ようやく秋風が吹いて参りました。秋になったなら、なったでいいから、暑さをぶり返さないでほしい(涙)。暑い日があったと思ったら、涼しい日が来て、それの繰り返しでは、到底カラダがもちません。暑いなら暑い、涼しいなら涼しいで、首尾一貫して欲しいです。
そんなわけで、ちょっと、体調乱し気味な私でした。
音源って、聞く?聞かない?
ジャズの場合、まず音源ありき、なんですね。私もジャズの勉強をしていた時は「音源は〜」とか「誰の演奏で〜」とか、よく言われていました。まず、コピーありきと言うか『実際の演奏のツボは、楽譜だけじゃ分からないよ』みたいなノリでした。
一方、クラシック系の音楽の場合は、音源を聞くのも善し悪しで、先生によっては、音源など聞かずに、最初から楽譜を読んで、自分なりに演奏することを重んじていたりして…。まあ、色々です。
私の場合、音源うんぬん以前に、その曲を知っていたりするので、そういうトラブルはあまりないです。まあ、フルート曲は知らない曲が多いけれど、フルートの場合は、楽譜読む前に、先生が模範演奏しちゃうので、音源優先派みたいな感じかな? 声楽曲は…知らない曲を歌うと言う事はあまり無いので、こちらもまた音源優先派みたいな感じになります。
録音機の選び方
リニアPCMとは、圧縮されていない音声ファイルの事です。まあ、CD並の音声と考えると良いです。対して、mp3ってのは圧縮された音声ファイルの事です。圧縮されているからダメかと言うと、そうでもなく、DVDなどは、その圧縮された音声ファイルを使ってます。まあ、つまり、圧縮うんぬんだけでは、音質の良さは計れないって事ですが、同じ機材なら、一般的にはPCMの方が若干(特に高音の)音質が良いです。
実は、録音機ってのは、圧縮形式ではなく、マイクの性能が一番音質を左右し、価格を左右します。ザックリ言えば、やっぱり『高い機械ほど良い音で録音できる』という事になります。いい録音機は、会場の空気まで録音しますからね(笑)。ただ、機械って奴は、なんでも良ければいいと言うものではなく、問題は、どこまでの性能を、私たちはその機械に要求するか、で決まってくると思います。
録音機にも色々なグレードの品があります。安価なものは、会議の記録用(つまり会話が録音できれば十分程度)の録音機なので、音楽をやっている人は、そのあたりのグレードのものではなく、値段的に、やや高くなってしまいますが、音楽用の録音機の方がいいと思われます。この、会議用と音楽用の機材って、見た目じゃあんまり、その違いが分からないんですよね。
でも、録音された音声ファイルの質はかなり違います。
特に違うのは、録音した時の高音成分のクリアさ。音楽用の機材の方が、より高音成分が美しく録音できます。高音成分って、つまり倍音なので、倍音までしっかり録音できるのが音楽用ってわけね。あと、どれだけ大きな音でも割れずに録音できるかという点でも音楽用の方がタフみたいです。もちろん、会議用のモノでも、録音レベルを自動的に変更して音ワレを防ぐ機能が付いているものがあるけれど、音楽を録音するのに、自動録音レベル調整の機能は…ジャマだよね(笑)。だって、pもfも同じ大きさで録音されたら、そりゃあ、音楽じゃないって。
特に、フルートやソプラノは高音楽器だから、絶対に音楽用の録音機の方が良いと思うけれど…まあ、後はお財布との相談だろうね。
音が割れても別に平気、って人は、携帯電話やスマホの録音機能でイケちゃうでしょ。私も実はたまに、iPhoneで録音する時あります。もっとも、そんな時は、すぐに聞いて消してしまう時に限ってますが。
今月のお気に入り トルマリンシート トルエ
これが効くんです。少なくとも、私にはバッチリなので、本当に愛用しています。アマゾンでは売ってないので、製造元?のオンラインショップ(ここ)にリンクしておきます。
ところで“トルマリンシート”ってなんでしょうか? ザックリ言うと、粘着テープの真中に、トルマリンの顆粒がザラっと広がっていて、それを患部に貼り付けるものです。“トルマリンで作った湿布”と考えるとイメージできますでしょうか? 打ち身とか捻挫をした時に、普通は湿布を貼りますが、その湿布の代わりに、このトルマリンシートを貼ると、私の場合は、すぐに痛みが消えて、回復も速いんですよ。嘘みたいですが、本当の話です。湿布よりも即効性があるんですよ、全く不思議ですね。
例によって、万人に効くかどうかは、分かりません。でも、効く人にはよく効きます。少なくとも、私と妻にはよく効きます。湿布と違って、一度貼ったら、一週間程度は貼りっぱなしで平気です。なので、一見高そうですが、日に何度も取り替えないといけない湿布と比べて、実は安上がりかもしれません。
今月のお気に入り 五郎部俊朗『舞踏への誘い イタリア歌曲の世界』
五郎部俊朗氏というテノールさんは、以前から存じあげておりました。テレビでも見ましたし、ステージでも何度か拝見しました。いつも『あの高音はすごいなあ…』と思ってましたが、正直、このCDを聞くまでは“高音がウリのテノール歌手”程度にしか思っていませんでした。と言うのも、オペラアリアを歌う彼に、私の心は、なんともピンと来なかったからなんです。
でも、このCDでの五郎部俊朗氏は素晴らしいです。
このCD、特に期待もせずに購入したのですが、聞いた瞬間に、心が奪われました。実に素晴らしいです。私はそれまで、クラシック声楽と言うと、オペラアリアが中心で、歌曲と言うものには、さほどの興味を持っていませんでした。それに、歌曲と言うと、ドイツ歌曲(リード)でしょ、やはりイタリア近代歌曲は“コンサートの埋め草”と言うか“オペラアリアを歌えない歌手が歌う曲”などという、ヒドイ偏見を持っていました。
でも、このCDを聞いて、一瞬で目が覚めました。
イタリア歌曲って素晴らしい音楽じゃないの? 確かにオペラアリアのような力業やアクロバティックな歌唱技術は必要なさそうだけれど、繊細かつ叙情的で、実に耽美な音楽じゃない。美しい声を、さらに美しく聞かせるための音楽が、イタリア歌曲なんじゃないかって思いました。それに、歌だけでなく、ピアノも美しく歌っているわけで、自分の悪声を棚に上げて「ああ、イタリア歌曲をたっぷり歌ってみたい」と思わせてくれたCDです。
以前、キング先生に「歌曲を中心に歌ってみますか?」と言われた時は、なんか馬鹿にされたような気がして不愉快になった私ですが、今はむしろ、オペラアリアを後回しにして、まずは歌曲を歌い潰してみたいと思ってます。別にオペラアリアから撤退したわけではなく、こんな素晴らしいイタリア歌曲をもっともっと知りたくなったからです。
そこもこれも、このCDを聞いたからです。それくらい、イタリア歌曲の素晴らしさを感じさせてくれた、CDです。いいですよ、これ。
今月の金魚
2012年9月7日(金) コハク 星になる
2012年9月9日(土) ナゴンが我が家にやってくる
今月のひとこと
日本郵政の“ゆうメール”って最高だな(涙)。今日、アマゾンでのお買い物がゆうメールで届きました。留守だったので、ポストに入れてあった。それはいいのだけれど、『折り曲げ厳禁』って大きく書いてあるのに、しっかり真ん中から二つ折りにして入れてあった。今までは、そのままでポストに入らないので、ビニル袋に入れて玄関のノブのところにぶら下げてくれたのに、今回は、どうしてもポストに入れたかったんでしょうね。さらにご丁寧な事に、郵便物の上に、しっかりと“靴で踏んづけた跡”がくっきりと残されていた。よっぽど固かったんだろうね、足で踏んで押さえつけて、二つ折りにしたみたいです。ちょうど踏んづけた所に購入したCDが入っていました。まあ、CDのプラケースは踏まれたくらいじゃ平気だったみたいで、とりあえず無傷でした。実害が無いので、郵便局にクレームをつける気はないけれど、なんか、気分は、すごぶる良くないです。私の買い物を、折るなよ、踏むなよ。お願いしますよ、郵便局さん。(2012年8月30日〜9月3日)
先日、iPodで音楽を聞いていたら、突然iPodが止まってしまいました。何かの拍子に『停止』ボタンに触れたわけでもなく、いきなり全ての操作に対して無反応になってしまいました。「電池切れ?」と思ったので、パソコンに接続したところ、パソコン側からは「iPodが見つかりません」というメッセージは出るは、iPod自身は無反応だは…。「もしかしたら故障?」とビビリながら、ひとまずしばらくパソコンに差したままにしました。3時間ほどして、パソコンから取り出して、再起動をかけたら、iPodは起動したものの、すべてのデータを失っていました。そこで再びパソコンに接続して『復元』をかけて、ようやく使用可能状態にできました。一体、私のiPodに何が起こったのでしょうか?(2012年9月3〜4日)
左欄の『参加しています』にある「音楽ブログランキング」の2012年9月4日のランキングで、老犬ブログが1位を取っていました。ポチしてくださった皆さんに、感謝です。私がチェックしたのは朝ですし、ここは一日のうちのランキングの移動が激しいので、まあ、皆さんが確認に行った頃には、下位に落ちている事でしょうが、瞬間的であれ、第1位になった事は、喜ばしい事です。なんであれ、トップは気持ちいいです。これもそれも、皆様方の応援のおかげです。ほんと、ありがとう。心からありがとう。(2012年9月4〜5日)
最近、イタリア語の歌曲にハマってます。古典歌曲はもちろん、トスティ、ベッリーニ、ドニゼッティ、ロッシーニ、ドナウディ、ヴェルディ、チマーラ、プッチーニ…。ああ、素敵すぎる…。「オペラアリアもいいけど、歌曲もネ!」って感じです。実際問題として、アマチュア歌手の伴奏はピアノがせいぜいだと考えるなら、残りの人生、アリア系よりも歌曲を中心に歌っていった方が実り多いのかな…なんて考えたりもします(2012年9月5〜7日)
先日、ブログで『キリンの“ビタミーナ”が美味しい』と書いたところ、さっそく妻がビタミーナを箱買いしてくれました、それが二箱も(笑)。48本のビタミーナだよ。ああ、しばらくは毎日ビタミーナが飲める、ちょっと幸せ。(2012年9月7〜10日)
妻からもらった腕時計が壊れたので修理に出した。電波太陽時計だし、強化ガラス&チタン合金ボディなので「メンテナンスフリーだ〜」とか思っていたら、モード変換のボタンが壊れた。ううむ、そこが壊れるかーっ! 時計がないと困ると店で言ったら、代車ならぬ代時計を貸してくれた。時間しか分からないアナログ時計。あまりの潔さに、頭がクラクラしてます。(2012年9月10〜14日)
道を歩いていたら、すれ違いざまに、突然、犬に噛みつかれた。別にワンコを踏んだり蹴ったりしたわけではなく、それなりに車間距離(?)を取った上でのすれ違いで、相手の方から飛びかかって噛みついてきたわけだ。飼い主は他のワンコ(三匹同時散歩)に気を取られていたらしいが、そのワンコが私に噛みつきに来て、リードを引っ張ったので、それで気づいたらしい。「ダメよ、おイタは!」と言って、ワンコに注意はしたものの、私の方はチラって見ただけで、足早にワンコを引っ張って立ち去ってしまった…。おいおい、そりゃあ無いだろ。「すみませんでした」のひと言ぐらいあってもいいじゃん。ちなみに、私に勝負を挑んできた勇気あるワンコは、茶色のポメラニアン。ま、猫ぐらいの大きさの小型犬だね。アゴが小さすぎて、私のスネに噛みついてきたものの、ワンコの牙よりも私のスネの他が硬くて、たぶん、痛手を負ったのはワンコの方。しかし、無駄に獰猛なワンコだね、この話は小型犬だから笑い話で済むわけで、もし大型犬が同じ事をしたら、大惨事だよ。ワンコを飼っている人は、ちゃんとワンコのしつけをしましょうね。それと、散歩の時のよそ見は厳禁だよ。(2012年9月14〜16日)
金魚の図鑑を見ていました。タンチョウ(丹頂)のページを見て大笑い。だって、そこに載ってた写真って、ウチのサクラにそっくりなんだもの。あんまり似ているから、大笑いしちゃいました。(2012年9月16〜18日)
「館長庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」に行ってきた。東京都現代美術館で2012年10月8日までの開催(公式サイトはここ)。とにかく、愛にあふれる展示でした。展示を企画した人、展示物を作った人、それを作品にした人、この展示を見に来た人、すべての人に愛が感じられる展示会でした。とにかく“こゆい”です。混雑してます。全部見るのに約3時間かかります。でも、お薦めです。(2012年9月18〜25日)
9月も下旬となり、湘南地方にもようやく秋風が吹き始めました。まだまだ日中は暑い日もありますが、少しずつ朝夕が過ごしやすくなってきました。クーラーを入れずに過ごせる時間も増えてきました。今が一番過ごしやすい時期なのかもしれませんね。(2012年9月25〜27日)
ヒガンバナの季節になりました。ヒガンバナが咲いている姿を見ると、漢字の「華」という字を思い浮かべる私です。(2012年9月27〜29日)
今月は以上です。よろしくお願いします。
↓拍手の代わりにクリックしていただけたら感謝です。
にほんブログ村