2017年12月22日

フルートは…落としてはいけない!

 分かりきった話だけれど、フルートは落としてはいけません。フルートを落とすと…たいてい壊れます(涙)。

 以前、自宅練習を終えて、フルートを片付けていた時、うっかり置いた机から頭部管を床に落としてしまった事があります。はい、頭部管は見事に凹みました。高さ的には1mあるかないかぐらいの高さだし、床は自宅の書斎の木の床で、そんなに堅いわけでもないけれど、フルートは銀製で柔らかい(特に私のフルートは柔らかい銀を使ってます)ので、落としただけで、凹みました(涙)。そりゃあ見事なモンです。もちろん、オーバーホールの時に修理をしてもらったけれど、一箇所に付き、万単位の修理費がかかりました。

 それ以降、総銀フルートの扱いには慎重の上にも慎重を重ねて取り扱うようになりました。

 で、先日は、プラスチック製のフルートを、思わずゴロンと落としてしまいました。これは持っていた手から、なぜか落ちてしまったのです。どうも最近、手元が不案内で…。

 プラスチック製のフルートだしね。銀とは違って、そんなに柔い材料じゃないし、フルートが落ちている最中は、軽い気持ちでいました。プラスチックだもの、別に落ちたからと言って、どうにかなるわけないじゃん…って感じです。

 でもね、そのプラフルートが床に落ちたショックで、バラけてしまって、メカがバラバラになってしまった時は、血の気が引きました。いやあ、見事に分解バラバラになりました。

 幸い、部品が外れて飛び散っただけで、部品そのものが破損したわけではなかったので、すべての部品を拾い集めて、組み立て直したので、大事には至らなかったのです。

 外れた部品を組み立てている時は、フルートを修理しているというよりも、プラモデルかなにかを組み立てているような気分になりました。私は子どもの頃、プラモデルが大好きで、プラモデルを散々組み立てていたので、たとえ相手がフルートであっても、プラ部品を手にすると、まざまざと昔々のプラモの記憶が蘇るわけです。

 おそらく、そんな経験がなかったら、分解バラバラになったプラフルートを抱えて、途方にくれてしまった事でしょう。人生、役に立たない経験は無いって事です。

 今の子たちはプラモを組み立てるのかしら? 少なくとも、ウチの息子は…プラモなんて、一つも組み立てた事ないと思うんだよね。

 私が小さな子どもだった時は、ゴジラとかガメラの怪獣のプラモを、小学生ぐらいになんてませてくると、タミヤの1/35ミリタリーシリーズで、ドイツ戦車とかをたくさん組み立てて、ジオラマして遊んだものです。中学生になると、1/700のウォーターラインシリーズで日本帝国艦隊を作り、文化祭等に出品したものです。高校生になると、楽器とかバイクとかの緻密な部品をたくさん使うプラモを作ったものです。

 今は昔と違って、いわゆる模型屋が激減してしまったし、玩具屋でもプラモ売り場は縮小してしまったし、売ってるプラモもガンダムを始めとするアニメ系のロボットモノばかりだし…私の子ども時代とは、何もかもが違います。

 ガンプラを組み立てたことないけれど、一時期、エヴァンゲリオンのプラモをたくさん作った事がありますが…ああいうファンタジーのモノって(当たり前だけれど)リアル感がなくて、作っていても、何かしっくり来ないんだよね。模型って言うよりも、人形って感じがして…人形は別に好きじゃないしね。

 やっぱ、模型がいいよね、模型が…さあ。

 閑話休題。銀製フルートを床に落としてはいけないのは当然として、プラ製フルートだって床に落ちたら大惨事になるんです。

 フルートは絶対に床に落としてはいけません。絶対に…ダメです。

蛇足 先日、キーメカの調子が悪いと書いたプラ製フルートのプラ子ですが、あれから数日たって、空気が乾燥してきたせいでしょうか? 全然、調子が良くなってしまいました。今では、普通に使えるようになってしまいました。ううむ、プラ製楽器ってタフなのかもしれません。

蛇足2 ここ数年、一番たくさん吹いているのは、プラ製フルートのプラ子かもしれない。総銀フルートのアゲハは、レッスンの時しか吹かない…なんて状況になってきました。つまり、私にはプラ管フルートがお似合いって事なのかな?

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posted by stone at 03:30| Comment(4) | フルートのエッセイ