2020年02月23日

マスクは足りていますか?

 近所の薬局からマスクが消えて、もう数週間になります。原因は新型コロナウィルスの流行であり、そのためにマスクの買いだめをする人が出てきて、それでマスクが足りなくなったわけです。

 そんな買いだめしたマスクはどうなったのかと言えば、自分や家族のために買い求めた人もいるでしょうが、その一方で、中国の知人に郵送したり(これはちょっと同情します)、高値で転売したり(人間がクズですね、守銭奴ですね)しているようです。実際、中国ではマスクがとても不足しているようですし、そこにつけ込んだ転売屋は結構儲けているそうですしね。

 そんなわけで、市場からマスクが消えて、随分経ちました。政府は補助金を出して、マスクが大量生産できるように国内民間企業にお願いしたそうですが、皆さんのご近所ではマスクが十分な数だけ流通していますでしょうか? ウチの近所はまだまだ全然足りていなません。相変わらず、マスクは品不足です。

 現在、新型ウィルスのみならず、インフルエンザや、そうでなくても通常の風邪であっても、飛沫によって感染させる病気に罹患している人が、他人に病気を伝染させないためにマスクをするのは有用なんだそうです。ですから、病人&保菌者の皆さんは、どんどんマスクをした方がいいし、するべきだと思います。

 「おら、保菌者じゃい。このマスクが目にはいらんか!」ってノリでやって欲しいくらいです。

 一方、予防のためのマスクは…ほぼ効果なしだそうです。「だって、マスクをしていれば、ウィルスを吸い込まなくても済むんだから、予防になるでしょ?」

 毒ガス用のマスクじゃないんだから、普通のマスクの場合、人とマスクの間には隙間がたくさんあって、実際の息は、その隙間経由で入り込んでいるわけだから、いくらマスクをしていても、ウィルスはばっちり吸い込んじゃっているわけで、予防には全然なっていません。

 それに仮に、ピタッと隙間なくマスクを装着して、吸い込む方はバッチリ対策済みだとしても、ウィルスは目から体内に侵入するからね。いくらマスクで鼻とクチを覆っていても、目をゴーグル(メガネじゃ隙間が有り過ぎます)で塞がない限り、目からウィルスが入ってくるので、マスクは無用の長物となります。

 アメリカでは、マスクは病気予防には役立たないから、病人以外はマスクをするなと、今回の流行の割と最初の頃に政府がコメントしていましたよね。アメリカに限らず、マスクは予防にはならないという情報は、多くの国では常識だし、今回の件でも改めて拡散してましたが、日本だけは、政府はその手のコメントを出さないせいもあって、未だに予防のためにマスクをする人が多いです。

 日本の政府は、公衆衛生よりも、他のものが大切なようで、マスクの件も何も言わず、マスク不足を発生させているし、何より、ウィルスの発生初期段階でも、武漢人を含む中国人にウェルカムってやっていたしね。そのために、国内にウィルスは入っちゃったわけだし。まあ、今は武漢市や湖北省の人はダメだけれど、中国人一般はOKってスタンスだけれど、そんな変な事をやっているのは日本だけなんだよね。余所の多くの国は、中国人全般の入国を断っているし、当事者の中国自体が、国内での人員の移動に制限を掛けているのが現状です。中国では、まだ多くの会社や学校が休業だし、各種イベントは当然として、ちょっとした人の集まりもであっても禁止しているくらいです。

 大袈裟な感じもするけれど、公衆衛生の観点で言えば、やりすぎて良くないって事はないわけだから、そこらへんはきちんとしないといけないと思います。また、やらなくて良い事はするべきではないと、はっきり言うべきなんです。

 まあ、それはさておき。日本政府がマスクが予防の役にたたない事を言わないのは、何か思惑があるからだろうけれど(それもたぶんつまらない理由だと思うよ。例えば民業圧迫だと言われる事を恐れているとか…)マスクは予防のためにならない事を国民に周知させて、病人以外はマスクをしないように呼びかけていれば、こんなにマスク不足にならずに済んだと、私は思います。

 これだけマスクが無いと、本来、マスクをしないといけない病人さんたち(新型ウィルスはもちろん、インフルエンザとか風邪とかね)がマスクが出来ないわけで、私はそっちの方がよっぽど怖いと思います。

 あくまでもマスクは、咳やくしゃみをした時の唾液の飛沫が飛び散らないためにするものであって、飛沫によって病原菌やウィルスなどの拡散を防ぐためにするものであって、それ以上でもそれ以下でもないという事を、日本人全体が知るべきだと思います。

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posted by stone at 04:00| Comment(6) | ダイエット&エッセイ
この記事へのコメント
マスクに関して、本当にそう思います。
あと周知してほしいのは検査です。

下船の検査がいろいろ言われていますが、検査は『シロ』と証明するものではありません。
『クロ』を証明するためのものです。
李氏も症状がでても、ずっとシロでした。

専門家や過去・歴史から学ばないといけませんよね。
Posted by kumi at 2020年02月23日 07:57
kumiさん

 つまり、検査をして“ウィルスに罹患している事”は判定できても、“ウィルスに罹患していない事”は判定できないって事ですね。

 インフルエンザの検査もそうですが、検査の結果でインフルエンザに罹っている事はわかりますが、インフルエンザではない事は検査では分からないわけで、最初の検査では分からなくても、翌日に改めて検査をしたらインフルエンザでした、なんて事はザラにあるのと、同じなわけで、検査で陰性だからと言って、インフルエンザではないわけではないのです。

 今回の新型コロナウィルスも同様で、ウィルス検査を受けて陽性ならば、ウィルスの保菌者であるけれど、陰性であっても保菌者ではないと言えず、保菌者なんだけれど検査に引っかからないだけって事だってあるわけです。

 本来は、そういう事は報道するマスコミがきちんと伝えないといけないのだけれど、たぶんマスコミの人も分かっていないんだろうと思います。だって、マスコミで働く人って、たいてい私立大学出身の“純正文系”の人で、理系の素養なんて、ほぼほぼ皆無だもの。この手の事件ならば、医療系…とまではいかなくても、きちんと理系の人が取材して報道してくれるべきだと、私は思うんですよ。でないと、一般の庶民はきちんと理解出来ないもの。伝える側が理解していない事は、絶対に伝わらないものね。

Posted by すとん at 2020年02月23日 12:28
TBSラジオの番組でマスクについての著作がある教授が話をしていました。
下の方から実際の放送も聞くことができます。

https://www.tbsradio.jp/456771

参考になりましたら。
Posted by とも at 2020年02月23日 18:16
ともさん

 教授さん、しっかりマスク業界への気遣いもあるようですが、やっぱり言っている事は「マスクは予防には向いていない」って事で、私の理解とほぼ同じで安心しました。

 とは言え、これはまだまだ一般常識にはなっていないわけです。

 逆にマスクをしていないのに、人混みで、平気で咳やくしゃみをする人もいるわけです。今の御時世、それは良い印象を与えませんが、それがマスク不足のためにマスクをできないのなら、マスク不足を引き起こした政治の失敗と言えるでしょうね(ただし、過信してマスクをしない人もいるので、一概に政治のせいにはできませんが…)。

Posted by すとん at 2020年02月23日 20:08
検査の方法も「擦過」で検体を採取しますが、こするだけですから検体としては信憑性は低いです。
呼吸器という息の通るところを全部こすることは物理的にできません。

まして船内での検査方法は「口腔内」だけの擦過です。
一般的には「鼻腔」も行いますが、『鼻を刺激し、くしゃみをおこすことにより、ウイルスが拡散する可能性がある。狭い船内では危険である。』
との理由で口の中だけこすっていたそうです。

もうひとつ言わせてもらうと、今の自分がコロナに感染していないと証明することはできません。
2週間完全にコロナから遮断されたとして、2週間後に感染していないことを証明できても、今現在はシロということではありません。
その2週間の間に自分の免疫でウイルスを殺し、体内に存在していないこともありえるからです。

厳密にいうとマスクは自分がシロとはいえないので、拡散の防止にも効果があります。

このあたりの話しは、利権がからんでいるのかもしれません。
イロイロもやもやすることがあり、長文になってしまいました。
すみませんでした。
Posted by kumi at 2020年02月24日 12:10
kumiさん

>厳密にいうとマスクは自分がシロとはいえないので、拡散の防止にも効果があります。

 他者への気遣い…ですね。予防はできないって分かっていて、万が一、自分が保菌者の可能性が否定できないなら、そうしても良いと思います。自分を準保菌者と見なしてウィルス拡散を阻止するわけです。そういう気遣いは、社会で生きている以上、サラっとできる事は美徳の一つだと思います。

 それにしても、ウィルス検査って、あまり精度が高くなさそうで、陰性だからといって、全然安心できない類の検査なんですね。まあ、陽性であることを確定するための検査…であるって事です。

 あと、利権は…あれこれありそうですね。突き詰めていけば、誰もがモヤモヤしてしまう話になってしまうと思います。

Posted by すとん at 2020年02月24日 17:57
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