2021年04月21日

毎回注意されている事ぐらいは、しっかりと身につけましょう

 声楽のレッスンの続きです。

 コンコーネのレッスンになりました。最初は5番を母音で歌いますが…まあ良しって感じです。次に6番を階名唱しました。

 5番はあれこれ注意深く歌っているのが分かるのだそうですが、6番は考えなしで歌っているように感じられるのだそうです。確かに、この程度の曲ならば、何も考えなくても歌えるのだけれど、今はレッスンなのだから、しっかりと考えて、カラダを使って、きちんとテクニックも使って歌って欲しいとの事です。ある意味、大げさに、オペラチックに歌って欲しいのだそうです。まあ、分かります。実際、考えなしで…ってか、自宅レッスンが決定的に不足したまま歌っているわけです。ごめんなさい。

 6番では半音記号がよく出ますが、半音を機械的に1/2音として歌ってはいけないのです。和音の中で気持ち良い音程を探して、♯音や♭音を歌わないといけません。方向性としては、♯音は気持ち高めに、♭音は気持ち低めに音程を取って歌うと良いのだそうです。

 さて、歌のレッスンです。メンデルスゾーン作曲の「Auf Flügeln des Gesanges/歌の翼に」を歌ってみました。私的には、明らかな練習不足で散々な出来になりました。先生的には(歌的にはまだまだだという前提のもと)ドイツ語がダメなら直してあげようと思ったらしいのですが、なんとも中途半端な感じだったそうです。ひとまず「もっと家で練習してきてね」って感じになりましたので、もう少し自宅で歌いこんでくるつもりです。 次は、メンデルスゾーン作曲「エリア」の39番「Dann werden die Gerechten leuchten/その時正しい者は」です。ドイツ語の語尾の子音を大切に、もっと大げさに歌いましょう。また、母音をもっと長くレガートに歌ってください、との事です。

 あと、高めの音を歌う時は、歌の前後を見失って、声を伸ばす癖はダメですとも言われました。…でもね、テノールだもの。仕方ないじゃん。

 上昇音形ではもっと冷静になる事、下降音形ではもっと丁寧に歌う事。音程が下がっても、声を落とさないように。

 次は、メンデルスゾーン作曲「エリア」の3番「Zerreißet eure Herzen/汝らの衣ではなく」と4番「So ihr mich von ganzem Herzen suchet/心をつくして求めれば」です。

 子音の音程を正しくし、子音をきちんと利用する事。MだけでなくLなどの有声子音は、前打音のつもりでフライング気味に歌いだして、まず子音で音程を取るように歌うと良いそうです。

 付点のリズムはしっかりと明確に。前回も注意されたけれど、まだ付点のリズムがあやふやな歌い方をしている箇所があるようなので、注意しましょう。

 フレーズの出だしは必ず音を上から取り直して歌う事。息の支えもしっかりと入れ直して歌う事。毎回注意されていますが、それだけ大切だし、それだけ出来ていないという事なのです。

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2021年04月20日

自分の感覚と他人の感覚は違う

 声楽のレッスンに行ってきました。これはまだ3月中の話です。

 先生からの連絡で、発表会の一人あたりの持ち時間が、10分から12分に拡大された事が伝えられました。たかが2分ですが、されど2分です。

 私が今回歌う曲は、だいたい3分前後の短い曲が3曲の予定なので、今のところ9分間歌うつもりなのですが…持ち時間が12分となると、さらに3分、もう1曲イケるよねえ…って話になりました。今回、時間の都合もあって取りやめにした、妻との二重唱ができるよねえ…という話になりました。

 ううむ、二重唱か! 私的には出来なくもないのですが、妻の方の負担(彼女は今回、ムチャ長くて技巧的にも難しいアリアを歌う予定です)を考えると、ちょっと考えます。時間的にも3分前後で二重唱を歌うにはちょっと短め(つまり選択の幅が狭いのです)ですし、ソプラノの負担の少ない曲を選曲しないといけないかな? 妻からは「オペラの二重唱は無理だよね」と言われていますので、適当な曲を探して、先生と相談しないといけませんね。

 ハミング練習になりました。自分で良いと思える声と他人が良いと思う声は違う…というのを、久しぶりに体感しました。私自身は金属的で硬い声で「ちょっと嫌かも…」って感じの声が、先生に言わせると、声自身も声の通り道的にも良いらしいのです。で、自分で良いと思っている声では、ポジションが低かったり、声を飲み込んでいるようで、先生的にはダメなんだそうです。

 自分の感覚と他人の感覚が違うのは、厄介だね。とにかく、良いと言われた発声を癖付ける事が大切です。

 声の通り道は大切です。特にフレーズを歌っている最中に通り道を変えるのはダメです。

 発声練習です。腹筋の支えが大切です。声のギアがトップに入る前に、腹筋をスイッチを押す必要があります。その際、アゴは下アゴではなく上アゴを開けるように心がけます。アゴを上に開けていくと、声が上にすっぽ抜けそうな感じがしますが、実際にすっぽ抜けるわけではないので、安心してアゴを上に開けていきます。ふうむ。

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2021年03月18日

とどのつまりは「コロナ退散!」

 声楽のレッスンの続きの続きです。

 次は「エリア」の39番「Dann werden die Gerechten leuchten/その時正しい者は」を歌いました。この曲はリズムが跳ねます。付点八分音符と十六分音符の組み合わせがよく出てきますが、その時の短い方の十六分音符を大切に歌いましょうと言われました。十六分音符を短くしすぎて、その音の存在感が無くなるのはダメだし、十六分音符を長めにして、付点八分音符との差が感じられないのもダメです。ちょうど良い感じで跳ねているように歌わないといけません。私の場合、しっかり歌おうとすればするほど、十六分音符が長くなってしまうので、きちんと跳ねるように歌わないといけません。

 “Gerechten”“Leuchten”“Sonne”などを歌う時、語尾の“-ten”や“-ne”等をあまりはっきりとは歌わないようにしないといけません。つまりはアクセントの問題であって、軽く添えるように歌い、決して声で押してはいけません。単語の中の強弱は、歌の中であっても、しっかりと守る事が必要です。

 この曲にも高音A♭が出てきます(むしろ登場回数は4番よりも多いのです)が、こちらの曲ではA♭は4番ほど苦労がありません。その前で噛まずに、その前で力む事がなければ、まず歌えますので、決して気負わない事が大切です。

 この曲を歌うたびにY先生から「すとんさんはこの曲が好きでしょ?」と言われます。うむ、大好きです。と言うのも、この曲は歌っているだけで、幸せな気分になれるからです。たぶん、テノールなら皆が納得してくれるし、皆が大好きになれる曲だと思うのです。…まあ、それほど有名な曲ではないのですが(ゴホゴホ)。

 自然なメロディラインで、歌っていて無理なところはなく、メロディーの平均値はやや高めかもしれませんが、自然に歌える高さだし、ドイツ系の曲なのに、声をひけらかす箇所がしっかりあるし…。なかなかに好みの曲です。

 それほど大好きな曲だし、一応発表会に向けて準備している曲なのだけれど、もしも発表会で二重唱が歌えるようになったら…この曲と二重唱を差し替えにするのだろうと思うと、ちょっぴり残念です。二重唱を歌うのは好きだし、勉強になるので、積極的に取り組みたいのですが、この曲を発表会で歌えなくなるのは、ちょっぴり残念です。

 「だったら、この曲を発表会で歌えばいいじゃない?」 そうすると、今度は3番&4番と差し替えになります。3番&4番も決して嫌いな曲ではないし、知名度で言えば、3番&4番の方が39番よりも上だし、レパートリーに入れるなら3番&4番かなって思ってます。

 まあ、レッスンで学んでも、発表会に持っていかない曲なんて、たくさんあるのだから、そんなに気にする必要はないのだけれど、昨今は人前で歌える機会もコロナのおかげで減っているので、余計に寂しく感じるのかもしれません。

 結局、昨年は地元のクラシックコンサートは無くなってしまったし、一時期は素人向けの声楽コンクールに出場してやろうかという野望も、コンクール自体が無くなっているので潰えてしまいましたし、ほんと、歌は聞くのも歌うのも、機会が無くなってしまいました。それだからこそ、自分たちの発表会は大切にしたいと思うし、ちょっぴり気持ちが入り込んでしまうのかもしれませんね。

 とどのつまりは「コロナ退散!」

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2021年03月17日

ドイツ語は難しい…

 声楽のレッスンの続きです。まずはメンデルスゾーンの「エリア」の3番と4番です。 3番の「Zerreißet eure Herzen/汝らの衣ではなく」では、もっと流れるように歌いましょうと言われました。別に歌詞を噛んでいるわけでもなく、音程が間違っているわけではなく、ドイツ語も(今までよりは多少ながらも)しっかり歌っているのだけれど、この曲はレチタティーヴォなのだから、流れるようなレガートで歌うべきなのですが…どうもまだドイツ語を読むのに忙しくて、そういう音楽的な流れを作り出すには至っていません。もっと歌い込まなければいけませんね(溜息)。

 歌に出てくる“g”の発音は、いわゆる濁音なのだけれど、これをどうしても私は鼻濁音で読んでしまいがちです。と言うのも、“g”の発音って、日本語では文頭の“g”は濁音だけれど、文中の“g”は鼻濁音にするわけですが、ドイツ語では“g”は常に濁音なのです(だからドイツ語はゴツゴツした印象なんだろうなあ…)。そんな日本語の癖がドイツ語で歌う時にも出てしまうようで、私は“g”を(無意識に)鼻濁音で発音しているようです。ダメじゃん、ダメダメじゃん。でも、意識して文中の“g”を濁音で発声するのは……できないわけじゃないけれど、なんかとっても抵抗があるし、心理的なハードルを感じます。ううむ、私って、根っからの日本語話者なんだろうなあ(当然か!)。

 まあ、“g”を鼻濁音で発音してしまうのは、日本語訛りのドイツ語…って事になるのだろうけれど(例えしゃべれなくても)訛りの無い発音でドイツリートは歌うべきなんだろうなあって思うと、ちょっとは頑張らねばと思う私なのです。

 4番の「So ihr mich von ganzem Herzen suchet/心をつくして求めれば」はアリアです。A♭等の高音の直前にある低音をどう歌うべきか? 一つには直前の低音は捨ててしまって、次の高音に集中して発声するというやり方があります(よくキング先生がおっしゃっていました)。それはそれでアリなのだろうけれど、Y先生は直前の低音は、むしろしっかりと歌うべきだと教えてくれます。で、その直前の低音を踏み台して、そこからピョンと跳ねる感じで次の高音を歌いましょうって教えてくれます。

 この曲の、B♭〜A♭への7度の跳躍を歌う時を例に出せば、最初のB♭を捨てて、ほぼほぼ音程の無い声で歌って、A♭へ全力投球するのが前者のやり方で、最初のB♭をしっかり歌って、そこへ下がる力の反動を利用して、B♭を歌っている時に、声の響きをA♭まで持ち上げてからA♭を歌うのが後者のやり方です。低音を歌っているうちに、高音へ至るエネルギーを溜めて、そのエネルギーを一気に開放して高音へ向かうわけで…高く跳ねるためには、一度思いっきり沈む必要がある…って考えるわけです。

 最初から高みを目指して歌うのも、手前で一度沈み込んでから歌うにしても、どっちも難しいと言えば難しいのだけれど、今まで前者のやり方をして、さんざん撃沈してきたので、今は後者のやり方で高音にトライしています。少なくとも、A♭ぐらいまでなら、後者のやり方の方が安定しているような気がします。もっと高い音になれば、どうなるかは自分でも分かりませんが…。

 ドイツ語は子音が多い言語なのだけれど、その子音の数に負けない事も大切です。例えば“spricht”は[“s+p+r”+“i”+“ch+t”]なのですよ。たった一つの母音に、前3つ、後ろ2つの子音がくっついているわけで、たった1音節なのに5つも子音を発音しないといけないわけで…そんなの、日本語にもイタリア語にもありゃーしねーぜ、って話ですよ。はあ、ドイツ語では子音を丸めて発音するのは厳禁なので、これらの子音一つ一つを明確にはっきりとしゃべって歌わないといけないわけです。

 ドイツ語って、ちょっぴり意地悪な言語なのではないかと、最近は思うようになりました(涙)。

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2021年03月16日

今年は布マスクなので、多少は調子が良いみたいです

 声楽のレッスンに行ってきました。

 まずは、ハミング練習からです。感覚的に鼻腔の奥を広げて、そこに息を一度通してから声を前に回して出します。いわゆる「息を一度後ろに回してから前に出す」ってヤツです。これをやると、声に深みが出ます。

 発声練習です。E♭までは絶対に声を曲げない事。Eになれば少しは声を曲げても良いけれど、それでもなるべくなら曲げないで歌いましょう。できればFまでは声を曲げずに歌えると…Aまで歌えるようになるので頑張る事。私は無意識だと、E♭あたりから声を曲げてしまうらしいです。意識していれば、少なくともFまでは声を曲げずに歌えますが、絶対音感が無くて、今自分がどの高さの音程で歌っているのかが分からないために、Fまで声を曲げない…ってのができません。で、何も考えずに発声していると、E♭あたりから声を曲げてしまうようです。ダメですね。そんなに早く声を曲げてしまうと、高音発声が大変になるので、なるべく声を曲げないように歌う事が大切らしいです。

 いつも目の前にチューナーがあって、今自分がどの音程の音を出しているのかが分かると便利なのにね。さらに言えば、その音がどれくらいピッチが正しいのかも分かると、ほんと便利なんだけれどなあ…。絶対音感を持っている人は、これが分かるんだろうから、実にうらやましいです。

 実際の発声練習では、フレーズの出だしの音は(たいてい低めの音ですが)この時点ですでに声の響きだけは高めに置くようにして歌わないといけません。さらに上昇音形の時は、声を上向きに飛ばしていくつもりで歌っていきます。それくらい腹圧で息を支えていく事って大切なんですね。

 春と言えば花粉症です。私も結構重篤な花粉症患者です。ひとまず薬で症状を抑えていますが、それでもノドは腫れているし、涙は流れっぱなしです。幸いな事に、鼻水の症状は無いわけではないけれど、さほど悩まされていません。今年は、ノドと目に来てます。ほんと大変です。

 まあ、花粉が目にやってきて、涙が流れっぱなしでも、楽譜が見えないだけで、歌うには支障ありません。しかし、花粉症でノドが腫れている時は、かなり厳しいです。私の場合、ほんとノドが腫れ上がってしまい、ひどい時は、気道に何かが詰まってしまったのではないかと錯覚するほどに腫れます。一度その症状が出ると、息は苦しいし、咳は止まらないし、ノドは咳で痛くて仕方ありません。

 肝心なのは花粉を吸い込まないようにする事です。まあ、原則的にマスク着用ですが、マスクだけで完全に花粉をシャットアウトできるわけもありませんので、この時期はいつもノドが多少なりとも腫れています。ですから、無理に声は出さないように気をつけています。歌う時に、声を鳴らしたり、声を押したりするのは厳禁です。声が出づらい時ほど、しっかりと腹圧で息を支えて、ノドに負担を掛けないように発声するのが大切です。

 歌い始めは、声が小さかったり、響きが弱かったり、高い音低い音が出づらくても、無理はしない事です。小さな声でも少しずつ息を通して歌っているうちに、やがてノドが温まってきます。そうすれば、多少ノドが腫れていても、声が出るようになるものです。そこを焦ってしまうと声を壊してしまう原因になりかねないので、注意深くしないといけません。

 ちなみに私、マスクは、昨年までは使い捨て不織布マスクを使い、今年は布マスク(洗濯可)を使っています。今年は昨年よりも花粉が多く飛んでいるそうですが、昨年よりはノドの状況が良いです。私の場合、不織布マスクよりも布マスクの方が顔にピッタリとフィットする感覚がありますので、花粉もよりシャットアウトしてくれていそうです。ビバ! 布マスク!

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2021年03月03日

人が感じる音程って、機械で測定できる音程とは違うのです

 声楽のレッスンの続きの続きです。

 コンコーネの7番です。階名唱です。半音の音程の幅を広めにとって歌うように…つまり、半音を強調して歌うように言われました。“F-F♯-G”というメロディーで、“F-F♯”の音程幅を広めに取り“F♯-G”の音程幅も広めに取るのです。広めと広めを重ねたのだから、最初と最後の“F-G”の音程幅は、めっちゃ広くなりそうですが、実はそうではないというのが、音程の不思議な話です。“広め”+“広め”→“普通”となります。

 つまり、人が感じる音程って、機械で測定できる音程とは違うのです。機械で測定できる音程は、基音の部分の音程であって、人が感じる音程と言うのは基音+響きの音程なのです。つまり「半音の音程を広め」に取るというのは「半音先の音程の響きをうんと高くする」という事であって、基音部分の音程は、あくまでも正しく半音なのです。なので“広め”+“広め”→“普通”が成り立つわけです。

 器楽の世界じゃ、ありえない話だよね(笑)。

 歌の世界には、正しい音程の中にも様々な音程があるわけです。音程幅の狭い音もあれば、音程幅の広い音もあるわけです。それは倍音構成の違いであり、響きの高さの違いなのです。歌で使う音程は、なるべく音程幅の広い音を使うべきであって、それは同時に響きの高い音を使っていく事になるわけです。

 リズムは(コンコーネですから)正しく歌いましょう。細かいリズムが多いですが、リズムを溜めたり流したりせずに、オンタイムで歌いましょう。クラシック音楽であってもビート感は大切です。

 さて、曲の練習です。まずは、メンデルスゾーン作曲「エリア」の3番「Zerreißet eure Herzen/汝らの衣ではなく」です。

 とにかく、急がない事。楽譜通りに忠実に歌おうとすると、細かい音符も多くて、ついつい早めのテンポになりがちだけれど、あくまでも音価は相対的なものであって、急いで歌っては忙しないだけです。たっぷりと余裕を持って、じっくりと歌いましょう。なにしろ、オラトリオですからね。歌っているのは、オバデヤという預言者であり、神の使いですから、貫禄を持って歌わないといけません。とにかく、指揮者が指揮を振りやすく感じるように歌うのがベストです。

 この3番&4番は、歌手にとってお休みが無い曲なので、歌いながら休んでいく事が大切だし、3番は歌い方によっては、自然に休みを入れながら歌えるので、急いで歌っては自分が損するだけなのです。

 あと、レチタティーヴォですから、自然にしゃべるように歌えるのが良いのです。

 4番「So ihr mich von ganzem Herzen suchet/心をつくして求めれば」です。白玉音符は音程を変えずに、響きだけを上げ続けて歌うのが吉です。音を止めない、固めないのです。

 歌手はヴォーカル譜を見て歌いがちだけれど、歌う時は、ピアノ譜(オーケストラ譜)を横目で見ながら歌うことも大切です。特に、ヴォーカル譜には書かれていない表現記号がピアノ譜にだけ書かれている事もあります。そんな表現記号を大切にして歌いましょう。

 最高音A♭は、その前の1オクターブ近く低いB♭から、十分に声に反動をつけて、鉄棒であふる感覚で、ピョンと登っていけたら美しいです。

 しっかり歌っていたら、時間切れで39番は歌えませんでした。ちょっと残念。

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2021年03月02日

腹圧と響きの高さが、目下の私の課題だな

 声楽のレッスンの続きです

 まずはハミング練習から。とにかく響きを高くします。響きを高くするためには、歌うポジションを高くすると同時に、しっかりと息を支えて息を吐き続ける事が必要です。高声歌手はたくさん息を吐かないといけないのです。フルートだって、低音域よりも高音域の方が息をたくさん使います。きっとアレと同じなんだと思います。

 響きが高めなのは大切な事です。同じ音程でも響きが高い声の方を人は好みます。響きが低い声は、たとえ機械的な音程が正しくても、人の耳には♭しているように聞こえるし、下手くそに聞こえます。音痴と呼ばれる人って、たいてい、声の響きが低いんだよね。

 私のように響きが足りなくて♭しているように聞こえる声は、腹筋が弱くて、しっかり息が支えられていない事が多いようです。反省。

 ちなみに、声がうわずってしまう人も、声がしっかりと支えられていない事が多いようです。ただし、弱いのは腹筋と言うよりも背筋ですね。背筋が萎縮して動かなくなると、声がすっぽ抜けて、うわずるようです。まあ、私には経験がないので、よく分かりません(笑)。

 発声練習です。とにかく全身を使って、しっかり歌う事。無駄な力は力みにつながるので不要だけれど、必要な筋肉はしっかりと動かして歌う事。私の場合は、腹筋をしっかり動かす事が大切です。

 上行音形は音程が上がるたびにしっかりと腹筋を入れていきます。下降音形は出だしの音のポジションと腹圧をキープしたまま、音程は下がっても、しっかり声を支えて歌っていきます。

 とにかく、楽をしない。肉体的な辛さに耐える。ノドだけで音程を作らない。腹筋を常に意識する。腹圧高めに歌い続ける。…ううむ、大変だ。

 さて、コンコーネ6番です。母音唱法です。響きを意識して、高め高めにキープしながら歌います。ブレスをすると、あれこれリセットして響きが低くなりがちですが、むしろブレスをした時に、隣の高めの響きの車線に入るつもりで歌っていきます。ブレスをするたびに、ポジションを高く取り直していくのです。

 腹圧と響きの高さが、目下の私の課題だな。

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2021年03月01日

ひとまず「歌の翼に」です

 声楽のレッスンに行ってきました。まずは発表会の曲決めです。

 まだコロナ禍の状況がどうにかなるか分からないので、とりあえず二重唱はペンディングで「歌曲、アリア、アリア」の組み合わせで、発表会に臨む事にしました。で、アリアに関しては、今学んでいる、メンデルスゾーンの「エリア」のテノールアリアを2曲歌う事にしました。

 で、問題は歌曲を何にするべきか…ですね。

 アリアが2曲ともメンデルスゾーンなので、歌曲もいっそ、メンデルスゾーンにしてしまおう。メンデルスゾーンの歌曲と言えば…「歌の翼に」ですから、それにしてしまおう…と考えて、先生に提案しました。

 「『歌の翼に』? あれは最後にノドが締まるんだよ…」と言って、難色を示されました。なので、私は原調のオリジナルの楽譜を先生に見せたところ「この譜面なら大丈夫かな? むしろ、テノールには歌いやすい楽譜ですね」との事です。なんでも、この曲はソプラノが歌う事が多く(確かにその通りです)、その際は、高く移調した楽譜を使う事も多く(音域がE♭〜F。ソプラノが歌うには全体の音程が低めなんですよ)、さらに曲の最後にバリエーションを加える事も多く(メロディーが素朴なんです)、それらのために“最後はノドが締まる”事になるようです。

 歌曲は、自分のノドに合わせて、好きに移調して歌うものだし、伝統的なバリエーションがあるなら、それを歌う事にやぶさかではないけれど、私はたとえ歌曲であっても(可能であるなら作曲家が作曲した)原調で歌いたいと考えているし、バリエーションはあくまでもバリエーションであって、自分が歌えるなら歌えばいいけれど、難しいなら無理に歌う必要もないと考えています。そこはオペラアリアとは違うかな?って思ってます。

 なので、メンデルスゾーン作曲の「Auf Flügeln des Gesanges/歌の翼に」は、メンデルスゾーンが作曲したままの姿で歌いたいと思います。知らない人はいないと思うけれど、音源を貼っておきます。
 この曲はソプラノが歌う事が多いけれど、歌詞の主人公は男性なんだよね。音域的にも男声向けだし、このように男声で歌う方が曲本来の味が出るんだろうなあって思います。で、歌っている人ですが…ブレンダン・キーフ・オさん。オさんは黄さんなんだろうと思うと、中国系のテノールさんなんだろうと思うけれど、よく知りません。知らないけれど、良い歌唱なので参考音源としてアップしておきます。

 あとはやっぱり二重唱が歌いたいかな? でもこれはコロナ次第なので、今しばらく様子見です。もし可能になれば、歌います。

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2021年02月25日

リエゾンしてはいけません

 声楽のレッスンの続きの続きです。

 曲の練習に入りました。

 まずは、メンデルスゾーン作曲の「エリア」、3番「Zerreißet eure Herzen/汝らの衣ではなく」と4番「So ihr mich von ganzem Herzen suchet/心をつくして求めれば」です。

 発表会に持っていくかもしれない…というので、ちょっとレッスンが厳しく(?)なりました。今まで許されていた“雰囲気ドイツ語”を注意されるようになりました。きちんとドイツ語として発音しましょうってわけです。

 私の“雰囲気ドイツ語”は、もちろん読み間違いとか、舌が回らずにごまかすとか、色々あるのですが、一番ダメなのが、あっちこっちでリエゾンしてしまう事と、母音が日本語っぽい事です。

 リエゾンしてしまうのは英語の癖ですね。別に英語が得意とは言わないけれど、苦手ではないし、アルファベットを見ると、ついつい英語式に発音してしまいがちなので、ドイツ語であっても、どうにもあっちこっちでリエゾンしてしまいます。

 でも、ドイツ語って、リエゾンしない言語なんですよね。だから、割とスペル通りに発音するわけで(日本語も江戸弁以外は基本的にリエゾンしない言語なので)一般的には日本人と親和性が高いのですが、私は(江戸弁話者だし、その上)英語に引きづられて、無意識であっちこっちでリエゾンしまくって発音してしまうのです。ダメじゃん。

 なので、意図的にリエゾンしないように発音するのですが…リエゾンしないと、本当に発音しにくい…と感じる私がここにいます。

 母音が日本語っぽいってのは、頭の中でドイツ語をカタカナに変換しながら歌っているからだろうと思います。ドイツ語には母音が8個あるけれど、日本語には5個しかないから、日本語脳では処理しきれない音があるんだよなあ…とぼやいてみます。

 とにかく“雰囲気ドイツ語”から脱却するためには、丁寧に歌詞を読み込んでいくしかありません。頑張りましょう。

 上昇音形の時に顕著ですが、歌いながら響きを上げていくようにしましょう。

 ドイツ語の子音の処理を素早く行う事。そこをモタモタしていると、歌がぶつ切れになってしまうので、きちんと息を流しながら、パキパキと子音を処理していく。とにかく、滑舌良くドイツ語を歌わないと、発表会にはあげられません。

 最後に残った時間で、39番「Dann werden die Gerechten leuchten/その時正しい者は」を試しに歌ってみました。まあ、いい感じです。絶対的に歌い込みが足りてませんが、そこをクリアすれば、なんとか発表会に持っていけそうです。

 先生曰く「すとんさん、この曲、好きでしょう。声がいい感じで出ていますよ」との事です。バレてるなあ…。

 ひとまず、コロナの様子見ですが、発表会は、このメンデルスゾーンの「エリア」で行けるように準備を進めたいと思います。

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2021年02月24日

三密ならぬ三怖だね

声楽のレッスンの続きです。

 ハミング練習は、いい感じでした。声の立ち上がりがふらつき気味なのは、しっかり息を腹筋で支えていないからです。最初っから、しっかりと息で支えましょう。

 発声練習で注意された事は、声をまっすぐ前に出してはいけないという事です。必ず、一度声を後ろに回してから前に出しましょうという事です。そうする事で、声に立体感が生じます。

 さてコンコーネの6番です。まずは母音唱法です。歌いながら(特に白玉音符)響きを上げる練習をしました。音程は替えずに響きだけを高くするのです。今までも何となくはやっていました。それを能動的に意思的に行いましょうって話です。

 やり方は、声を出しながら、軟口蓋を上にクイっと上げるだけです。字で書くと簡単ですが、軟口蓋なんてろくに神経が通っていないので、クイと上げるだけでも結構大変です。とにかく、クイって上げるのです。

 クイっと上げるためには、最初っから軟口蓋が上がっていてはいけません。歌い始めはあくまでもニュートラルで、歌い始めてから軟口蓋をクイって上げます。上げる高さは、次の音符の音程の響きまでです。で、次の音に入ったら、一度軟口蓋はリセットしてニュートラルに戻します。そこからまた次の音に向けて軟口蓋をクイって上げるわけです。

 うむ、忙しいです。でも、それをやらないといけません。

 無論、軟口蓋をクイっと上げると、その瞬間に声がふらつきますので、しっかりと息で声を支えないといけません。そのためには腹筋がグイっと動かないといけません。

 それにしても、ちょっとノドがヒリヒリします。忙しくて自宅練習もままならないため、全体的な歌い込みの量が激減しているので、少しノドが弱くなっているかもしれません。筋肉なんて、使わないとすぐに劣化するからねえ。もちろん、花粉症は関係するでしょう。ほんと、煩わしい。

 そう言えば先日、まだそんなにたくさん花粉は飛んでいなかった頃、朝の通勤の時にマスクをしていたら、ちょっと息苦しかった(私は喘息患者でもあります)ので、マスクを外して歩きました。「まだ花粉なんて、ほんのちょっと」と見くびっていたのがいけなかったのでしょうね。10分ほど歩いてから、急にノドにモノが詰まったような感覚がし、咳が止まらなくりました。その時は「ヤバイ」としか思わなかったのだけれど、あれは花粉症でノドが腫れて、それで異物感を感じていたのだと思います。花粉症、なめたらあかん。

 その時は、ひとまずマスクをして、しばらく休憩していたら収まりました。コロナも怖いし、花粉症も怖いし、喘息も怖い。ああ、三密ならぬ三怖だね。

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