2020年03月16日

歌うためのカラダを作ろう

 声楽のレッスンに行ってきました。

 まずはハミング練習からです。今回は、声をギアチェンジさせずに歌う事に注意しました。

 キアチェンジ? そう、声のギアチェンジです。音程の上下に伴い、声の当て方とか口腔内の形とかを変えて、その音程の音を出しやすく変えていくことです。ギアチェンジをしていくと、音程の上下は楽だし、低い声はより太い声で、高い声はより細い声になっていくので、なんとなく歌声が充実したような感じがするわけです。ポピュラー歌手には、そういう歌い方をする人がたくさんいるわけだけれど、クラシック声楽では、これをあまり激しくやってはいけないのです。

 と言うのも、声をギアチェンジすると、音色も変わってしまうからです。高い音も低い音も、統一された音色で歌うのがクラシック声楽では求められるので、なるべくチェンジしない方が良いわけです。

 で、私の発声の癖として、歌い出しのところで声のギアチェンジをする癖があるのです。どういう事かというと、出だしの音と第2音の間で、無意識に声がチェンジするんですね。つまり、歌い始めの第一声は、結構無頓着に始めて、歌いだしてから真剣になるので、声が無意識に自然とギアチェンジしてしまうというわけです。ですから、最初から意識して発声し、声が勝手にギアチェンジしないように気をつけて歌うわけですが…無意識でやっている癖を止めるというのは、案外難しいものです。結構苦労しました。

 あれこれ試行錯誤した結果、腹圧を高くして、しっかり声を支えると、声のギアはチェンジしずらくなる事に気づきました。…結局、ここでも大切なのは“腹圧”のようです。

 さて、発声練習です。腹圧が弱いと声が落ちてしまいます。音程もフラットしがちです。以前、キング先生に声楽を習っていた時は、音程が常にぶら下がっていて、それが全然矯正されなかったわけですが、原因が分かれば簡単な話で、私は単純に腹圧が弱かった…それだけの話のようです。だから、しっかりと腹圧を高めて歌えば、声も音程も落ちないのです。それどころか、腹圧を高めて響きのボジションを高めて、ノドを脱力すれば、高い音もラクラク歌えるし、腹圧を高めるって、ほんと大切な事なんだなあと、改めて思うわけです。

 と言うわけで、とにかく大切なのは、腹筋を動かす事。腹圧を高める事。ただし、必要な時に「エイヤ」と高めてもダメで、必要となる前にすでに腹圧を高めておかないといけないのです。腹圧はオンタイムで高めるのでは遅いのです。常に先回りをシて準備をしておかないといけないのです。これを“発声の準備”というわけです。

 で、この準備を意識してやっているようでは、歌なんか歌えないわけで、それこそ無意識にやれていないとダメなんです。そういう意味では、常に必要となる少し前に腹筋を入れていけるカラダを作っていく事がとても大切なんです。そう、歌うためのカラダを作っていく。とても地味な作業だけれど、とても大切な事なんだと思います。

 頑張ろおっと。

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