2021年02月04日

発表会が楽しみな私です

 声楽のレッスンの続きの続きです。曲練習に入りました。メンデルスゾーンの「エリア」です。

 まずは3番「Zerreißet eure Herzen/汝らの衣ではなく」です。レチタティーヴォです。前回のレッスンでも言われましたが、指揮者の事を考え、指揮者が指揮棒を振れるように歌わないと、歌が破綻します。

 そのためには、曲のテンポは大きく揺らしても可だけれど、フレーズの拍感は大事にしないといけません。つまり、4分音符の長さは、曲のあっちこっちで違っていても全然問題ないのだけれど、直前や直後の4分音符同士の長さは同じじゃないといけないし、直前直後の8分音符や16分音符との音価も正しくないといけません。それが拍感です。

 マクロ的に自由に歌って良いのだけれど、ミクロ的には楽譜通りにビシッと歌わないといけません。特に私の場合は、高めの音を長めに、低い音は短めに歌うという傾向が(無意識だけれど)あります。まあ、バカなテノールなので、高音を歌うと、ついつい気持ち良くなってしまうのが原因なんだけれど、そんな感じで、自分に酔うことなく、しっかりと理性的に歌っていかないといけないわけです。

 いやむしろ、高い音ほど、意識的に短めに歌わないと、全体の帳尻が合わないような気すらします。

 4番「So ihr mich von ganzem Herzen suchet/心をつくして求めれば」です。アリアです。こちらも拍感を大切に歌わないといけません。アリアと言えども、ドイツ系オラトリオのアリアであって、イタリアオペラのアリアではないので、端正に清潔に禁欲的に歌わないといけません。基本的に、声のひけらかしは無しです(残念)。ま、そもそもがオラトリオのアリアですからね、宗教曲ですからね。世俗っぽい事はダメなんです。

 この曲の最高音である高いA♭の音も、声をひけらかすように歌ってはいけません。あくまでも、フレーズの中の1音って感じで歌います。で、問題はそうなると、この音は8分音符なので、音価的にとても短くて、発声的にあれこれ間に合わず、薄い声になりがちです。声をひけらかして良いのなら、長めに歌う事で、声の厚さもキープできますが、正しい音価で、なおかつ、普通に厚い声で歌うというのは、案外難しい事です。

 で、全体的に声のひけらかしはNGなアリアですが、曲の最後にあたる47小節にある二つのフェルマータ部分だけは、声のひけらかしが許されるというか、やるべき箇所です。たった1小節の中に入っている二つのフェルマータ部分の歌い方は、先生と調整しながら考えました。言葉を大切にするドイツ系のアリアですから、声のひけらかしがOKであっても、イタリアのアリアのような脳天気なひけらかしはダメなんですね。はい、難しいです。

 というわけで、3番も4番もまだまだなのですが、そろそろ次の39番のアリア「Dann werden die Gerechten leuchten/その時正しい者は」の予習に入るように言われました。というのも、これらメンデルスゾーンの曲は、3月中には終わりにしようと、先生と決めたからです。

 なぜなら、4月から…そうです、発表会の準備に取り掛かる予定だからです。

 今年のY門下の発表会が内定しました。7月上旬に横浜で行う予定です。こんな状況ですから、まだ本決まりとは言い切れませんが、発表会に向けて、あれこれ準備をしていかないといけません。まずは選曲だね。なんか、わくわくします。選曲を3月までに終えて、4月から練習に入ります。で、4月5月でだいたい歌えるようにしたら、6月は暗譜作業とピアノ合わせで、7月早々に本番って流れになるわけです。ううむ、楽しみ楽しみ。 7月の段階でコロナがどうなるか分かりませんし、もしかすると無観客の発表会になるかもしれません。以前のように、発表会でオペラの場面をやるような事はできないでしょうが、全力を尽くして発表会に備えていきたいと思ってます。少なくとも、昨年のような黒歴史にしないように努力していきたいと思ってます。

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