2020年12月16日

どうせバカなんだから…

 声楽のレッスンの続きです。

 コンコーネです。最初は5番を階名で歌います。今回言われたのは、イタリア語の階名で歌うことです。つまり「ドレミファソラシド」ではなく“Do Re Mi Fa Sol La Si Do”です。特に気をつけないといけないのは、日本語とはかなり違う“Sol”と“Si”です。うっかりカタカナの“ソ”とか“シ”とか言ってはいけないのです。特に“シ”と“Si”は似ていても子音が違うわけで、子音の違いは影響大きいのです。

 日本語の“シ”の子音は息漏れ音が基本で流れる感じの子音ですが、イタリア語の“Si”の子音は息を貯めて圧縮してから摩擦させる子音ですから、違うんです。特に冒頭部の息を貯めるか貯めないかは大きく違い、歌う時は“Si”の息を貯めて圧縮する事を利用して響きを上に持っていけるので、是非是非イタリア語で歌う事が推奨されるわけです。

 階名唱の次は母音で歌います。“ア”で歌いました。

 “ア”と言っても、実は色々な種類の“ア”があります。明るい“ア”、暗い“ア”、開いた“ア”、閉じた“ア”、“オ”に近い“ア”、“エ”に近い“ア”。またそれらの中間的な性質を持った“ア”や複数の特徴を持った“ア”など、ほんと、同じ“ア”と言っても色々あるわけです。そこで、母音で歌う時は、音符毎に“ア”の発音を変えると歌いやすいと言われました。

 息の流れもそうだけれど、とにかく歌の時にダメなのは、留まる事であって、推奨されるのは動く事であり流れる事なのです。だから、息も声も常に流れ続け変化し続けていかないといけません。

 私はこの動き続けるというのが苦手です。どちらかと言えば、下腹に力を入れて腹筋を固めて歌う方が楽なのだけれど、これはノドを痛めやすいのでダメと言われています。とにかく、息も声もカラダも固めちゃダメなのです。

 いっそ歌っている時は、どこかカラダを動かしているくらいの方が良いようです。

 次は6番です。やはり最初は階名唱です。今度は真ん中のスイッチを意識して歌います。ロングトーンの時は、息をグルグル回しながら歌います。ほんと、大変。母音でも歌ったら、また5番に戻ります。

 苦手の低音をどう歌うか…です。色々な歌い方がありますが、大切な事は、音程が下がっても響きを落としてはいけない事です。それをどうやるかで…今までは低音になる時に、声を被せて閉じ気味にして歌っていましたが、これがどうにもやりづらいのです。で、音色は悪くなるけれど、今まではとは逆に、声が低くなる時に声を開けて歌ってみました。バカっぽい声になりますが、どちらかと言えば歌いやすい感じがします。

 格好良いけれど大変な閉じた声で低音を歌うべきか。バカっぽいけど楽に歌える声で低音を歌うべきか。ここは大いに悩むところですが、ひとまずバカでやってみようと思いました。どうせ、テノールなんてバカとしか思われていないのだから、バカっぽい声でも良しとしようと思いました。

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