2019年01月25日

フルートって、バリエーション有り過ぎ!

 私は別に楽器博士ではないので、他の楽器について、そんなにたくさんの事を知っているわけではありません。それでも感じる事があります。それは…

 フルートって楽器は、バリエーション有り過ぎ!

 一言で“フルート”と言っても、楽器としては、あれこれちょっとずつの違いがあって、ハードウェアとしては、かなりバリエーションが豊富で、個性が豊か過ぎるのではないかと思うのです。

 例えば、フルートは管楽器で、管楽器の素材は、通常木材です。もちろん、フルートには木材で作られた楽器もありますが、基本は金属で作られています。銀が標準ですが、白銅や洋銀も多いし、金や白金を使ったものもあります。特に、金や白金は貴金属です。フルート以外に、貴金属で作られた楽器で…ありましたっけ? さらに昨今では、プラスチックで作られた楽器すらあります。

 普通は金属なら金属で、木材なら木材で楽器が作られるものですが、金属でも木材でもプラスチックでもOKなんて、なんてバリエーション豊かなんでしょ!

 他の楽器にも調性の異なる複数の管楽器はあります。E♭管とかB♭管とか、同じ楽器なのに、管長を変えて、異なる調性に対応しているってパターンです。一方、フルートは基本的にC管です(まあ、G管であるアルトフルートとか、1オクターブ低いバスフルートもありますが…)。フルートにはC管なのに、C管とH管と呼ばれる管があります。この場合のC管はC管なのですが、H管は低い音が半音拡張されているC管の楽器をそう呼びます。なので、フルートには、低音が拡張されている楽器と拡張されていない楽器がある…というわけです。

 あと、気にする人は気にしますが、リングキーとカバードキーの二種類があります。本来、管楽器はトーンホールを指で塞いで音程を作るという事から考えれば、すべてのフルートはリングキーでいいんじゃないかと個人的には思いますが、実際は数多くのカバードキーのフルートが流通しています。たぶん、数で言ったら、リングキーよりもカバードキーの楽器の方が多いかもしれません。なら、全部カバードキーにしちゃえばいいのに…って思うのだけれど、なぜか2種類の楽器が流通しているわけなのです。

 Eメカなんて、そもそもフルートは構造的にEが出しづらいのならば、すべての楽器にEメカを搭載しても良さそうなものなのに、Eメカを搭載している楽器と搭載していない楽器があります。

 あと、搭載頻度はかなり低いようですが、G/AトリルキーやCisトリルキーを搭載している楽器もあります。

 クラシック音楽で使われる楽器…例えば、ヴァイオリンなんて、数万円の楽器も数億円の楽器も、構造は同じだし、素材だって同じだよね。管楽器ならば、調性の異なる複数のタイプの楽器は存在するけれど、それって基本的にはサイズ違いなだけで、後は基本的に同じです。

 ポピュラー音楽で使われる楽器は、クラシック音楽で使われる楽器と比べると、バリエーションが豊富です。でも、エレキギターならば、楽器としての基本的な構造は同じで、デザインの違いでバリエーションの違いを出します。キーボードなどは、ピアノとかオルガンとかシンセとか…そもそも楽器が違うわけだし…。

 そこへ行くと、フルートの場合は、クラシック系の楽器であって、同じフルートという楽器であっても、それぞれの楽器ごとに、ちょっとしたギミックが違い、楽器としての機能もちょっと違うというのです。こういうバリエーションの付け方って…フルート独特ではないかと私は思ってます。

 つまり、フルートって楽器は、個性豊かな楽器であると言えますし、そういう楽器を選んだ笛吹きという人種は「自分は他の人とはちょっと違う」を大切にする性格の持ち主が多そうな気がします。

 それって私の思い込み?

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posted by stone at 03:30| Comment(6) | フルートのエッセイ
この記事へのコメント
<p>こんばんは。</p>

<p>>普通は金属なら金属で、木材なら木材で楽器が作られるものですが、金属でも木材でもプラスチックでもOKなんて、なんてバリエーション豊かなんでしょ!</p>

<p>仰る通りです。金属は木に比べれば割れる心配もなくお気楽です。プラスチックは少々ぶつけても大丈夫??</p>

<p>> リングキーとカバードキー、Eメカ</p>

<p>今プロオケで見かけるフルートはほぼインラインリングH管です。<br />
古い世代の方々は、フランス系はリングキー、ドイツ系はカバードキー・Eメカみたいな話だったかもしれませんが。</p>

<p>> それぞれの楽器ごとに、ちょっとしたギミックが違い、楽器としての機能もちょっと違うというのです。</p>

<p>他の楽器は吹けなくて端から見るだけですが、オーボエ、クラリネットはドイツ式とフランス式の違いがあります。<br />
https://www.yamaha.com/ja/musical_instrument_guide/oboe/selection/selection002.html<br />
http://www.geocities.jp/oehler_spieler/makikata.htm</p>

<p>> 「自分は他の人とはちょっと違う」を大切にする性格の持ち主が多そう</p>

<p>楽器ではなくてその人の性格とおもいます。<br />
例えば、ファゴットとバソン、ホルンとコルはそれぞれ違う楽器ですがググるとマニアックな記事が簡単にみつかります。</p>

<p>フルートではドイツ人が作りフランスで広まったベーム式が主流で、ドイツ式とフランス式みたいな違いはありません。<br />
戦前までドイツで使われていた多鍵式フルートはドイツ式というよりベーム式の一世代前という位置づけでしょう。</p>
Posted by tetsu at 2019年01月25日 21:21
<p>tetsuさん</p>

<p> よく、楽器による性格診断みたいな書籍/ブログがあります。まあ、何となく当たっているようないないような気がして面白いです。</p>

<p> でも、こんな話を聞いたことがあります。学校の吹奏楽部では、新入生のうち、フルートを希望する子はとても多くて、あぶれてしまい、その大半は別の楽器に振り分けられるという話。そして、そういう子たちがオトナになった時に、改めてフルートを吹き始めるという話。</p>

<p> そんな話を聞くと、フルート的な性格であっても、フルートを吹かずに、別の管楽器を吹いていたりするわけで、楽器別の性格診断って、どこまで当てになるのかな…なんて思ったりもします。</p>
Posted by すとん at 2019年01月26日 21:32
<p>こんばんは。</p>

<p>> 楽器による性格診断みたいな書籍/ブログ</p>

<p>出始めの頃の某オーボエ吹きの方の記載を見かけたことがあります。<br />
数m範囲の特定の方のお話しを書いているようで衝撃的でした。</p>

<p>以前にも書いたかとおもいますが<br />
血液型性格判断<br />
http://www.sciencecomlabo.jp/fortune-telling/blood_type.html<br />
そもそも、血液型性格診断における「性格」が何を意味しているのかが不明であることが最大の問題点といえる。</p>

<p>性格って何なんでしょう?</p>

<p>こちらはしつこい性格で失礼しました。</p>
Posted by tetsu at 2019年01月28日 20:30
<p>tetsuさん</p>

<p> まあ、この場合の“性格判断”ってのは“特徴的な行動様式”程度の意味だと思います。まあ血液型性格診断ってのを鵜呑みにするならば、人間の行動様式ってのは、4パターンしか無い事になり、かなり乱暴な話になってくると思います。</p>

<p> 血液型と比べると、まだ楽器奏者の性格判断の方が、まだ現実的かもしれませんが、それも結局は血液型と似たり寄ったりって話になってくるんだろうと思います。</p>

<p> であっても、笛吹きとラッパ吹きでは、性格が違ってくるんだよと言われると、何となく納得してしまう私でした。</p>

<p><br />
</p>
Posted by すとん at 2019年01月29日 10:49
<p>こんばんは。</p>

<p>> 笛吹きとラッパ吹きでは、性格が違ってくるんだよと言われると、何となく納得してしまう私でした。</p>

<p>数年おきに某アマオケでピッコロを吹く機会がありますがこちらはその一発(?)当てるだけで精一杯です。プロオケの方のピッコロリサイタル聴いたことがありますが全然別世界でした。</p>

<p>別件ですが、父親からのいじめのアンケートに正直に書いたら学校と教育委員会経由で父親にコピーが渡ってしまい結局その子は亡くなってしまったと報道されています。<br />
いじめのアンケートがあるのも今回初めて知りました。口頭であれば言った言わないで誤魔化す余裕はありますが書いてしまうのはメチャ怖いです。<br />
仕事でヤバそうな話はメールではなく口頭で電話で確認するのはジョーシキですが、こんなことを知ったのはかなり後です。<br />
10歳の子供に両親と学校以外の相談相手(児相か警察?)が見つからなかったのは残念です。</p>

<p>失礼しました。</p>
Posted by tetsu at 2019年02月04日 23:02
<p>tetsuさん</p>

<p>>仕事でヤバそうな話はメールではなく口頭で電話で確認するのはジョーシキですが、こんなことを知ったのはかなり後です。</p>

<p> 公立の学校はお役所ですから文書主義です。なんでもかんでも書類にします。口頭で行っても書類にされます。書類がダメでも、メモやら怪文書やらにされてしまいます。いじめのアンケートもそのノリです。あの手の人達は、なんでもかんでも書類にして、統計を取ると安心するんですよ。仕事した気になれるんでしょうね。ああ、怖いですね。ちなみに教師は小役人です。常に保身第一になってしまうのも無理からぬ話です。小物には居心地がいいのだと思います。たまに出来る人もいますが、そういう人と出会うのは、稀というものです。</p>

<p> なので、私はガッコのセンセという肩書は信用してません。その人を見て、その人柄を信用することはありますが…それもなかなかねえ…。結局、当たり前の話だけれど、当たり外れがあるんだわ。</p>

<p> 子どもは親を選べませんが、せめて学校や教師は選べるようにしてあげたいものです。<br />
 で、ピッコロですが…私、吹いたことないんだよねえ。一度吹いてみたいものですが、なかなかチャンスがありません。残念です。</p>

<p><br />
</p>
Posted by すとん at 2019年02月04日 23:46
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