きく進み、グルンと大きく回ります。後進する時(左足から始まるステップ)は、後ろと言うか、斜め後ろにちょこんと足を出して、ちょっとだけ動いて、ちょっとだけ回ります。これを繰り返しながら、男女的にそれぞれに対して常に右方向に、カップル的には全体に対して常に左方向にグルグルと周りながら踊ります…三拍子なので、ステップの踏み出す足が毎回変わりますし、グルグル廻り続けるので、あっと言う間に目が回ります。…長く踊れません(涙)。

 「うわー、これは大変だー。とにかく目が回る〜」
 「でも、ヴィエニーズだと、このナチュラル・ターンばかり使って踊るからねえ…」

 つまり、習うより慣れろという事らしいです。実際、ナチュラル・ターンはヴィエニーズ・ワルツの基本ステップなんだそうです。…きっと、貴族の男どもは、ワルツを踊って、女の子をグルグルに回して、フラフラにして、それで口説くに違いない、きっとそうだ!(笑)。

 「とにかく目が回るので、何とかして欲しい」
 「安心して。普通のワルツでは、ナチュラル・ターンはほんのちょっとしか使わないし、目が回らないように、適当に逆回転もするから…」

 私が『舞踏会デビューをしたい』なんて野望を話したので、いきなりグルグル地獄に突入したらしいです。それにしてもナチュラル・ターンは難しいです。3歩で135度回転するそうなんだけれど、その135度が難しいです。これはマスターするまで、時間がかかりそうです。

 「じゃあ、次はその逆のリバース・ターンやります」 え? 逆って何?

 実際にナチュラル・ターンの逆でした。左足から踏み出して、全体に対して右に回っていきます。…当然、目が回ります。

 「リバース・ターンはLODに逆らうから、あまり使わないけれど、ナチュラル・ターンの途中途中に入れると、目を回さずに済むから」なんだそうです。それにしても、ナチュラル・ターンだけでもよく分からないのに、その逆パターンのリバース・ターンまでやって、もう頭の中、グチャグチャだよ。ああ、困った。

 そうそう、ナチュラル・ターン、リバース・ターンともに、前進する時は自分が回るんだから、大きく動くのだけれど、後進する時はパートナーが回るので、パートナーが動きやすいように小さめに動くのがコツなんだそうです。あら、そうなの?

 というわけで、今回のレッスンは終了でした。時間にして約2時間です。

 「ちなみに、この2時間のレッスンを一般人として受講したら、いくらになるの?」
 「私は30分4500円だよ」
 「…って事は、2時間で18000円って事?」
 「そう」
 「毎週2時間のレッスンを受けていたら…一カ月で72000円になるね。これって高いの? 安いの?」
 「レッスン代って、その先生の“格”で決まるんだけれど、私の場合、高くないよ。相場どおりか、やや安いくらいかな?」
 「でも、生徒一人教えて、一カ月で約2万円稼げるなんて、いい商売だね」
 「そんなわけないじゃない。社交ダンスなんて、習いに来る人は、ほとんどオバサンだから、男性教師はレッスンがぎっしり入るけれど、男性の生徒さんって少ないから、女性教師は暇なのよ。私の場合、一日に生徒さんが一人ッきりって事だって、少なくなかったんだから。それに大半の生徒さんは、一回のレッスンでは最低の30分だけしか先生には習わないし…。だから、女性教師は、サークルの指導をしたり、カップルレッスンの面倒を見たりしないと、食べていけないのよ。おまけに、生徒さんが1回のレッスンで4500円支払っても、教室のオーナーが2500円取っちゃうから、私の手元には2000円しか入らないのよ。だから、一カ月一生懸命働いても、収入はせいぜい18万円ぐらいだったわ」
 「そうなんだ。大変なんだね、ダンス教師も」
 「男性教師は、もっともっと稼げるけれど、女性は厳しいわね」

 ダンス教師も自由業だから、色々と大変なようです。だから、妻は引退後は、仕事を探す時に、ダンス界への復帰は考えずに、一般的職業(つまり事務系OL)を選んだのだと思う。だって、そっちの方が全然コスパ高いじゃん。ああいう世界だから、もっとハデハデなのかと思っていたけれど、案外、内情は地味なんですね。

posted by stone at 03:30| Comment(12) | 社交ダンスのレッスン

2011年12月04日

池袋探訪…駅東口周辺と乙女ロード[2011年12月第1週・通算42週]

体重:99.7kg[-0.6kg:-0.3kg]
体脂肪率:30.5%[+0.6%:+0.4%]
BMI:31.6[+-0.0:-0.4]
体脂肪質量:30.4kg[+0.4kg:+0.1kg]
腹囲:98.5cm[+0.3cm:-8.7cm]
     [先週との差:2011年当初との差]

 今回の記事は欲望系の話(特に前半部はモロに性欲系の話です)なので、その手の話が苦手な人は、また明日、お越しください。よろしくお願いします。また、後半の乙女ロードの話だけ読みたいという方は、記事中の「★★★」以下から、乙女ロードの話が始まりますので、そこまでスルーして読まれるのも良いかもしれません。

 一応、忠告したよ(笑)。
 
 
 
 
 
 では、行きます。あ、一応、今回の記事は、全編通して“18禁”って事で、よろしく。
 
 
 実は先日伺ったグレッチェンさんの発表会(記事はこちら)は池袋の某ホールで行われたのですが、私、池袋に行くのは本当に久しぶりだったので、発表会の前と後に、少しばかり周辺を散歩してみたら…色々と驚く事と遭遇してしまったので、今回の記事はそれです。

 まずは発表会前の散歩の話です。

 池袋の東口周辺を歩いて発表会会場に向かっておりました。時間が昼近くだったので、「どこかで昼食を食べたいなあ、いいお店はないものかな〜」と思い、周辺の看板に目を光らせながらテクテクと歩いていたら、私の大好きなラーメン屋さんの看板を発見しました。その店はチェーン店のラーメン屋なのですが、東京でしか店舗展開をしていないので、チェーン店なのに、東京に来ないと食べれないというお店なんです。普段は、新宿の海賊盤音楽CDを取り扱っている店が密集しているイリーガルな地区にある新宿店で食べるんですが、そのチェーン店が池袋にあるなんて予想外でうれしかったので、その看板に誘われて、フラフラと路地に入ってみたら、やっぱりその場所がイリーガルな雰囲気だったので、驚くと同時に納得しちゃいました。やっぱ、このお店は、こういう感じの地区に出店するんだなあってね。

 とは言え、同じイリーガルでも、イリーガルな方向が新宿と池袋では違っていて、池袋は……今どき珍しく、その店のすぐそばに、ストリップ劇場とソープランドがありました!

 いや〜、私が子どもの頃は、ちょっと大きめの町に行くと、どこでも、ちょっと路地に入ったところに、ストリップ劇場もソープランド(当時はトルコ風呂)があったものですが、私が成人に達する少し前、20世紀の終わりごろから、町の浄化運動ってのが、全国各地で起こり、いつのまにか、ストリップ劇場もソープランドも、私たちの生活圏内からドンドン消えてしまいました。

 なのに、池袋には、昔ながらのストリップ劇場があって、そのすぐ側にソープランドがあって、周辺にはラブホテルがあって…なんと、いかがわしい(笑)。あんまりいかがわしくて、思わず笑っちゃいました。さすが東京の大都市。まだまだ昭和な地区があったんですねえ〜。また、その手の施設が普通の飲食店と共存しているんですよ。実に、あまりに、あっけらかんとしているんですよ。なんか、ちょっと感動しちゃいました。ここ、本当に日本ですか?

 私はストリップ劇場もソープランドもラブホテルも間に合ってますので、もちろん利用しませんでしたが(してたら、ここに書けないよね〜:笑)、興味津々だったので、お店の前を素通りして、しっかりお値段をチェックしてきました。

 ストリップ劇場の入場料が3500円(“入替無し”みたいです)。ソープランドが諸経費込みの総料金で19000円。ラブホテルは一番安い店が2000円からでしたが、大半の店が4500円からでした。つまり、この町で性欲を満たそうと思ったら、見るだけで済む人は3500円。女の子を自分で用意できる人は5000円程度。性処理をお店の女の子にお願いするなら19000円って事になります。安いんだか高いんだか分からないけれど、そういう事になっているようです。

 って事はつまり、ラブホテルが5000円程度って事は、ソープランドのお値段からラブホテルのお値段を引いた額が、この地区での女の子のお値段って事になるわけで、それが一人あたり14000円ってわけです(後でネットで、この地区のデリバリーヘルスの値段を調べたら、ボリュームゾーンはやっぱりそのくらいでした)。これも安いか高いかは分からないけれど、今どきの東京の女の子の値段って、そのくらいなんだあ。

 『入替無しで、劇場で、入れ代わり立ち代わる芸人さん(?)たちの芸を楽しむ』って言うと、私的には、浅草にある、あの寄席を思い出しますが、寄席の入場料って2500円ですから、ストリップ劇場は、寄席よりも高額な入場料なんですね。落語家さんのおしゃべりよりも、プロの女性の陰部の方が経済的には価値が高いって事ですね。うーん、ユルイとは言え、これでも落語ファンな私からすると、ちょっと納得がいかない値段設定と言うか、女性って女性であるだけで、噺家さんの芸よりも(市場)価値があるんだなあ…と言うか、やっぱり納得いかないです。

 ソープランドの総料金が19000円って事で、ざっと計算してみました。その料金を、仮に店と女の子で6:4程度で分け合ったとすると、女の子の取り分は7000円程度でしょ。今どき、時給800円のコンビニのバイトを8時間働いて稼げるのが6400円だから、一回“春をひさぐ”と、一日コンビニで働いた分ぐらい稼げるわけよ。これって安いのか高いのか分からないけれど、一日三人のお客を相手にして、一カ月20日働くと仮定すると、7000×3×20で42万円で、ちょっとした大企業のOLさん並に稼げるわけ(年収500万円レベル。ただし、実際のOLさんはボーナスが出るから、このレベルのソープ嬢さんよりも高給かも…)で、一日のお客さんの数がもっと多ければ、もっと稼げるわけで、一カ月25日働けば、もっともっと稼げるわけで…。うーむ、とにかく、そうなんだーって思いました。

 それにしても池袋の東口から、サンシャインビルまでの道のりって、やたらとたくさんラブホテルがありました。それもラブホテルが固まって存在するのではなく、普通の商店街の中に何気にラブホが混じっていて、何とも……な感じでしたが、これが池袋って町なんですよね。それにしても、欲望むき出しな町なんだあ…って思いました。
 
 
★★★

 さて、グレッチェンさんの発表会の後は、一路、駅とは反対側の、いわゆる“乙女ロード”に行ってみました。『オトコがすなるヲタクというものを、オンナもしてみんとてするなり』の乙女ロードです。一度、行ってみたかったんだ〜。

 乙女ロードの公式サイトのようなページは「こちら」ですが、ここに行く前の私のイメージは…『乙女ロードって…腐女子がたむろす淫靡でただれた裏通り?』とか思ってましたが(だって、そうでしょー:笑)、行ってみてビックリ。全然、淫靡でなければ、ただれてもいないし、ましてや裏通りでもない。健全…とは言わないけれど、明るくて、広くて、大通りな場所にございました。だいたい、サンシャイン60の真ん前だし(笑)。店の中も、明るくて、通路も広めに取ってあるし、外から店内がよく見えるほどに開放的な感じの店も多く、店の雰囲気もなんかフレンドリーで健康的で、なるほど、こういう感じだから女性が安心して買い物にやって来られるんだなって思いました。

 男なら、趣味のモノは、暗くて怪しい感じの店で買いたがるけれど、女性はたとえ趣味のものでも、明るくて開放的な店を喜ぶわけで、そういうところに男女の性差というか感覚の違いがあるんだなーって、いい年したオッサンな私ですが、まだまだ女性理解が不足していたと痛感いたしました。だいたい、趣味のモノが暗くて怪しい感じの店にしかなかったら、女性は、その店に立ち寄りもしないよね〜。

 さて、せっかく乙女ロードに来たのだから、お店に入ってみましょう。

 と思ったものの、看板とか入り口とかに、大きく『女性向け〜』って書かれていて、中をのぞいてみると、店内のお客も店員も女性しかいない場所は…さすがに入れません(涙)。ってか、入っちゃいけないような気がします。ああ〜、入ってみたい。でも入れない。この時は、腐女子のお友達を連れてこなかった事を悔やみました。連れてくれば「オレの彼女、こっち系の趣味なんだけれどー、オレ、こーゆーの、興味ないけどー、彼女の買い物につきあってるんだよねー。優しいだろー」みたいな設定で堂々と入店できるのだけれど…(涙)。

 あ、それ以前に、ここの町、男女カップルって…ほとんどいないじゃん。ここのカップルは女女ばっかりだよ。たまに男男のカップルもいるけれど(笑)、男女カップルっていないじゃん。ううむ、町中を歩く時は、基本、男女カップルが多い私としては、なんか、居心地悪いです。

 と言うわけで(おそらく)一番濃い部分とは接触できませんでしたが、男性でも楽しめる部分だけを楽しんできました。

 まずはアニメイトに入りました。ここは大手らしく、客のほとんどは女性ですが、男性客も若干いましたので、オッサンな私も堂々とした気持ちで入店できました。この店の印象は…腐女子の総合デパート? なんか、腐女子の皆さまの萌えアイテムがキレイに陳列されていて、ある意味、とっても潔いお店です。実にすがすがしい。たぶん、通常のものなら、この店一軒で足りるんでしょうね。すべてのフロア、すべての陳列棚をチェックしてきました。すげーすげー。

 そうそう、ここのお店では“腐女子”という言葉を使わずに、その手のお客様の事を“乙女”と呼んでいるみたいです。この店内とその周辺人物にとっての専門用語としての“乙女”なんだと思います。私などは古い人間ですから『乙女=若い処女』ってイメージなので、すっご〜〜く違和感があるのですが、ここでは『乙女=腐女子(年令・肉体的性別問わず)』となっているようです。ううむ、やっぱり違和感あるわ。

 ん? もしかして、いわゆる“乙女ゲーム”の“乙女”って言葉も、こっち系の“乙女”なのかしら? あ、“乙女ロード”の“乙女”は確実にこっちの“乙女”だな。

 せっかく乙女ロードに来たので、勇気を出して、乙女向けの同人誌ってのを買ってみたよ。同人誌なんて、買うのはもちろん、見るのも、手にとるのも始めてでした。いい経験をしました。しかし同人誌って、ビニール(笑)袋で厳重に封がしてあって、中身の確認はできません。まるで昔のビニ本みたい(笑)。一応、私の中では「妻へのお土産」と設定しましたので、何も臆することなく買い物できました(笑)。ちなみに、どれを買っていいのか分からなかったので、お薦めコーナーの中から、お財布と相談して購入いたしました。ジャンルは…『タイガー&バニー』でした。どうやら、今、同人誌の世界では、タイバニが一番熱いみたいです(なんとなく納得です)。ちなみに二番人気は『青の祓魔師』で、三番人気は『ヘタリア』のようでした。ちなみにタイバニの公式サイトはこちらです。

 アニメイトを出て、他の店にも行ってみよう思いましたが、どこも“女性向け”で入りづらかったです。らしんばんという店があって、ここも一階は女性向けなので、中に入れずにボーと見ていたら、店の横に階段があって、二階は一般向けなので、男性OKのようなので、そっちに行ってみました。

 階段上がると、真正面に“男性向け”と書かれた看板があったので、まよわずにそこに入ってみました(笑)。入ってみると、男性向けの同人誌売り場でした。おお、乙女ロードに男性向けの同人誌が売っているなんて…! さっき、妻向けに女性向けの同人誌を購入した私なので、後学のために、そして自分のために、男性向けの同人誌を購入してみようと思い、パッと目についた『俺妹本』を購入しました。『俺妹』ってのは「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」ってアニメね(公式サイトはこちら)。これをレジに持って行ったら…年令確認をされちゃいました! え、同人誌って年令確認が必要なの? え、私って18歳以下の若者に見えるの? ……二つの意味でビックリしました。ま、ヤマシイ気持ちは微塵もないので、堂々とお買い物は終えましたよ。

 この店を出て、他にもたくさんお店があったけれど、やはり入り口にかかれている『女性向け〜』の注意書きは、私にとって魔よけの御札のようなもので、中に入れません。執事喫茶とか入りたかったなあ〜。もっとも、メイド喫茶すら行った事ないけれど(笑)。

 そんな中、コスプレ館というお店に入ったよ。ここは『女性向け〜』という御札が貼られていなかったのサ! いやあ、なるほど、コスプレイヤーさんたち(おそらく初級〜中級でしょうが)は、こういうところで衣装を揃えるんですねえ…。だいたい、どの衣装も一式揃えると、1万円前後から2万円程度ですね。オトナの趣味としては絶妙な値段設定です。中には、普通に声楽発表会あたりで着れそうなドレスもありました。こういうところでドレスを買うのもアリ? しかし、不思議な色のウィッグがたくさんありました。確かに普通の店じゃ、ピンクとかブルーの髪色のウィッグって買えないよねー。こういうところで買うんだね。しかし、コスプレ館に入って、衣装を見ていると、なんか気持ちがワクワクしちゃいます。ううむ、もしかしたら、私はコスプレがしたいのか? ここには私が着れる衣装など、おそらく一着も販売されていないだろうけれど、それでもコスプレをしてみたいのか、私は! ほんの短時間ですが、自問自答してしまいました。おそらく私が若い娘だったら、きっと躊躇なくコスプレイヤーになっていたかも。でも残念な事に、私は若い娘ではなく、年取って疲れたオッサンなのでした。残念。

 乙女ロードって、こんな感じでした。ここでの私は、完全アウェーな人外扱いですが、それはそれで十分楽しめました。道を歩く女性は(偏見ではなく)見るからに腐女子オーラを出しまくっている腐女子の皆さんばかりでした。ま、当たり前と言えば当たり前ですね。で、私はそんな腐女子の皆さんの集団の中にいると、結構、落ち着いちゃうんです。オシャレな町で女子力の高い女性に囲まれるとアウェーな気持ちになって落ち着かない私ですが、乙女ロードで腐女子力の高い女性に囲まれると落ち着くなんて、私って、やっぱりこっち側の人間なんだなーって思いました。つまり『男女の恋愛よりも、趣味の方が大事』ってタイプの人間って事です。つまりヲタクって事だね。実際、若い時の私は、女性よりも趣味を優先して生きてきたし、肝心の女性のチョイスにしても、その人の女子力的な部分よりも、人間としての中身というか、ヲタクとしての実力の方を重要視してきたし(笑)。

 私はたまたまリアルが充実している、リア充系ヲタク(げんしけんの高坂くんほどじゃないけど)だけれど、人間のタイプとしては、きちんとヲタクなんだな。だから、乙女ロードにいると、似たような人間がたくさんいて、シンパシーを感じるみたいです。実際、私の目には、女子力の高い女の子よりも、腐女子力の高い女の子の方が魅力的に見えるんだもの。不思議だー。

 もっとも問題は、腐女子の皆さんの恋心は、二次元、または二次元半の男性のみに特化して、三次元の男性はむしろ嫌悪されるってところかな? 悲しいかな、私は三次元なので、彼女たちから嫌われる存在なのです(って、その前に年令を考えましょう:笑)。

 家に帰って、お土産に買った同人誌を見てみたよ。同人誌って見た事ないから、すっごく楽しみでワクワクして開けてみたら…………エロマンガだった(涙)。あー、なるほど。自分の好きなアニメのキャラを使ったエロマンガってのが、同人誌って奴なんだー。なんか納得。私はヲタクだけれど、パソコン系のヲタクなので、こっち方面の世界には疎かったのだけれど、そーゆー事だったんだ。いやー、勉強になりました。道理で年令確認されるはずだー。

 それにしても、私は『二次元は無理だな』って思いました。やっぱエロは三次元のリアルでナマなのがいいでしょう。私はヲタクだけれど、二次元は無理なので、必然的にリア充になっちゃうんだろうなあ〜。私が二次元がOKだったなら、真正ヲタクのヒッキーになってしまっていたかもしれない。二次元が無理な人でよかった〜(ちょっと安心)。

 今度アキバに行ったら、パソコン系の店ばかりでなく、コミック系のところも探索してみよおっと(でも、もう同人誌は買わないよ!)。

posted by stone at 03:30| Comment(10) | ダイエット&エッセイ

2011年12月03日

金魚すくいの金魚をうまく飼う秘訣 飼いはじめてから編 その2 バクテリア編

 前回の「水替え編」の続きです。前回の記事はこちらです。

 さて、金魚を飼うための水槽の水には、バクテリアが必要ですという話をしました。

 では、バクテリアというのは、どこにいるのかと言うと、最初はいません。自然発生します。自然発生したバクテリアは、どこにいるかと言うと、水槽の砂利の中や濾過器のフィルターの中にたくさんいるそうです。もちろん、水槽の水の中にもたくさんいるそうですが、砂利やフィルターに巣を作っているとかいないとか。

 で、このバクテリアさんたちが、アンモニアを始めとする水中に溶け込んだ糞尿を食べて、亜硝酸塩にしてくれるそうです。この亜硝酸塩というのは、アンモニアほど毒性は高くないのですが、やはり金魚に無害とは言えない物質なので、さらにこの亜硝酸塩を食べて硝酸塩にしてくれるバクテリアの発生を待ちます。硝酸塩は、一応、金魚には無害な物質なんだそうです。しかし、いくら無害とは言え、水の中が硝酸塩だらけになってはあまり良くないので、この硝酸塩を取り除けると、水替えが不要になるのですが、それがなかなかに難しいので、水替えという作業に及ぶわけです。

 理屈の上ではこうなります。だから、バクテリアがウヨウヨいる水槽ならば、水替えは不要って事になりますが、実際は、なかなかそううまくいかないので、水替えをせざるをえません。

 しかし、水替えは金魚にとって負担になりますので、できれば回数を少なめ、また一回に取り替える水量もできるだけ少ない方がいいので、なるべくバクテリアを発生させましょう。

 では、次にバクテリアの発生方法ですが…基本的に自然に発生するので、それを待ちます。必要なものは、タネと光と糞尿です。

 タネはバクテリアのタネ、つまり親となるバクテリアの事です。こいつは基本的に空中に漂っているので、こいつが水槽の中に落ちて、繁殖してくれればよいのですよ。それが待ちきれない人は、近所の川や池の水(がキレイなら、それ)を汲んできてもよいでしょう。雨上がりの水たまりの水も濾過してあげればグーですね(煮沸しちゃダメだよ)。

 光は光っている事よりも、暖かい事に意味があります。つまり“熱”の供給という意味で光が必要です。ある程度の温度がないとバクテリアも生き物なので繁殖しないからです。

 エサは、バクテリアのエサという意味で、一般的に糞尿です。金魚を飼うのですから、金魚の糞尿を好むバクテリアが欲しいのですから、ここで用いるべきは、魚の糞尿です。…が、これが一番の難敵かもしれませんね。つまり、飼い始めの水槽でバクテリアを発生させるためには、パイロットフィッシュが必要ってことです。パイロットフィッシュ? つまり、“尊い犠牲者”って奴です。「金魚を大切に育てるために必要なバクテリアを発生させるために、まだバクテリアが十分に発生していない水槽に金魚を投入する」ってわけで、当然、パイロットフィッシュはツライ環境に置かれるわけです。なんか矛盾してますね。

 そうやって、バクテリアたっぷりの水が、水槽に必要なんです。まるで、老舗に伝わる秘伝のダシのようなものかもしれません。

 だから、水替えの時に、この秘伝のダシにも相当する、大切なバクテリアちゃんをきちんと残すために、考えながら水替えをしないといけないのです。

posted by stone at 03:30| Comment(2) | 金魚

2011年12月02日

メトのライブビューイングで「ジークフリート」を見てきました

 メトで昨年から行われている『ニーベルングの指輪』のチクルスの第三弾である『ジークフリート』をライブビューイングで見てきました。今回は、ブログが忙しくて、記事のアップが遅れてしまって申し訳なかったです。大半の映画館での上映は本日までなので、御覧になりたい方は急いでください。また、横浜は1/21(土)〜27(金)に、神戸と広島は2/25(土)〜3/2(金)にやるそうですから、今回見逃してしまったという方は、そちらから、これから見れますので、よろしく。

 さて『ジークフリート』ですが、実は私、見る前は、そんなに期待してなかったのです。指輪四部作の中で『ジークフリート』って作品は、今一つパッとしない印象があるし、今回のメトのは、主役のテノールが降板に次ぐ降板で、結局アンダーの人(はっきり言うと、ペーペー)がジークフリート役になったと事前に聞いていたので「大丈夫なの〜」って、正直思ってました。それに、あの演出でしょ。ワルキューレでは悪くなかったけれど、次はどうなの?って不安に思ってましたし…。そんなわけで「“ジークフリート”見ておかないと“神々の黄昏”が見れないからな〜」というノリで『ジークフリート』を見てきた私です。

 いやいやいや〜、驚いた。ジークフリートを歌ったジェイ・ハンター・モリスというテノール、いいわー。素晴らしいですよ。こんな歌手が、まだこの世に埋もれていたんだねー。実に素晴らしい歌手でした。美声だし、イケメンだし、白人だし、タフだし…まさにジークフリートそのものって感じの歌手でした。いいわ、この人。

 とにかく、5時間以上にも及ぶ、長い長いオペラを最初から最後まで、失速せずにきちんと歌いきっただけでも素晴らしい。それだけでも素晴らしいのに、身震いするほどの美声なんですよ。だいたいジークフリートを歌う歌手って、タフさが売りの歌手が多くて、パワーはあるけれど、声の美しさは???って人が多い中、タフさと美声が両立しているなんて、実に素晴らしいです。ただ、あまりに声が美しすぎて、劇場で聞いた時に迫力不足と感じられるのではないかしらと、ちょっと心配しました。それくらいキレイな声なんです。

 美声であるのはモリス自身、意識していると言うか、パワーを捨てて美しさを優先する歌い方をしていると、インタビューで言ってたほど、美声にこだわっているようです。ビバ!美声!

 今回のメトは、ヴォータン役のターフェルと言い、ブリュンヒルデ役のヴォイドといい、メトはパワー系ではなく、美声系の歌手を揃えて、指輪を上演するつもり…のようです。こういう美声系のワーグナーがこれからのトレンドになるのでしょうか?

 ま、とにかく、モリスというテノールはいいですよ。メトの次の「神々の黄昏」でもジークフリートは彼が歌うことになったそうです。メトは実にいい歌手を見つけました。なんでも、モリスは最近まで、地方のオペラ劇場で歌いながら、バイト生活をしていたそうで、それがいきなりのメトの大舞台でしょ。ほんと、シンデレラ・ボーイだよね。この人のジークフリートもいいけれど、イタリアものも聞いてみたいなあ。プッチーニなんて、いいんじゃないかな?

 さて、例の舞台装置というか、マシンですが、演出方法がこなれてきたというか、今回は前回以上に、効果的で良い演出だったと思います。正直『ラインの黄金』の時は???と思った舞台装置でしたが、今回は“good job”ですよ。先進性と伝統性が適度に調和していて、よかったです。次の『神々の黄昏』の演出が期待できます。

 演出というと、今回のヴォータンと言うか、さすらい人は眼帯をしていませんでした。その代わり、左目に黒いカラーコンタクトを入れ、目の周囲を真っ黒に塗りつぶしていました。あれは“目がつぶれている”という表現だったのかな? 舞台全体が暗いし、彼は顔の彫が深いので、最初は単に陰になっているだけ…とか思ってしまいました。ちょっと分かりづらい化粧ですね。

 そうそう、今回は“森の小鳥”が大活躍でした。3Dキャラとして舞台に初登場です。やはり姿が見えると見えないでは、オペラの中でも印象がだいぶ違いますね。また“森の小鳥”の歌手(モイツァ・エルドマン)がカーテンコールに現れた(幕間のインタービューにも答えていたよ)で、ちょっとビックリかな? 今まで私が見た『ジークフリート』だと“森の小鳥”役の人は、衣装を着ていないという事もあってか、カーテンコールに出てこないものだったから。

 今回の演出はおおむね良いのですが、一つだけ私の趣味に合わなかったのは、大蛇のハリボテ。なんか、このハリボテだけが美術的に異質な感じがして、イヤでした。ま、このハリボテと言うか大蛇は、ジークフリートに退治されたら、早々にファフナーの姿に戻って、ファフナー役の人が演技をしていましたので、まあ良しって感じでしたが、大蛇とジークフリートの死闘のシーンなんて、ハリボテがあまりにアレだったから、私はシラけちゃいましたよ。

 それにしても、今回のオペラの第一幕で、ジークフリートとミーメの言い争いを見ていると、ついついミーメ視線になってしまい、ミーメに肩入れしてしまう自分を発見。それどころが、オペラ全編を通して、ジークフリートに肩入れできませんでした。私が肩入れしてしまうのは、ミーメだったり、ヴォータンだったり、ブリュンヒルデだったりします。もはや、ジークフリートのような若者なんて、私にとっては、絶対他者になってしまったのでしょうか? ああ、私も年を取ったな〜って思ってしまいました

 その他の事についても、ちょっと触れておくと…アルベリヒを歌ったエリック・オーウェンズって歌声だけでなく、普段の話し声も深くて響き豊かな人でした。指揮者がレヴァインからルイージに交代してました。おそらく、このまま、なし崩し的に、メトのオケはレヴァインから、ルイージに譲り渡されるのでしょうね。ルイージはレヴァインほどのカリスマ性はないかもしれませんが、オペラ劇場では歌手が主役なんですから、指揮者は彼ぐらい地味な方がよいかも。しかし、約5時間半の上映時間は、長いね(笑)。普通の映画なら三本立てに相当する時間だよ。午前中に映画館に入ったのに、終わって出てきたら、もう夕方でした。ほんと、ライヴビューイングを見るのも、一日仕事だね。

posted by stone at 03:30| Comment(4) | 歌劇

2011年12月01日

Disトリルレバーは、右薬指でも右中指でも、どちらでも操作できるようにならないと…

フルートのレッスンに行ってきました。

 まずはいつもどおりに姉様と一緒にロングトーンなんだけれど、どうにも私の音程が微妙なんですね。ちょっとウネルんですよね。「そりゃあ、姉様はムラマツで、私はアルタスだから、フルートのスケールが違うんですよ、ははは…」なんて事は、クチが裂けても言えないわけで、私が姉様に合わせていかないといけないのですね。

 とにかく、次回からチューナーとマイクを持参して、ロングトーンをする事になりました。ああ、早く達人になりたいですわ(悩)。

 アルテ15課2章のh-mollの課題です。6番と7番は合格。8番「h-mollのスケールとアルペジオ」は不合格となりました。8番が不合格になった理由は明々白々で、私がジジイだからです。

 8番の最後のフレーズはアルペジオになっていて、第三オクターブで、Fis-H-Fisという音形があって、私は今まで、なんのためらいもなく、Fisの時に右薬指をDキーに置き、Hの時には、その右薬指を“よっこらせ”とDisトリルレバーに移動して押さえてました。これってNGなんですね〜。Fisの時に右薬指でDキーを押さえているのだから、次のHの時のDisトリルレバーは左中指で押さえなさいって言われました。その方が途中で変な音が入らずに美しいからなんだそうですが…。

 言われてすぐできるのは、若者だけ。ジジイになると、頭の中の配線を繋ぎ変えないといけないので、即対応は、そりゃあムリ。なので、8番は次回へ持ち越される事になりました。

 雰囲気的には、先生は今回のうちにh-moll全部に合格をあげたかった感じなんですが…私がだらし無いだけなんですが。仕方ないです。次回はこの8番だけを練習してくればいいのだそうです。つまり次のB-durに入ってはいけないのだそうです。

 ミニヨン・エチュードの8番は、まだまだ練習の絶対量が足りていません。合格はまだまだ先です。とにかく、前回、姉様の模範演奏を見て分かった八分音符の抜き方を徹底して練習してくる事を、まず言われました。それと、強拍と弱拍の区別をしっかりつけてくる事。スラーをきちんとする事。メロディと伴奏の吹きわけをしっかりする事などが注意されました。

 特に(無伴奏曲なので)メロディと伴奏の吹きわけは大切で、今回は伴奏は省略で、メロディだけを吹くという練習をしました。不思議と、一度メロディーとして吹くと、曲の骨格が見えてくるというか、どんな感じで演奏すると良いのかが分かります。分かりますが…できるかどうかはまた別問題です。

 先生のお怪我はだいぶ良くなりましたが、フルートはまだまだ吹けそうではありません。今日は先生の動かなくなった左人指し指をみせてもらいました。皮膚や腱が裂けて、骨まで見えてしまうほどの深い傷だったそうで、傷口を縫ってもらって、ようやく皮膚がつながり、抜糸をしてもらったそうですが、傷を縫った後がとても痛々しかったです。傷は塞がりましたが、肝心の指は、まだまだ腫れていて、人指し指一本なのに、中指と薬指を合わせた感じよりもまだ太かったです。あれでは腫れが邪魔して指なんか動かせません。まずは指の腫れが治まるのを待つのが順当でしょうし、腫れが引いたら、丁寧にリハビリをしないといけないのですが……先生的には、そんな悠長な事は言ってられないのだそうです。

 とにかく働かなくっちゃ、演奏しなくっちゃいけないのだそうです。

 12月って、演奏家にとっては、稼ぎ時なんだそうです。だから、12月はなるべく穴を開けたくないし、穴を開けてしまうと、次の仕事が来なくなってしまうので、無理をしてでも演奏したいのだそうです。自由業は稼げる時はババーンと稼げますが、働かないと一銭にもなりませんからね。厳しいんですよ。

 先生は左人指し指のキーにコルクを貼り付けてしまおうかと言ってました…か、先生の動かない指に合わせてコルクを貼ると…高さ2cmほどのコルクを貼らないといけなくなってしまいます。それもまた実用的ではない話です。

 演奏家が(一時的とは言え)演奏できなくなるというのは、本当につらいことのようです。精神的にも経済的にも、つらいみたいです。私に助けられることがあれば、なんでもしたいですが、何も助けてあげられないのが悲しいです。

 H先生が、一日も早くご回復できますように。