2020年02月26日

フランス歌曲に憧れはあるけれど

 以前の私は、ドイツ歌曲に憧れを持っていました。で、今、その憧れを現実のモノにするためにシューベルトの「美しき水車小屋の娘」を学んでいます。まだ、あれこれ大変ですが、やがて稚拙ながらもドイツ歌曲を歌えるようになるのではないかと、なんかワクワクしています。

 で、ドイツ歌曲への憧れが現実化するにつれ、別の憧れがムクムクと頭を持ち上げてきました。それはフランス歌曲への憧れです。

 フランス歌曲。ハードルが高いなあ。

 まず、私、フランス語は全くできません。ドイツ語は大学の第3外国語として学んだ(第2は中国語、ちなみに卒業に必須なのは第2の修得まで)から、多少は分かるけれど、私のフランス語の力は、テレビ講座のフランス語会話を1年ほど見続けた程度です。フランス語的な耳は多少はできたと思いますが、会話も読書も無理です。書いてある文章を読み上げる事は、番組を見ていた頃はできたかもしれませんが、今はちょっと無理かもしれません。

 結論を言えば、フランス語の歌詞を読むのさえ難儀を感じるレベルです。

 じゃあ、先生に指導してもらえばいいじゃん…と言う話になりますが、Y先生はあまりフランス語がお好きではないので、フランス歌曲には前向きではないんですねえ…。フランス歌曲をやるなら、かなり強くY先生にお願いするか、あるいは別の先生にお願いしないと難しいかもしれません。

 もっとも、上記の問題を解決したとしても「じゃあ何を歌うの?」という話になります。フランス歌曲って、やっぱり女声のモノっていうイメージあるよね。実際、フランス歌曲のレコード(表現が古くてゴメン)も大半が女声歌手のモノだしね。最近では、イアン・ボストリッジ(テノール。ほぼほぼ歌曲専門歌手)がフランス歌曲を吹き込んでいますが、評判が悪いというか、聞く側に違和感があるようなのです。

 この世界には「そもそもテノールは歌曲を歌わない、オペラアリアを歌い飛ばすもの」という暗黙の了解のようなモノがあるそうなのです。テノールが歌曲を歌っても、トスティ歌曲やイタリア民謡(これって歌曲なの?)ぐらいで、真面目で深刻な歌曲はバリトンに任せましょうって感じだし、繊細でたおやかな曲は女声歌手に任せましょうって雰囲気もあったりします。

 確かに、テノールには深刻な曲は似合わないし、繊細さとか、たおやかさとかって、無縁だね。テノールって、基本的にガサツだし、私も例にもれずガサツだもんな。

 歌って歌えないわけじゃないだろうけれど、テノールが歌って映えるフランス歌曲ってあるのかしら?

 なあんて考え出すと、頭がぐるぐるしちゃいます。

 今はフランス歌曲よりも、目の前のドイツ歌曲の習得に全力を注がないといけません。ドイツ歌曲が一段落した時に、フランス歌曲に手を出せると、ちょっぴりうれしいなあと思います。

 で、もしもフランス歌曲を学ぶことができから、きっと次のあこがれは…スペイン歌曲になりそうな気がします(笑)。あ、その前にフランスオペラのテノールアリアが待っているね。そこには珠玉のアリアがわんさかあるんだよね。ああ、楽しみだ。

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posted by stone at 04:00| Comment(2) | 声楽のエッセイ