2017年06月15日

私が合唱を歌うのが苦手な件について

 私は合唱を歌うのは、決して嫌いではありませんが、得意とは言えません。いや、どっちかと言えば苦手の部類に属するかもしれません。

 合唱を歌うのが苦手な事については、色々と理由があります。

 1)声が周囲の声や伴奏と溶けずに、音質的に飛び出してしまう
 2)声が大きすぎて、ホールに朗々と響いてしまう
 3)他のパートにつられやすい

 1)と2)は独唱を中心に声楽を学んでいるので、ある程度は仕方のない事です。そうであっても、自分の声を抑えて歌えば問題はないはずなのですが、私は自分の声を抑えて歌うのが苦手です。いや、最初こそは小さめの声で歌うように心がけていても、やがて乗ってくれば、大声を出さないまでも、自分にとってのmf程度の音量で歌ってしまいます(だってその方が楽だし自然だし…)が、この自分にとってのmfは、他の人にとってはfffか、それ以上の音量らしく、それじゃあ合唱をぶち壊しかねないのです。

 それに音量を抑えたとしても、私の声って、よく通るし、ホールだと響き渡っちゃうんだよね。だから、音量を度外視しても、音質的な問題もあって、合唱の中で声が浮き上がっちゃうわけです。

 ほんと、困ったものです。

 ならば、音量も抑え、音質も地味にして歌えばいいじゃん…って話ですが、それがまたなかなか継続できないのです。

 さらに自分の声ばかりが響いてしまうので、合唱団的には参っちゃうし、観客的にもダメダメなんですが、自分的にも、他の人の声が自分の声で聞こえなくなっちゃうんですよ。だから、違った事をしていても、なかなか気づかなかったりします。

 全く、合唱には不向きな声なのです。

 そこで、3)なのですが…、もちろん、きちんと練習やらリハーサルやらの時間が十二分にあって、歌うべきパートの音がしっかり取れていれば、他のパートにつられる事は(あまり:汗)ありません。練習不足であったり、音取りがきちんとされていない段階で合唱を歌ってしまうと、たいてい他のパートにつられてしまいます。それはそれは、面白いくらいに釣られまくります(涙)。

 たいていは、無意識にメロディーを歌っているんです(汗)。そばで正しい音で歌っている人がいても、ダメです。私自身がしっかりと音を取っていないかぎり、どうやってもメロディー、または一番高声であるソプラノ(の1オクターブ下)を歌ってしまうのです。

 私、ハモリパートを歌うのが、超絶苦手なんです。体質的にハモリは無理なんです。常にメロディーを歌いたがる…そんな悲しい体質なんです。だからたっぷりリハーサルをして、そのハモリのメロディが自分の中でメロディーに感じられるくらいに歌い込まないと、なかなかうまく自分のパートが歌えないのですね。ああ、残念。

 実は、この1)2)と3)の問題の根が一緒であるのではないかと、最近気づいたのです。

 つまり、私の声が合唱から飛び出しやすい事と、私が他のパートにつられやすい事には、深い関係があった事に気づいたのでした。

 どうやら私は、歌う時に、自分の声を(伴奏と合わせて)聞いて、音程やリズムを常時調整しているようなのです。つまり、常に周囲の状況に自分を合わせながら、フィードバックをして歌っているわけです。だから、自分の声が聞こえない状況では、まるっきり歌えなくなってしまうのです。そこで無意識に自分の声が自分に聞こえるように歌ってしまい、結果として私の歌声が合唱から飛び出したり、ホールに響き渡たらせたりしてしまいます。

 でも実際の合唱では、そんな事をすれば、自分の声が大きくなりすぎて、うまくフィードバックができない上に、微かに聞こえるメロディーに無意識で乗っかってしまって、もうワヤクチャな歌になってしまうのです。

 合唱人からすれば、考えられないくらいの、ヘボ歌手なんですね、私。

 解決策は…合唱に参加しない事…かな?

 あとは、私並の声量の歌手たちが揃っている、オペラ系の合唱に限って参加するとか? 周りみんなが私並の声量なら、1)〜3)の問題も表面化せずに済むけれど…私、合唱を歌うなら、オペラ系じゃなくて、宗教系のミサ曲とかカンタータとかを歌いたい人なんです。オペラを歌うなら、合唱ではなく、ソリストをやりたいんです。合唱を歌うなら、合唱が主役となる宗教曲が歌いたいのです。

 モーツァルトの『レクイエム』とか、バッバの『マタイ受難曲』とか歌ってみたいじゃないですか?

 とにかく今はまだ、私の歌の技量が少なすぎて、合唱に対応できないのが現実です。ああ、早く歌が上達して、独唱も合唱も両方できる歌手になりたいものです。そうなると、趣味の幅もグンと広がるんだけどなあ…。

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posted by stone at 03:30| Comment(6) | 合唱